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Jane Birkin 来日公演!

先日、Rimbeuさんのブログ で知ったのですが、ジェーン・バーキンが今年の11月に、東京・大阪・福岡でコンサートをすることが決定しているそうです。
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Jane Birkin 『JAPAN TOUR 2007』

2004年2月より3年半ぶりの来日公演ということですが、自分にとっては2000年の仙台会場以来、ほぼ7年ぶりのコンサートなのです。(あれから、すでに7年も経ってしまったのか...)
7年前、「あのジェーンが来日する。しかも仙台にも来る」とわかった時は、そりゃあ、モウモウモウモウモウモウモウモウ牛になるぐらい舞い上がって、チケット手配に走りました。(大袈裟な)
職場の同僚に「ジェーン・バーキンを観に行く」と言ったら、「わぁ、私も大好き!でもね、正直言って、あまりキレイじゃないと思うわよ。歌は素敵だと思うけど。若い頃はあんなにお洒落で可愛かったのに、今は自然体もあそこまで行っちゃうとね...。」
確かに、自分もそれは否定できないと思ってました。
ジェーンは何度も来日していて、いつだったか筑紫哲也さんの番組に出演していた時も、痩せ過ぎの体に大きすぎるTシャツとアーミー系のパンツ。ほとんどノーメイクで髪はボサボサという出で立ちだったのが、かなり衝撃的でした。
そのスタジオで「無造作紳士」まで歌ってくれましたが、「女優さんなんだからさ、テレビ出てるんだからさ、もうちょっと小綺麗にしてくれればいいのに。本来は素敵な人なのに」と密かに思ってしまいました。
Jane Birkin 来日公演!_b0069502_105517.jpg
これはスタイリッシュだった頃のジェーン。
当時のパートナーだったゲンズブールと。この二人の存在そのものがお騒がせでスノッブだった頃のことですね
それでも、自分にとってジェーンはミレーヌ・ファルメールと並んで「死ぬまでに会ってみたい人物」だったので、やはり彼女をどうしても一目見たいと思い、仙台まで出かけて行きました。

仙台市民会館は、こぢんまりとした会場で、自分は前から7列目でした。客席は6割か7割くらいしか埋まっていないのが意外で、ジェーンが可哀想だと思いましたが、彼女のステージは素晴らしかったです。
ミレーヌのようにいかにも金がかかってそうな、懲りに凝った登場シーンではなく、一般人のように舞台の袖から、普通に出てきたジェーン。

うおおおおおおおおおおっ、

ジェーン、すすうすううううごい、

かわいいいいいいいいいいいっ


これは、ホント我が目を疑いました。
雑誌でよく見かける老け顔ショット(失礼)や、筑紫さんの番組に出演していた時のやつれた印象とは全くかけ離れたジェーン。(またもや失礼)
服装は予想通り、何度も洗濯を重ねて薄くなったようなタンクトップに、ダボダボのアーミー・パンツという自宅でくつろぐようなスタイル。簡単に束ねた髪と、およそ人前でコンサートをするような格好とは言えないような感じだったのですが、それでも十分過ぎるくらいジェーンは可愛い。
その場でいるだけで、目と心を奪われるような華というか、あの歯茎を剥き出してニイッと笑う笑顔を見ただけで、脚の力ががくっと抜けちゃうほど威力があるんですよ。髪の美しさというか質感が離れた場所からもわかるんですね。量が多くて艶があって、触りたいと思わせる髪でした。
この人、写真映りが良くないんだなと思いました。(重ね重ね失礼)
レンズを通して見るより、生の彼女は数倍魅力的なんですから!あらゆる映画作家や写真家が彼女にインスピレーションを感じ、こぞって撮りたがる理由がわかりました。
芸能界ではすでに当たり前になっているアンチエイジング施術も、ジェーンは「不自然だから」と拒否し続けている数少ない女優さんなのだそうです。
もう、1秒たりとも目を離さないゾ!という気迫で、目を皿のようにして、ずっとジェーンを凝視してました。これは傍目にはかなり怖かったかも。
アンコールの時は、舞台まで走って行って、彼女と握手。「もう、この右手は一生洗わないぞぉ〜」と心に誓いました。
あれから7年...。未だにその時の誓いは破っていません。(ウソウソ)

あれから、ジェーンは再来日してくれたのですが、何故かその仙台コンサート以来、観に行っていませんでした。しかし、今回は見送らないで行こうと思います。
Bunkamuraオーチャード・ホールのチケット発売は7月14日からなのですが、チケットぴあでは6月9日から独占先行発売が始まります。
しかも、それに先駆けて、プレリザーブ受付が昨日の18時から始まっており、自分はそれに応募してみました。これは抽選なのですが、これに当たるとかなりいい席が取れるそうです。
どーか当選できますように!

チケットぴあ
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画像元 JANE BIRKIN LE SITE OFFICIEL
Commented by Rimbeau at 2007-06-08 18:00 x
そういえば、marikzioさんはバーキンをどのように
おしりになったのでしょう。
ありゃま、”おしり”ですって♪ (/▽\)きゃー♪

バーキンはやはり派手に飾らない方がステキなお方だと思います。
誰かさんとか誰かさんのようにお顔をハンド・パワーでメンテしないところは素晴らしいと思います。
わたしもアンチ・メンテ派なので。

シワがあっても、派手な衣装を着ていなくても
内側からキラキラしてて笑顔がカワイイ、それが人気の秘密なのでしょうね。

でもミレーヌ様がシワシワになるのはイヤだわん。
プリュ~ グホォンディ~♪の中だけにしていただきたい。。。
Commented by かるろす まこう at 2007-06-08 23:42 x
そうなのですよ。ミレーヌとJ・バーキンも好きだったのです。
昔、雑誌‘ロードショー’に載った豹のような御顔と肢体に一目惚れしてしまいました。
ドラマに曲が使われて、あの頃、にわかファンが増殖して迷惑でした。
あの人達は今でもジェーンが好きなのでしょうか?
来ると言われてもちょっと気乗りしない状態です。
あっちなみにですねmarikzioさん、私はケイト様のファンでもあります。
去年の秋は、うれしい悲鳴だったですよね(笑)。

Commented by yuna at 2007-06-09 10:56 x
私が愛するジェーン♪
私もジェーンは憧れの女性の一人であります。
自ら、整形を施すのが嫌いなんだとか。美しく年齢を重ねていきたい、とコメントしていたことがありました。こんなポリシーを持っているジェーンに尊敬したりもします。
セルジュと離婚後も親友同士として付き合っていたみたいですしね。
Commented by marikzio at 2007-06-10 19:39
>「今夜はエンジェル」のRimbeauさん。
この瞬間にジェーンの存在を知った、というような記憶はないのですが、エル・ジャポンなどのおフランスな雑誌を立ち読みしているうちに、「フランスにはこんな女優さんがいるんだ」と徐々に認識して行ったのだと思います。女子大生時代のことですね。
図書館のCD視聴コーナーで、"ジェーン・バーキン・ベスト"というのを見つけて、その1曲目が"ジュテーム・モワ・ノン・プリュ"で完全にノックアウトされました。この異色カップルの紡ぎ出す世界に全身鳥肌が立ったというか。
彼女の生き様そのものがドラマチックで憧れたんですね。とても真似はできませんが。
あと、彼女が「少年体型」というところも親しみが持てて余計好きだったかも。ジェーンの女性ファンが日本人に多いのも、彼女がグラマラスじゃないところに親近感がわくからだと私は思います。

しかし彼女、フレンチ系とくくられてますが、イギリス人なんですよね。
Commented by marikzio at 2007-06-10 19:45
かるろす まこうさん
ミレーヌ、ジェーン、そしてケイト・ブッシュがお好きだったんですね。
どれも自分が大学生の時に知って、夢中になった人たちです。みんな、女性独特の感性を表現するのが上手な人たちですね。
当時の自分は男性よりも女性シンガーをやたら聴いていた時期だったので、彼女たちは自分が求めていたものにピタッとはまりました。
Commented by marikzio at 2007-06-10 19:52
>yunaさん
お、ここにもジェーン崇拝者が!
セルジュと出会ったばかりの彼女は、細身の可愛い子ちゃんで、彼のオブジェというか、お飾り人形的な存在だと言われることが多かったのに、自立したかっこいい女性へと成長して行きましたよね。19歳で母国イギリスからフランスに渡った当時も、すでに離婚して娘もいる、という大人の女性ではあったのですが。
彼女の娘たちもみんな素敵な女性で、つくづくジェーンの持つDNAは凄いんだな、と思います。
by marikzio | 2007-06-08 10:05 | French Music | Comments(6)

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