elfy "Lisa sans etoire"
渋谷の M...in Franceさん で「Mylene Farmer好きにウケのいい音楽」ということで Najuoa Belyzel と一緒にお勧めしてもらった1枚。購入してから、すでに2ヶ月近くたってしまったのですが、ここで紹介したいと思います。

elfy
"Lisa sans son etoire"
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特に目的の物があった、というわけでもないけれど、東京に行った時に何となく足が向いたM...in France。前回は見当違いの方向に行ってしまい、時間を大幅にロスしてしまったので、今度はあんな失敗はするまい、と心に誓ってJR渋谷駅で降りました。
「線路沿いの道をめざす」という前回の教訓を活かして、今回はほとんど迷わずに到着!

私が来店した時、客は自分一人。
「アレを探そう」とか決めてきたわけではないので、棚にある商品をぶらぶら眺めていました。ミレーヌ出演の映画「Giorgino」のDVD(たぶん中古)を見つけましたが、1万2千円くらいだったので、慌てて棚に戻してしまいました。
「何をお探しですか?」と店長の吉原さんに聞かれ、「あっ、いえ、あの...、なんか良さそうな感じのを探してるところです。」としどろもどろに答えました。
大手のレコードショップなら、これといった目的もなくフロアをブラブラして、そのうち自分の好みに合いそうなジャケットのCDを引っ張り出す、という行動も気楽にできるんですが、マンションの1室を借りた小じんまりとした場所で、お店の人と二人きりとなると「はっ、早く何か見つけなきゃ。」なんて、妙に焦ってしまいます。
「う〜ん、貴方がどういう物を聴くのかがわかれば、こちらもおすすめできるんですけどね。」
"どういうモノを聴くか"
これが咄嗟に口をついて出て来ないんですよねぇ。私はこのブログでもいろんなフレンチ・アーティストのことを取り上げていますが、いざ「何を聴くの?」と聴かれると、パッとひらめきません。その時の気分にもよるしねえ。
結局、自分はこう答えていました。「う〜ん、Mylene Farmerですね。」
「あ〜!!」こりゃダメだ、とでも言うように野太い声を上げる吉原さん。「ミレーヌ・ファルメールが好きな人は、他に聴けるものなんてほとんどないんだよ。」
そ、そんな、馬鹿な...。ミレーヌに触れたことがきっかけで、フレンチ・ミュージックの扉を開いて行った人も結構いると思うんですけど。それとも、おフレンチ・ミュージック好きな人とミレーヌ聴く人はちょっと違うカテゴリーにある、と言いたいのでしょうか?確かに、ミレーヌのサウンドは日本にファンの多いフランソワーズ・アルディやジェーン・バーキンのソレとはかなり違います。

「う〜ん、強いてミレーヌ好きな人が好みそうなものと言えば、これかな?」と棚から取り出して見せてくれたのが、elfy、そしてNajoua Belyzelでした。
「ミレーヌよりちょっと軽めだけれど、あれに近い雰囲気がありますよ。これはね、廃盤になってしまったので、今やどこに行っても手に入らないんですよ。レコード会社と契約上のトラブルがあって、発売してからすぐに解消されてしまった、といういわくつきの作品です。」
「へぇ、視聴できますか?」
「もちろん」
「面白い音ですね。」
「そう、サウンド的には全く問題ない。」

CDジャケットを見ると、2002年にMusic Franceからリリースされています。公式サイトのアドレスも記載されていますが、現在は閉鎖。
ブックレットの中身はこんな感じです。↓
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MyleneやRobertのような重さはないものの、ややダークで幻想的なエレクトリック・ミュージック。歌唱はヴァネッサ・パラディの高くて甘ったるい声をちょっとクールにした感じといいましょうか。プロデュースはJAY ALANSKI。
全14曲収録からなる本作品はなかなかの力作です。音といい、写真の質といい、期待の新人扱いではなかったのでしょうか?
デビュー直後に破談になるなんて、「悲劇の人」としかいいようがありません。大スターとまでいかなくても、着実に固定層を掴んで行くような力量はあったと思います。

音楽界からほとんど抹消されてしまったような人なので、ネットで検索しても、画像もほとんどヒットしない状態なのですが、辛うじてamazon.frで視聴できます。
Lisa Dans son etoire
あと、M...in Franceさんで 1点だけ在庫があります。(2006.10.9現在)

amazon.frでは"Lisa Dans son Etoire"(リサは星の中に?)になってるんですね。文法的には、こっちの方がしっくりくるように思えるのですが。
"Lisa sans son Etoire"(星なしのリサ)って、どーいうこと?と思っていました。それとも、フランス語的にはどっちも成り立つんでしょうか???
フランス語に強い方、教えてくださいな。

吉原さんが「ミレーヌ・ファルメールを聴く人は他に聴くものが見つかりにくい」という理由は、「彼女のようなきれいな声をしている人はなかなかいないから」らしいです。
これまでにも、ミレーヌの世界を真似たような多くの新人が現れましたが、「似て非なるもの」に終ってしまうケースが多いため、結局、消えてしまうんですよね。
最近では、ミレーヌよりも先行して80年代に活動し、"ゴシック・ロリータ"と言われた アメリー・ラモン のベスト盤が発売されましたが、これについては別件で記事にしたいと思います。

elfyはミレーヌのバッタもん、というわけではなく、独自の音楽世界を持っていたので、どこかで音楽活動を続けているのではないか、という気がしています。
現在のelfyの活動状況について、どなたか知ってる方がいらっしゃいましたら、情報よろしくお願いします。<(_ _)>
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by marikzio | 2006-10-09 21:12 | French Music | Comments(4)
Commented by Rimbeau at 2006-10-10 21:20 x
実は~私ミレーヌを聞き始めてから、それまでゾッコンだった
バーキンやバルタン、アルディ、その他たくさんのお方と
疎遠になってしまった1人でございます。

だってミレーヌ様ったらあまりにもキラキラしすぎてて、、、、。

とはいえ、ダ王さんはよく聞いてますし、リオや上に挙げた方々も
ちょくちょく聞きます。

でも新規開拓は難しいのであります。。。
ミレーヌへの愛は重たすぎたようです。。。


Commented by marikzio at 2006-10-11 16:47
そうだったんですか!
一度ミレーヌを知ってしまうと、あそこまでのめり込めなくなってしまう、という意味で吉原さんの言い分は正しいのかも知れません。

そういえば、エレーヌ・セガラも新作出してたんですね!
でも、Bercy2006の概要がチラホラ出回り始めて、資金調達が大変になりそうなので、もうしばらく見合わせることにしよう...。
Commented by -N- at 2006-10-14 21:06 x
冷やかして帰るにはほんの少し勇気がいりますね。でもミレーヌ本など実際に見れるから嬉しいですし、限定版を入荷出来る力があるから有難いです。最近はもっぱら通販でお世話になってます。
で、言われてみれば確かにミレーヌ以外でよく聴くフレンチって限られてます。10名いないかも。エルフィー、自分も持ってます。真ん中辺の妙に明るい曲以外は結構好きです。
Commented by marikzio at 2006-10-15 19:42
-N-さんも、お持ちだったんですね!
私も中盤のあの曲は苦手です。ドゥリーミーなメロディーといいお子ちゃま達のコーラスといい、なんか陳腐なんですよね。

今度の限定盤コフレ、かなりお値段張りそうですよね。そして、自力では入手できなさそう。
自分は買うかどうかはわかりませんが、M...IN さんで入手できるといいですね。
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