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CHELSEA HOTEL りざべーしょん への道(その1)

過去の投稿で NYのHOTEL CHELSEA についての憧れを語った私。
古いアパート兼ホテルで作家やアーチストなど数多くの著名人が滞在したことで有名な伝説的存在の建物。
ネットで検索したら、渋谷に同名のライブハウスがあるんですね〜。チェルシー・ホテルにはセックス・ピストルズやピンクフロイドなど音楽関係の人が出入りしていた、というところからその名を頂いたのかも知れません。
他の方々のブログ等の記事によると、「あそこにいる人は頭のおかしい人が多い」と地元で言われていたり、「泊まりに来る客もヤバそうな奴ばっかり」なんて書かれていたりしてます。

しかし、アウトローなmarikzio。
ミッドタウンにある、いかにも団体ツアー客のためのホテルではなく、どーせならNYという混沌とした街を肌で感じ取れるような旅がしたくて、映画や小説で登場し、数々の逸話を持つ、あのホテルに身を置いてみたいと思っていました。
しかし、よく利用する Expedia.com に、チェルシー・ホテルは登録されてないし、国際電話で予約をとるほど英語力が堪能ではないし、現地で直接フロントで空き部屋の問い合わせをするほど無鉄砲にもなれません。(だって、満室です、って言われたら、空き部屋を求めてマンハッタンを彷徨い歩くことになっちゃいます)
しかし、この間の記事にも書いたように、 チェルシー・ホテルのHP を発見!!!
予約受付のページもあって、これで長年の夢が叶う、とばかりにリクエスト・フォームに名前とメールアドレス、住所に宿泊予定日等を記入して送信!
『48時間後にこちらから連絡なければ、Callしてください』なんて但し書きがあったけれど、電話なんてできないから、その時は諦めなくちゃなりません。どーか、CHELSEAメールが来ますように...!

2日後、info@hotelchelsea.comという差出人で英語メールが来ました。あ〜、良かったぁ、ちゃんと届いてた。
メールの内容には私の名前、電話番号、メールアドレス、そして滞在希望日時が記述されていました。そして、お部屋の料金も。
...しかし、それに続く文面では「これでReservationが成立したわけではありません。あなたのクレジットカード番号が必要となりますので、電話かFAXで連絡お願いいたします。尚、メールでのコンタクトは受付いたしません。」
ぬぁにい~~~、結局電話しなくちゃいけないの?FAXなんて持ってないよー。
職場にFAXはあるけど、私用で、しかも国際電話なんてマズいでしょ。ひょっとしたら、コンビニなんかでFAXサービスあるかも知れないけど、自分のカード番号のデータがその機器に残ることになってしまうので、やはり怖くて利用できない。

でもでもでもでもでもっ!やっぱり、ここまで来て、あきらめたくない、あきらめたくないっ。
要は電話口で、送信されてきたリクエスト・リファレンス・ナンバーを告げ、自分のカード番号を伝えられれば商談成立なわけです。
「これも修業じゃっ!!!」(←何の?)と言うことで、私は国際電話に挑戦して見ることにしました。

だけど、one night 225$+税金だよっ!日本円にして2万5、6千円はかかる。全日程宿泊することなんてできないよぅ。Expediaでもっと手頃な宿を探して、チェルシー滞在は2泊だけにしよう。
リクエストを見送る場合は何も連絡しないでOKだそうなので、1週間放置し、2泊分だけで再リクエストしてみました。

次の日の次の日、再び info@hotelchelsea.comからメールが。
よしっ、今度はCallしてみよう。
夕方の6時、メールをプリントアウトした紙とクレジット・カードを準備して、固定電話の前に正座しました。国際電話は初めてじゃないけど、滅多にかけることはないので、インターネットで国際電話のかけ方を確認して、いざ出陣。
電話のスピーカーから呼び出し音が鳴ってるのに、なかなか電話に出てくれません。

「chelsea hotel」

ついに相手につながった。受付にしては控えめで素っ気無い声です。さあ、ここから英語でしゃべらナイト。
ドキドキのドキ!!!

「ま、marikzio...。りざべーしょん、ぷりーず...」

突然、ガチャ、と音がして、予約受付係に切り替えられました。

「Hi...」

「ぐっ、ぐっもーにん。marikzio、あい・うぉんと・りざべーしょん...」

「.....。」

相手は沈黙しているようです。えっ、何で。私の発音、マズ過ぎて通じないのかな?

「りっ、りざべーしょん、ぷりーず」

「あのさ〜、8時以降に電話してくれないかな」
と、言うようなことをおっしゃる受付のおじさん。

「へっ...?」

「今さぁ、夜中の3時なんだよね。」

「Oh,sorry.OK!」
慌てて電話を切るワタクシ。真夜中だってのに、『ぐっ・もーにん♪』なんて言ってしまったわ。こりゃ〜、失礼いたしました。

そりゃあ〜、さぁ。私だって、時差の事がアタマになかったわけじゃないんですよ。でもホテルのコンシェルジュって24時間待機してるもんじゃないの?そりゃあ、日本のホテルに真夜中に電話したことはないけど、旅行客って、外国人も多いんだから、24時間受付してくれるもんだと勝手に思ってました。
でも、ソレって自分にとって都合のいい解釈でしかなかったわけで、チェルシー側にとっては「こんな真夜中に電話して来て非常識な奴だ」となるわけです。
いやはや、これはフライングです。

ガイドブックに日本とNYの時間表みたいなのがあって、こちらの深夜12時くらいだと、向こうは午前10時くらいでちょうどいい時間帯になるみたいです。
と、言うわけで、就寝前にもう一度挑戦してみよう、と言うことになりました。

その2 へ続く
Commented by rimbeau at 2006-05-25 20:34 x
アメリカ時間って16時間くらい日本より遅いらしいので
日本人にとっては不都合かもしれませんね。

私も昔、アメリカに旅行中の友人に電話したら
夜中だったので友人から大目玉くらいました・・・。
Commented by marikzio at 2006-05-26 11:31
NYで14時間くらい。東と西でもタイムラグあるみたいですね。さすが大陸。

真夜中の電話もそうだけど、ATMで現金引き出す時も、時差を考えなきゃならんのですよね。日本で営業時間外だとお金が出て来ない〜。
by marikzio | 2006-05-25 18:47 | marikzio、NYへ行く | Comments(2)

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