素顔も才色兼備なアレックス
2005年 07月 11日
ジョーイの隣人でアパートの管理人でもあるアレックス。知的な美人で弁護士であるアレックスはジョーイにとって気になる存在なのですが、すでに既婚者で、音楽家の夫がいます。
私はアンダーズについてまだほとんど触れていなかったのですが、「ジョーイ」のレギュラー出演で気になっている人が結構いるみたいですので、今日の記事に取り上げて見ることにしました。
Andrea Andersはウィスコンシン州のデフォレスト生まれ。
ウィスコンシン大学スティーヴンズ・ポイント校で芸術学士、ラトガーズ大学で修士を取得しています。
22才でNYに出た後、ニュージャージーでソープオペラなどに出演したことがきっかけで、NYで再び勉強することを決意。
その後、ブロードウェイの舞台「The Graduate」や「Proof」に出演し、テレビドラマ「トゥルー・コーリング」や「Oz」などで活躍し、キャリアを重ねます。美人である、というだけでなく、勤勉家というか努力の人でもありますね。
アンダーズ演じるアレックスのキャラクターは回を重ねるごとに絶妙になっていっていると思います。
クールビューティーで隙のないはずのアレックス、ジョーイの姉のジーナが実は苦手です。自分とは正反対のタイプだし、口も悪いし、”クレイジー"なジーナ。できれば避けて通りたい相手。ジーナに「首から下は男の子みたい」とからかわれたのに対し、「あなたこそ首から下はレースクイーンだわ。」と思い切って言い返すところは最高です。
アレックスはジョーイやマイケルが「君は素敵な女性だ」と絶賛しても、「自分はイイ女ではない」と思い込んでいます。何故ならカリフォルニアではジーナのようにボイン(死語)でフェロモン全開なのが美女とされてるからです。「私の妹はイイ女、と言えるのかも知れない。でも、私は違うわ。」
そんなふうに意外なコンプレックスを抱いているところが何ともチャーミングだったりします。
そして、アレックスはどこかボケているというか周りの空気が読めずに、周囲が気まずくなっていても自分はまるで気づかないところがあります。そのズレ感を表現するのがアンダーズは非常に上手い。コメディー・センスもなかなかの物と思われます。
他にもセリーヌ・ディオン狂のアレックス、ジーナの作ったラザニアをがつがつ食べるアレックス、ジーナとのラザニア対決に勝って、腰を振って大喜びするアレックスなど、かなり笑わせてくれます。
「アレックス、結構面白い奴じゃん」
最初はさほど気にならなかったのに、見る度にいい味を出しているアンダーズ。「ジョーイ」の今後が楽しみです。