かふぇおれ・ぼうる
2005年 02月 16日
いいえ、これはカフェオレを飲むための食器です。フランス映画なんかで、朝食のシーンが出てきて、大きなボウルでカフェオレなんかを飲んでいるのを見たことはありませんか?
私が、カフェオレ・ボウルの存在を知ったのは高校生の時、ミスター・ドーナツの景品がそれだったのがきっかけです。コーヒーもカフェオレもマグカップで飲むものだと思っていた私にとって、これはちょっとしたカルチャー・ショックでした。
その時にもらったボウルは今でも愛用してます。但し、カフェオレを飲むのではなく、汁物やリゾットを食べる時に。
写真のボウルはミスドーの景品ではありません。フランスの食器メーカー、Comptoir
de famille(こんとわーる・どぅ・ふぁみーゆ)の大きめのカフェオレ・ボウル。これは青森市内にある、小さくて可愛らしいフレンチ・レストランで友人とランチしている時に見つけました。
店内の中にはフランスやイギリス製の食器が商品としてたくさん陳列されていて、このドンブリが私の目に止まりました。
「ボウルはおみそ汁やサラダを盛るのにも使えて便利ですよ。」とマダムが私に言いました、「今はフランスでも都市部ではボウルでコーヒーを飲む人があまりいないので、意外と手に入りにくいんですよ。」
「柄は気に入ったんですけどねぇ、ちょっと大き過ぎますよね。」
「そこがいいんですよ。」とマダムは目を輝かせて強調します、「子どもの顔が入りそうなぐらいのカップにたっぷり入れて、がば〜っと飲むものなんですよ。」
NYにいても青森にいても、いいお客様であり続けるmarikzio、マダムのトークにつられて、ついお買い上げしてしまいました。
ちなみに一緒にいた友人はイギリス製のマグカップを買ったように思います。使うのが勿体なかったのか、紙袋に入れたままにしておいたようですが、引っ越しの時にゴミと勘違いして捨ててしまったようです。残念!
買ってからしばらくの間はこれでカフェオレを飲んで、アンニュイな休日の午後を過ごしておりました。しかし、牛乳を飲むとmarikzioは顔にニキビが発生するため、いつの間にか使わなくなっていました。
「たまには使わなくちゃ。」
こう思ったmarikzioは今日の夕御飯は豆乳鍋だったので、このドンブリ...いや、ボウルにたっぷりよそおって鍋を頂きました。
おいひかったです。
コントワール・ドゥ・ファミーユの公式サイト
東京のシャノアールという安い喫茶店は、高級感を出す?ためか、ちょっと前からカフェオレやココア、ロイヤルミルクティーがこのミニ丼に入れられるようになり、うちの親や私には不評です。お店が混んでなかったら、「普通のカップに入れてください」とお願いしてます。
だから、そのシャノアールで出された容器も「可愛い」と思う人もいるでしょうね。私は学生時代、茶道部だったから、気にならないかも。(笑)