Museum Of Sex
2005年 01月 05日
そこから大通り5th Ave.を北に向かって2ブロックほど歩いたところに博物館、Museum Of Sexがありました。
セックス文化の歴史をテーマにした、ちょっと変わり種のギャラリー。行くまでは少しおっかなびっくりだったけれど、シンプルでモダンな感じの外観、結構人が入っていたのでホッとして中に踏み入れました。
キュートなお兄さんの説明がもちろん英語だったため、私は彼のいうことをスムーズに呑み込めなくてちょっと申し訳なかったです。
それからイヤホン・ガイドを使わないのか?みたいなことを言われ、「ジャパニーズはありますか?」と聞いたら英語だけらしい。じゃあ、私が借りたって仕方ないわね〜、と思いそのまま展示の方に行こうとしました。すると、受付カウンターの反対側の壁の近くで待機していた、アフリカ系のマッスルお兄さんが、スタスタと私のところにやって来て「イヤホン・ガイドは使わないのか?」と同じことを聞いてきます。
ん〜、どうせわかんないからいいよ、と言いたかったのですが、そのアフリカンお兄さんは懇切丁寧にイヤホン・ガイドの使い方なんかを私に説明してくるのです。でも、何言ってんだか全然わかんなーい!
もぉ、この時点で会話が成立してないんだから、イヤホン・ガイドなんか貸したって意味ないはずなのに、このお兄さん、「へっ!アンタ、エイゴわかんねのかよっ!」と言った呆れた顔をしません。どこまでも紳士的。
結局、この人の熱心さに負けて、自分にとっては馬の耳に念仏なイヤホン・ガイドを借りることになりました。
展示内容はほとんど忘れちゃったけど、最初のうちは資料もほとんど文章だけで、当時の風俗事情が説明されてるんだろうな〜という感じでしたが、時代が進むにつれてメディアが発達していくので、どんどん表現の幅が広がっていきます。
まさに、ゲイジュツか猥褻か?の世界。一世を風靡したらしい、ポルノ女優が出演していたVTRもあったりして、日本だったら裏○○○にあたるような代物で一般公開されるなんて絶対考えられないんだけど、NYのど真ん中のこんな小奇麗なギャラリーで展示されているとあくまでも資料として冷静に眺めてしまいます。ゲイ・カルチャーと称される同性愛者を対象にしたポルノ・グラフィも登場します。そしてエイズで亡くなったロバート・メイプルソープ作品の紹介とか出てくるあたりはやはり、現代アートのメッカNY。私はパリのピガール広場にあるエロティシズム博物館にも行ったことがあるのですが、もっとコテコテした、日本の秘○館に近いものを感じました。(私は日本国内の秘○系博物館には一度も行ったことありませんが。念のため)
このMuseum Of Sexは若い女の子も結構入っていたし、係員さんも感じがよかったので、そんなに気まずい雰囲気はなかったです。
それからお土産コーナーを見てまわりました。
「こんなん買っていったら、税関で引っ掛かってしまうやんか〜」というようなのばっかりです。
中でも「アダルト・トランプ」なるものに私の目が止まってしまいました。「アメリカに旅行に行って男性○ードのポストカードを見つけちゃった」というような話を聞いたことはあったのですが、私が見つけたのはカードじゃなくてトランプでした。
まさに、OMGっ!(赤面)
HPもあるんですけどォ...。あまりにアヤシさ爆発!のためここでリンクするのがはばかられてしまいました。(#^_^#)
気になる方はヤフー・アメリカあたりで検索してみてくださいまし。