「私は男と恋に落ちたい」
いやはや、もう、びっくりしましたわ〜。
先日、中身もわからんままに、取り上げたイタリア版Vanity Fair のTizi表紙の件。
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jasouyouqui さんから、記事の内容は、ご本人のセクシュアリティーについてらしい、と知らされました。
「どうやら彼はゲイらしい」という噂は初期の頃から流れていて、ファンにとってもイタリア国民にとっても、お馴染みのネタではあったので、それを聞かされてもさほど驚かなかったんですが、時間が経つにつれて、いろいろ考えるようになって来ました。
「これほど幅広い年齢層の女性達を虜にしてきたのだから、ファンのために、100歩譲ってバイセクシャルとして生きてみよう、という気はないのか」というお馬鹿な考えまで浮かんで来ちゃいました。(笑)

ちなみに、2006年にもこの雑誌のカバーを飾ってたんですね。
この時もすでに、いろいろ言われたり書かれたりしてたようですが。
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やっぱり、いい男過ぎるよのぉ。(ため息)
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同性愛者説とは裏腹に、やはりTiziano と言えば、デビュー当時から大勢の美女に取り囲まれている、というイメージがあります。
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俳優のジュード・ロー似の完璧な美貌に無邪気な笑顔。あの眼差しでガン見されたら、女子は誰だってほぇ〜って腰が砕けてしまいます。それに加えて、媚薬のように心とろかすあの歌声。この魅力にやられない女なんて、きっと不感症に違いありません。
ファン達の彼に対する入れ込みようもまた、尋常じゃないのですよ!(自分も含めて)
どう違うのか?と言われたら、彼を見つめたり、語ったりする時の女子達の目の輝きとか、声のトーンとか、ため息の深さとか回数とか、他の男性ミュージシャンや俳優にくらべて距離の置き方がぐぐっと狭いような気がするのです。ほとんどのイタリア男子は彼女がTiziのビデオクリップを見つめる時のニヤけた横顔に苦笑いした経験があるのではないでしょうか?

デビュー直後からあっという間に国民的スターの座に君臨したTizianoですが、その私生活はどこか謎に包まれていました。以前は体重が120kgあったとか、アルバムを作る際、一人の男性スタッフと親密な関係になったらしい、とか。それでいて、女性と噂になった話は聞いたことがなく、彼が書く情熱的な詩の世界とは裏腹に、その私生活は禁欲そのものだ、とか。忙しすぎて色恋から遠ざかってしまったのは、若くして成功を掴んでしまった代償でもあるのでしょうね。
イタリア人らしく、とってもフレンドリーなTiziano。しかし、メキシコのテレビ番組で「メキシコ女性は口ひげが生えてて綺麗だと思わない」と爆弾発言したり、「ベルギーの料理なんて、特に美味しいとも思わない」などど率直過ぎることを言ったりして、「結構性格が悪いかも...」と腰が引けたこともありましたが、要するに自分に正直な人なのでしょうね。


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Italian singer, Tiziano Ferro, tells Vanity Fair Italy that he's gay!

Ferro told the mag he finally decided to come out because he wanted to live a happy life.

'For a long time I haven't felt good about myself...and after many tough years...I've come to the conclusion that I want to live better,' he confessed.

Tiziano also denied rumors that he was dating another man during the past few months.

'They said I was living a double life, that I was with a man. I would get very upset because I wished I had a boyfriend, but I had no one,' said Ferro who upset female Mexican fans a few years ago when he said they were all unattractive.

Ferro will reveal more details about his sexuality in the autobiography, 'Trent'anni e una chiacchierata con papa,' which reportedly goes on sale in Italy on October 20th.

引用元 Tiziano Ferro Comes Out Of the Closet

Lady GaGa はバイセクシャルであることを自ら公言していますし、先日、話題に出したScissor Sisters のJake Shearsもゲイであることをオープンにしています。
英国なんて、80年代からFGTHのようにオカマ・バンドであることを売りにしているミュージシャンもいますし、今時それがキャリアに響くこともあまりないのですが、カソリックの国イタリアは事情がちょっと違います。予想以上に同性愛者に対して寛容でないと言うか、イタリア本国のみならず、スペインやラテンアメリカのようにTiziano人気が高い地域はどこも、ガチガチのカソリック教徒の国なので、彼の告白はかなり波紋が大きくなるはずです。
それを百も承知での、今回のようなカミングアウトに踏み切ったTiziの決意たるや、どれほどのものであったでしょうか?現に彼のように若くて有名なスターがこのようなことを公言したケースはイタリアではなかったようですね。
ちなみに、Vanity Fair のインタビュー記事のタイトル『Mi voglio innamorare di un Uomo』って、「I want to fall in love with another MAN!」ってことらしいですね...。んまぁ、大胆な。まさに、彼が書く詩の世界そのもの!
近々、著書も出版するそうです。95年から書きためていた父との対話がテーマのようで、30歳という節目を迎えるにあたって、ということらしい。
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それにしても、彼に与えられた使命って何なのでしょう?
若くしてカンタトゥーレとして大成功を収めているのだから、その歌声を世に送り続けることであることに他ならないのですが、ゲイとして生まれついたのも、その天命を全うするために必要だったからとか?
ゲイって前世からの負のカルマが比較的軽いらしく、結婚で苦労することがないぶん、自分が背負って生まれた使命というかお役目に集中するように導かれているのだとか。今回の告白は、リスクは大きかったけれど、今後の彼のキャリアにマイナスになることはないと思われていますね。それどころか、Tizianoが口火を切ったおかげで、新しい流れが生まれるでしょう。今まで生きにくいと感じて窮屈に過ごしていた人々がもっと自由に堂々とできるような社会に。
Tizianoって、才能に恵まれているばかりでなく、非常に頭の良い人だと思います。これまで自分がやって来た音楽や活動に絶対的な自信があるから、カミングアウトしたことでその築き上げて来た地位が揺らぐ事はない、と確信しているからやったと思います。
自分の思いと行動にブレがないんですよ、きっと。

ところで、本国の熱狂的な女性ファン達の反応はいかに?
比較的好意的な見解を寄せているらしいです。ぶっちゃけ、「どっかの女性と結婚してますます手が届かない存在になるよりも、同性愛者として生きてくれた方が嫉妬に身を焦がされなくて良い」とみんな内心思っているのではないでしょうか?
腐女子文化発祥の地である日本女子としては、そういう心理が働いたりもするんですが、イタリア女性にヤオイ趣味ってあるのかなぁ???
しかし、これまで、「理想のタイプはティッィアーノなの!」と公言して受け入れられていたものが、これからは笑い話のネタにされてしまうようになるのは複雑ですね。
以前、Tizianoのパロディー動画でTizi役の一般男性に女子が群がっているものがYou Tubeにアップされていたのですが、今度は男性が群がるとか、男の人に熱い視線を送るパロディーものが作られそうで、ちと心配です。

Vanity Fair からBack Stageクリップが公開されてます。

Tiziano Ferro posa per Vanity Fair

やっぱゲイでも素敵だわ〜。女の子の理想よ〜。王子様よ〜。
We love you!
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by marikzio | 2010-10-08 21:17 | Italian Music | Comments(8)
Commented by miharu at 2010-10-08 23:55 x
やっぱりカッコいいですねえ。。
TIZIのこと話す時の自分は少しおかしいと思う。
これからイタリア人女子と彼の話をする時どうしよう
理想の男TIZIといえなくなるのかなあ。。
でもゲイでもいいのよ~~とあくまでも強行でいくのか。。
うーーーん
Commented by marikzio at 2010-10-09 09:36
「理想の男!」の後に「でも…」と続いてしまいますよね。
記事のタイトル、大胆だけど、映画みたいにロマンチックです。ティチには素敵なパートナーと恋に落ちて欲しいです!
Commented by jasouyouqui at 2010-10-09 09:57
自分の上っ面な記事に比べmarikzioさんの記事はTizianoへの愛に溢れていて、そこまで考えてはなかった事に関しても突っ込んで書かれていますネ。
さすがに入れ込み方が尋常じゃない・・・って自分も普通に比べれば入れ込み方が尋常じゃないって言われますが。
記事の後半思わず頷いてしまいましたしね(苦笑)

やっぱりティチにはこれまで以上の成功と素敵なパートナーGETして欲しいですよね♪
Commented by marikzio at 2010-10-10 16:43
>jasouyouquiさん

いえいえ。私はイタリア語と言うだけでお手上げだったので、わざわざ英語に翻訳してまで中身を調べる、その仕事の細かさに脱帽しましたです。
一般人じゃないんだから、カミングアウトしなくても良いのでは?とも思いますが、自分だって堂々と恋愛したいから、あえて、と言う事だったかも知れません。変なスキャンダルになるぐらいなら、今から恋人募集もかねて(笑)
Commented by Koto at 2010-10-11 00:46 x
marikzioさん、読みました@@
イタリアでのゲイに対する反応が気になりますが、
隠すのをやめて生きて行きたい気持ちもわかります。
著書のテーマが父との対話...というのも感慨深いですね。
本人の幸せをお祈りします♪

Commented by marikzio at 2010-10-11 23:39
kotoさん

記事を読んで頂いてありがとうございますm(__)m
イタリア在住の方の情報によりますと、2年間ほど過食症に悩んでいたらしい、と言うお話もありますので、彼の苦悩は計り知れないものがあったのでしょうね。

ティチにはヨーロッパを代表する歌い手さんになって欲しいので、私生活だけでも心穏やかに生きて欲しいと思います。
Commented by あんき〜お@超ご無沙汰 at 2010-12-30 01:55 x
marikzioさん、こんにちは。ご無沙汰してます。
冬休みになったので、ひーさびさにブログ書いたり読んだりしたら、この投稿!! びっくりしましたよ〜。
なんかTizianoがゲイなのがびっくりっていうか、marikzioブログはどうしてこんなにもゲイ情報にあふれているんだろうってことに驚嘆したというか…。

来年もよろしくお願いいたします。
Commented by marikzio at 2010-12-31 22:17
あんき~おさん、ご無沙汰しております。
更新停滞してるにもかかわらず、コメントありがとうございます。

前々から噂はあったものの、Tiziのカミングアウトは衝撃的でした。
でも、「彼の音楽が好きだから」と言う事でこれからも応援し続ける、と言うファンが多かったようで良かったです。

ただ、「このブログはゲイ情報に溢れている」と言うのはちょっと語弊があるかな?ティチの告白も一般誌の中のインタビュー記事だったので。

ブログの方も久々に更新されてて良かったです。あんき~おさんもよいお年を!
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