GAINSBOURG...FOREVER!
b0069502_1381997.jpgparisに行ったら、是非ともやっておきたいことの一つが『故セルジュ・ゲンズブールのお墓参り』でした。
ユダヤ系ロシア人でパリ生まれのゲンズブールは詩人、歌手、プロデューサーとして、その才能を発揮、時代の寵児となりました。創る作品や言動はいつもセンセーショナルで物議を醸し出し、多くの美女と浮き名を流し、フランスで最も嫌われ、愛された男、それがゲンズブール。彼はアルコール中毒が原因で肝臓を患い、1991年、3月1日に他界しました。
サンジェルマン・デ・プレから地下鉄で5つ目の駅、ラスパーイユで降りるとエドガ・キネ大通りに出て、モンパルナス墓地の敷地を囲う壁が現れます。その壁に沿って通りを歩くと、まもなく墓地の正面が見えてきました。
このモンパルナス墓地にはゲンズブールの他にジーン・セバーグ、サルトル、ボーヴォアール、マン・レイなど数多くの有名人が眠っているからか「墓地マップ」なるものがあって、どこに誰のお墓があるのか確認できるようになっていました。
中央に向かって真っ直ぐ歩いて行くとロータリーになった円形の広場があり、この広場というのがきれいに整備され、天使の彫刻があったり(ような気がする)して、まるで公園みたいでした。墓地というとついオドロオドロしい場所をイメージしてしまいがちですが、このモンパルナス墓地は静かで明るくて時間が止まったような気分にさせます。このロータリーの辺りを少し歩いていると、彼のお墓を見つけることができました。
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インスタントカメラで撮ったので、ちゃんとズームされてないのですが、墓石には使用済みの地下鉄の切符が置かれ、飛ばないように小石を乗せてあります。こんなことをしてもあまり意味がないように思うのですが。とりあえず私は日本式に合掌して、天国にいる彼に向かって自分もここに来たことを告げました。

お墓参りを済ませたら、今度はゲンズブールとジェーン・バーキンが暮らし、二人の間に生まれた女優のシャルロット・ゲンズブールが生まれ育った家へと向かいます。
その家はサンジェルマン・デ・プレにありました。近くに有名なカフェ・ドゥ・マゴがあり、オルセー美術館だって歩いていけます。
私は2002年と2004年に2回訪れているのですが、ゲンズブール宅は狭い路地にあるので、行き過ぎたり、別な通りに入ったりして、スムーズに辿り着くことができません。外壁しか見えませんが、決して大きなお家ではありません。しかし、パリの中心にあるロケーションで一軒家を構えるということはほとんど不可能とされているので、やっぱり凄いことなんでしょうね。
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別な意味で目を見張るのがこの落書き。世界中から集まってくるゲンズブール信者たちがここで自分の足跡を残していくのですが、2002年に訪れた時の写真を見ると、ここにある2004年の写真は明らかに落書きの面積が大きくなっているんです。ちなみに私はお絵書きのセンスがないので、2回とも記帳はしていません。
娘のシャルロットがここの相続権を買い取り、ゲンズブール・ミュージアムとして公開する予定だとか言う話もあるみたいなのですが、今のところは実現されていません。内装は黒で統一されているとか。早く中に入ってみたいです。

ゲンズブールと言えば、真っ先に思い浮かべるのがジェーン・バーキンと一緒に歌った"Je T'aime...Moi Non Plus''。

"私は素っ裸の島''、"俺はお前の間を行ったり来たり''、"ジュ・テーム、愛しているわ''、 "俺もさ''....。

確かこんな感じの歌詞だったと思うのですが、当然ながらこの曲は放送禁止になりました。もともとこの歌は愛人関係にあったブリジッド・バルドーに捧げた曲だったそうなのですが、バルドーも結婚していたので、この曲は発表されることはありませんでした。このお蔵入りしていた曲をジェーンが聞いて、「鳥肌が立つほどエロティックで絶対に発表するべきだと思った。そして私以外の女に歌われる前に自分が歌ってやる」と決意したことでこの名曲は完成しました。
セルジュゲンズブールのいかにもスケベエなダミ声とジェーンの上手いんだか下手なんだかわからないようなやや調子っぱずれな声が、しかし、絶妙に絡み合います。「こんな声でこんなに官能的な世界を表現するなんてすごい」、と心底感動したのを憶えています。
命日の3月1日、墓前には熱狂的なファンが数多く集まると言う。ゲンズブール、永遠なれ!
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by marikzio | 2004-12-11 13:46 | 小さな目で見たParis | Comments(1)
Commented by しゃるろっと at 2005-09-16 02:13 x
はじめまして。遠いところを失礼します。ゲンズブールの記事を書いたので文中でリンクさせていただきました。
わたしもこの家のなかに入ってみたいです!
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