クリストフ・オノレさんの子供向け小説
2009年 08月 10日
監督業の他に、批評家、作家、脚本家として幅広く活躍されているそうなのですが、執筆活動として、青少年向けの小説を多数発表しているそうです。
しかし、彼の作品は子供向けと言えども、エイズや自殺、同性愛や近親相姦などがテーマとして扱われたりするため、子供向けではない、と教師などから非難されているのだとか。
ショコラの中では、「子供向けの本だからこそ、フランス語を学習中の日本人がとっつきやすいのでは?」と提案しています。
ハイ、私ももの凄く気になります。ついでに、一緒に紹介されていた、国立新美術館の中にあるサロン・ド・テも激しく気にナッテマ~ス。
オノレ映画と言えば、私も過去記事で彼の作品レビューを書いてます。
-ma mere- by Christohe Honore 『ママン』
フランスの異端文学者、ジョルジュ・バタイユ原作の問題作。
主人公の青年ピエールが全世界の女性の中で最も崇拝するのは母親エレーヌ。しかし、エレーヌには息子が知らなかった裏の顔があり、父の死をきっかけに、母はその本性を露わにしていく、というストーリー。
「私はふしだらで不道徳な女。私を本当に愛してるのなら、そのふしだらさも愛することね。」
と息子に向かって言い放つ母親役のイザベル・ユペールのかっこよさに痺れました。
-Dans Paris- by Christophe Honoré
日本未公開作品だったので、フランス盤DVDを購入。当然字幕なしなので、ほとんど意味はわからなかったのですが、全体的に音楽の使い方や映像、そして「いかにもフランス映画~」的洗練された空気感が見事。
字幕なしでも楽しめる作品でした。
「ママン」でも主役を張っていた美男俳優、ルイ・ガレルが本作でも主演。
そして、「La belle personnne」(邦題:美しい人)
これ、私は未見です。今年のフランス映画祭の出品作品であり、オノレ監督本人がトークショーにも登場していたのですが、私はスケジュールの関係上観ることができませんでした。ううう...、見たかったよぉ。
この作品にも、ルイ・ガレル君がヒロインを愛してしまう教師役として登場。この人、監督さんのお気に入りなんでせうか?
どちらかというと、ヒゲ面&ポッチャリしている感のあるオノレさんなんですが、こんなイケメン風味の写真を発見。もうちょっと若い頃のお顔でしょうか?
ちょ、ちょっと話が横道にそれてしまいましたね。
彼の著作はL'ecole des loisirs 社(フランス大手の出版社)から、Mouche、Neuf、Mediumの各シリーズの中から発表されているそうで、L'ecole des loisirs のウェブサイトには作品の紹介もあります。
ただ、思った以上に著作数が多いです。何を読むかは今の段階ではまだ決められません。
当然、amazon.fr やfnac の通販サイトからも購入できますが、この出版社以外からも出ているようですね。
L'ecole des loisirs
そして、Christophe Honore の公式サイト。
Bienvenue sur le site de Christophe Honore
これはかなり自分にとって敷居が高いです><
フランス語もイタリア語もがんばっててすごいです。
ルイ・ガレル君と監督って恋人同士??
(この写真がそう見えるだけかな??)
きれいな2人だからなおさらそう見えるのかも@@
あっ、イタリア語はノータッチなんですぅ。
カテゴリにitalian music がありますが、フランス語だけで精一杯です。
なのでTiziの言葉が全く理解出来ませんが、あの声とお顔にメロメロ。
イタリア語、独学でやろうと文法書買ったこともありますが、今はそんな余力があったら、まず英語を何とかしたいです。
オノレ&ガレル君、一体どーいうご関係なんでしょうね?ガレル君のヌードシーン、結構多いし。しかもわりと過激だったり。
ま、綺麗ですから、彼。
別の人のブログを探していて、偶然にたどり着きました。
そしたら、私の大好きなオノレ監督に関する記事が二番目にあったので、大感激。
というわけで、コメントもさせていただきます。
自分は、「Dans Paris」も「Les Chansons d'amour」も大好きで、今年のフランス映画祭の時は仕事を休んでまで生オノレに会いに行ってしまいました。
そうそう、昔の写真、すんごくイケメンさんですよねー。
今は恰幅がよろしくなっていましたが。
作家だとは知っていましたが、そんなにたくさん小説を書いていたのですかー。
彼の著作も読んでみたくなりますねー。
コメント嬉しかったです。そして、素敵な記事からのトラックバックも。
今日、明日と携帯からしかアクセスできないもので、また後でゆっくり、コメントさせて頂きます。