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The Hotel Chelsea (その2)
「きっと気に入るよ♪バルコニー付きだから」とおじさんに案内されたルーム407はこんな感じでした。
チェルシー・ホテルのHP に紹介されているような凝った内装の部屋ではなかったけれど、一番安いシングル・ルームだし、Hotel 17よりはるかに広いし、まぁ、こんなもんでしょうか?
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b0069502_1323534.jpgこれはベット側から見たところ。
なんと、キッチンがついてます。滞在中はこのキッチンを使うことはありませんでしたが。テレビはTOSHIBA製でした。
台所の向こうに見えるのがバス・トイレ。このバスルームと言うのが、相当古いようで、郷愁を憶えるようなタイル張り。しかも、そのタイルが剥げてしまって、ペンキだけになっている部分もありました。天井の壁に2個所ほど"ひび"が入ってるのを発見しましたが、まあ、これもご愛嬌、ってことで(苦笑)。

この部屋の売り、のはずのバルコニー。
"バルコニー"っていうともっと広くて、柵が丸く突き出て、お花なんかがいっぱい置かれているイメージありますが、実際は狭くて殺風景な"ベランダ"。
しかも、二つの窓のうちの一つの金具がさびてるのか、開きませんでした。ポーターのおじさんも、最初はその戸を開けようとして「Oops!」と呟き、別の方を開けてみせました。まあ、これまたご愛嬌。

その"バルコニー"から見下ろした通りの風景。
これがチェルシー界隈。すぐ左手に見えるのがYMCAのホテルです。
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「道路側と裏側の部屋どちらがいいか?」と聞かれた時は、道路側の方が日当たりがよくて明るいと思ったので、迷わずそっちを選んだのですが、夜、ここを通る車の音がうるさくて、なかなか眠れませんでした。これは経験してみないとわからんもんですね。

b0069502_1415438.jpgすぐ目の前にあった「HOTEL CHELSEA」の看板。暗くなったら、写真を撮ろ〜と思ってたのに、"CHELSEA"の文字が消えてやんの。ただのモーテルみたい。(涙)
反対側はちゃんと"CHELSEA"の文字が点いてるんですよ。いつになったら直すのかなぁ???

それにしても、部屋のボロさ加減と言ったら!
昼間は明るいので、あまり気にならないんですが、掃除しても気になる床の黒ずみとか、継ぎ接ぎのようにペンキを重ね塗りしている天井とか、引き戸が閉まらなくなっているクローゼットとか、「ああ、こんなボロ官舎に住んでたこともあったっけ」とノスタルジックな気分にさせてくれます。
しかし、置いてある家具はテーブルもドレッサーも絶対自分では買えそうにないアンティーク。暖房器具は骨董品過ぎて、冬は大丈夫かいな?と思うような代物だったけど。エアコンも旧式でしたが、ちゃんと涼しくなりました。しかし、壁ではなく、窓についているため、カーテンを締めてしまうと、冷気が遮断されて、カーテンを膨らませるだけなのがちょっと難点。

それと、ヘアドライヤーがない。
これは、他の方のブログでも書いてあったので、想定内。ドライヤーも準備して来たし、デンコードーで買った、必殺の変圧器(アメリカ対応)もあるから、対策はバッチリ。
...のはずが、ドライヤー使用中に突然止まってしまいました。なんで〜!?
変電器をよく見たら、『警告:ドライヤーやテレビなどには使えません』と書いてました。私の可哀想な変圧器は熱くなって、焦げ臭い匂いがしています。壊しちゃった?
しばらく時間をおいたら、また使えるようになりました。しかし、ドライヤーだとオーバーヒートしやすく、ショートする危険性があるので、ゆっくり使うことができません。
正直、ここに全泊しなくて良かったかな?と思います。しかも、1泊の料金が、五番街のティファニーで買ったシルバー・リングよりお高いって、複雑な気分。

これは、私の部屋の正面にあった2枚の絵。
キャンバスの中心が丸くくり貫かれて、立体的な顔が突き出ているように見えますが、1枚の平面的な絵です。だまし絵、とでも言うんでしょうか?現物はかなり不気味です。
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実はここの廊下に 片目が白目剥いてる女の人の絵 もあって、顔の絵よりはるかに薄気味悪くインパクトあるのですが、祟られるような気がして、カメラに収めませんでした。
顔の絵も女性の絵も、Hawk Alfredsonという画家の作品です。階段にも彼の作品がいっぱいあって、人物は眼光鋭いのですぐわかります。彼は今、スェーデンのストックホルムに住んでいるみたいです。
作品の右下に彼のウェブサイトのアドレスが書いてあったので、メモしておきました。

彼の作品、経歴を閲覧することができます。
Hawk Alfredson

そして、これは私の部屋にあまりマッチしていなかったオブジェ。
"PIⅡ" 1994
RICHARD P. BURNIP
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*******体当たりmarikzioでも出来なかったこと*********

『あなたも、スーパースターに会える!?』
Reservation成立の時にもらったmailによると、3**号室はサロンになっていて、ホテル・チェルシーに住む有名人と会見することができるそうです。
しかし、お会いできる大スターって「今は昔」な人なんじゃないかなぁ?イーサン・ホークなら、ともかく(彼も過去の人になりつつありますが)、いつの時代のスター様か、わからない人ではねぇ...。
それに会見したい時はアポイントメントが必要。「なぜなら、彼らはベリーベリー忙しいから」
語学力も度胸も持ち合せていないmarikzioは見送るしかありませんでした。もし、アナタが語学に堪能で野心的な方で、ホテル・チェルシーに泊まる機会があったら、是非ともこのチャンスを逃がさないでください!

『スパニッシュ・レストランのエル・キホーテ』
チェルシー・ホテル付属のレストラン。
元々、この建物は3つの大きなダイニングルームがあって、住人がそこで食事をしたり、音楽を聴いたりして過ごすことができる社交場だったそうです。しかし、そのうちの一つはスタジオに改造され、もう一つはスペイン系が経営するレストラン、そして残る一つはホテルのフロントになってしまいました。
"スタジオ"は、今は経営していない骨董屋さんになっています。「こんなモノ誰が買うんか?」と言いたくなるような、中国風の怪しい像がショーウインドウから見えていて、不気味。
その隣がレストラン、エル・キホーテ。常連客は住人が多いのか、果たしてスペイン料理は美味なのか?
骨董屋さんと同じくらい、怪しい雰囲気が漂ってたので、さすがの私も入る勇気がありませんでした。

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帰国する前の晩もよく眠れないまま、目覚めてしまったmarikzio。
バスルームに行ってみると、バスタブに昨夜はなかったはずのモノが落ちています。「何これ?」
便器の横にもソレは落ちていて、天井を見上げるとヒビが入っていた壁が割れ、一部が剥がれ落ちていたのです。うわっ、入浴中でなくて良かった。
よく見ると、部屋の天井にも最初はなかったようなヒビが...。たった2日間の滞在で、天井の壁が落ちてくるって...。私は、ここに住まう魂たちに拒絶されてるのかしらん?
チェルシー・ホテルに選ばれなかった女。なんだか哀しい...。

それでも、チェックアウトする際に、フロントの年配男性に「また会いましょう!」と言われた時は、ついうれしくなって、「もちろん!」と言ってしまいました。NYも2度目となると、いい加減満喫しきってしまい、「もう充分かな?」と思い始めているにもかかわらず。
それにしても、フロントのおじさんったら、客の前でも平気でパン齧ってるし、スタバの紙コップがデスクに置かれてるなんて当たり前。予約の電話を入れた時に「今、夜中の3時だから、朝にしてくれ」と言った奴はどいつだ?なんて思ってしまいました。
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by marikzio | 2006-08-29 13:37 | marikzio、NYへ行く Ⅱ | Comments(4)

The Hotel Chelsea (その1)
チェルシー・ホテルは、その名を世間に轟かす三人組の建築家、ヒューバート、ピアソン、フードレスらによって1884年に建てられた。三人の紳士は、ニューヨーク中でもっとも洗練された集合住宅を造ろうとした。正面に錬鉄製のバルコニーを配した赤煉瓦造りで、アン女王朝風とフリー・クラシックの様式をとりいれたヴィクトリアン・ゴシック朝。それぞれのアパートメントは七室以上ある大きなもので、入居者は好みの仕様でスタジオを造ってもらうこともできた。天井は高く、壁は耐火防音設計で、ロビーから屋上までは、錬鉄の支柱がついたマホガニーの手すりのある鉄製の狭い階段が続いている。

「チェルシー・ホテル」 フローレンス・ターナー 中川晴子 富永和子 訳 

b0069502_1621149.jpg各アパートメントには暖炉があったり、屋上にはニューヨーク初の庭付きペントハウスがあったりなど、建設当初は超モダンな高級住宅だったホテル・チェルシー。
しかし、時代の流れとともに、宿泊向けの部屋に改造されて、ホテルとアパートメントの2つの機能を持つ施設として、存在しています。

このチェルシー・ホテルが伝説的存在になったのは、世界中の芸術家(ミュージシャン、画家、作家など)が好んでここで生活したり、常宿にしていたからです。
実はいつも酔っぱらっていた作家のオー・ヘンリー(『最後の一葉』で有名ですよね)が、毎回違う偽名で、宿泊して創作活動をしたとか、『2001年宇宙の旅』のアーサー・C・クラークがここで脱稿したとか、スタンリー・キューブリックが映画制作のため、彼と共同作業するために、ここに滞在したとか、ミステリー作家のパトリシア・ハイスミスが一時期、ここの住人だったことがあり、誰とも交流せず、ひっそりと暮らしたとか、アンディ・ウォーホールもここに引っ越して、映画『チェルシー・ガールズ』を撮影したとか、あまりにも有名なシド&ナンシー事件など、エピソードを挙げたらキリがありません。
宿泊したミュージシャンとしては、ジミ・ヘンドリックス、ジョ二・ミッチェル、マドンナ、ボンジョビ、他多数。ゲイのフォトグラファー、ロバート・メイプルソープが住み、女優のイザベラ・ロッセリーニが滞在し、俳優ではイーサン・ホークが元妻のユマ・サーマンをヒロインに『チェルシー・ホテル』を撮影し、今も住んでるとかいないとか。
とにかく、映画好き、音楽好き、アート好き、はたまた、ただののミーハー者にとって「生きてるうちに一度はそこに身を置いてみたい」と切望してやまない聖地なのです。
そう言えば、イエローキャブのアイドル、雛形あきこさんもここで写真集を創ったんですよね...。

しかし、御歳122歳になる、このチェルシー・ホテルは老朽化も激しく、私がタクシーでフロントに到着した時は、修復工事中でした。ちょっと残念。
いかにも年季入ってそうな、玄関のガラス扉(このドアがまた古くて、ちょっと安っぽい)を引いて、中に踏み込むと、そこは金色がかった別世界が。
「とうとう、来ちゃった。」
ネットで何度か見かけたことのあるロビーの光景だけど、実際に自分の足でその場に立ち尽くしてみると、やはり感激が違います。

フロントで自分の名前を告げ、クレジットカードの番号を確認します。
「通りに面した部屋がいいか、裏側の部屋がいいか?」と聞かれたので、道路側の部屋を希望しました。
おじさんが私の荷物を持ってくれ、407号室に案内するため、いかにも使い込んだ感じのエレベーターの中へ。
「ここは初めて?」と聞かれたので、「YES」と答えると、「きっと気に入るよ。バルコニーがついてるんだ」と言うので、期待が高まってしまいます。
「wonderful!」と口にするワタクシ。

もっと複雑な造りになっているかと思ったのですが、二つの棟の間にちょっと狭い階段があって、その階段が1階から10階まで続き、吹き抜けになっている、というシンプルな構造でした。しかし、部屋数は相当あるようです。
写真のように、階段の壁には前衛的な絵画が延々と続き、まるで美術館のようです。

ここは、自分の部屋があるフロアの入り口前の階段ですね。↓
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他の方のブログで、「迫ってくるような独特の暗さがある。」と書かれてあったりしたので、もっと、どんよりした雰囲気を想像していたのですが、私がホテルに到着した時は、まだ日が明るく、廊下もハウスキーピングのおばちゃん達が行き交っていたので、それほど陰気臭さはありませんでした。しかし、それは最初だけで、夕方になって影が濃くなるにつれ、自分の部屋のフロアにある絵画がかなり不気味なモノばっかりである、ということに気づかされることになるのです...。

b0069502_1724276.jpg前衛的作品は、階段だけじゃなく、客室のフロア一つ一つに飾られ、個性的なディスプレイがいたるところに見受けられました。これはまだ可愛いのですが、悲しげな花嫁らしき女性の絵がデカデカと掲げられている部屋もあり、「自分ん家の前にこんな重苦しい絵があったらイヤだなぁ」と思ってしまいました。
住居部屋の前は小部屋になっていて、その小部屋の中に自転車が置かれてあるのが見えました。その部屋もまた、派手な絵とか写真が飾られているんですね。あくまでも、半開きになっていたドアから見えたのですが。

個性的、と言えば「宿泊客や住人は風変わりな人ばっかり(自分もか)」なことで有名なチェルシー。旅行者はそれほど変わってる風には見えませんが、エレベーターに乗った時に、ストレートロングでサングラスをかけた黒人女性が一緒に乗ってきたと思ったのですが、横目でチラッと盗み見した結果、実は男性であることがわかりました...。
でも、どなたも感じ良く挨拶して下さって、そんなに嫌な印象はなかったです。
住んでいる方が語る、チェルシーの魅力として、「ここの住民はみんなフレンドリーで大家族のようだ」と言われていますが、変わり者同士、ある独特の寛容さと包容力でもって一種の共同体を作り上げているようです。

しかし、この写真から見ても、相当古いことがおわかり頂けると思います。
「どーか、変なモノが写っていませんよーに」と祈りながらシャッターを切っていました。(笑)
旅行者なのか住人なのかわかりませんが、子どもさんの姿も見かけました。う〜ん、自分が親だったら、こういう環境で子どもを育てたくないなぁ。年端もいかないお子さんが、こういうところにいるなんて、情操教育的にどーなんでしょ?
こんな恐い顔をしたおじさんの写真を見たら、夜寝られなくなっちゃいそうです。
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それにしても、手すりの錬鉄の美しさといったら!
当時、最先端と言われた建物はすっかり古ぼけ、時代遅れになってしまった感じがありますが、これだけは相変わらず輝きを放っています。上から見上げても下を見下ろしても、その美しさに見入ってしまいます。
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屋上まで延々と続く黒い階段。
10階まで昇って行ったところで、従業員のおじいさんに、屋上には出られないと注意されてしまいました。残念。
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映画『レオン』でナタリー・ポートマンがこの手すりに腰かけて、階段を昇ってくるジャン・レノを見下ろすシーンがありますが、私に、そのような芸当は恐くてできません。
ホントに自殺しようと思えばあっさりできそうな高さです。1974年から、ここに住んでいるという、Dee Dee Ramone氏は、9階フロアから飛び降りた女性の自殺現場に居合わせたことがあったそうです。窓から飛び降りたのか、階段からなのかわかりませんが...。それをネタに本に書いたりしている氏も氏ですね。

参考ページ Cauldron Of Creativity でバルコニーに立つ男性の写真をクリック。

ひととおり館内を巡った後で、エントランスの写真を撮らなくちゃ、と思った私はロビーまで歩いて降りようと思いました。しかし、1階まで降りても、ロビーに続く廊下がない!
「どう行けばロビーに出られるんだろう?ここの階段かな」とりあえず、小さな階段を見つけたのですが、この階段は地下に続いていて、ある部屋のドアに行き当たりました。その部屋からは笑い声が聞こえてきて、誰かが住んでいるようなので、違いました。それにしても、チェルシーったら、どんな小さな通路にも壁にもいちいちヘンテコな絵が飾ってあるのね。(^.^;)
正直言って、傑作なんだか駄作なんだかわからないものもあります。

それにしても、どうしよう。このままじゃ、ロビーどころか外にも出れないよ〜っ。早くもmarikzioはホテル・チェルシーに幽閉されちゃったのか!?
再び、1階フロアに降りると、清掃係のおじさんに遭いました。
「君は何を探してるのか?」と聞かれ、「エントランスです。」と答える私。
「エントランスなら、ここを行って、うんたらかんたら...」とジェスチャーで教えてくれたので、再びトライして見ることにしました。しかし、おじさんが言うようなロビーへと続く通路なんて、ないじゃないか。うぇ〜ん。
あちこち歩き回って、再び、そのおじさんに出会ってしまいました。
「やっぱり、わかんないですぅ。」
そうするとおじさんは、私の手を引いて、従業員が使うような階段に続くドアを開けました。
「まさか、こことは」、と思うような小さくて狭い非常口のドア。
そこの階段を降りて行くのですが、そのおっさん、私の腕を脱臼しそうなほど高々と挙げるのです。いくら狭いからといって、何も脱臼するぐらい腕を掴まなくたっていいじゃないかっ、と思ったのですが、今の自分には黙々と階段を降りることしかできません。しかも、この階段、「一体いつまで続くのか?」と思うほど続いていて、ほんとにロビーに出れるのか不安になって来ました。こんな狭くて薄暗い階段を言葉も通じないおじさんと二人きり、何かされそうになっても逃げられそうにありません。
ようやく階段は終わり、これまた暗くて小さいドアに突き当たりました。ドアを指さすおじさん。
彼に背中を押されながら、ドアを開けると、先ほど見たフロントが現れました。「ああ!助かったぁ」
「Thank you!」彼にお礼を言って、フロントに出ようとすると、再び私の腕を引っ張るおじさん。
「?」
何だかんだと言ってくるのですが、語学力がないので、何を言ってるのかワカラナイ。しかも、さっきの小さい階段に引き込んで「アンタはどこにliveしてるんだ?」みたいなことをしきりに聞いてるようです。私はここの住人じゃないってば。
あ、でも英語表現的に"live"は"stay"と同じ意味になるんだったっけ?
部屋の鍵を見せて「407号室」とだけ答えながら、この人に部屋番号を教えていいんだろうか?と不安になるワタクシ。
しかし、とにかく、そのおじさんから離れた私は、無事にエントランスの写真を撮ることができました。あとで、エレベータの"L"(Lobby)を押しさえすれば、迷うことなくロビーに到着できることがわかりました。
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私は中央の馬の絵に一番心惹かれます。
天井からぶら下がっている女の子は顔が恐かったです。地震でも起こったら、真っ先に落ちて来そうです。
私が宿泊したお部屋については次回に。(それほどたいした部屋でもなかったんですが)
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by marikzio | 2006-08-28 16:30 | marikzio、NYへ行く Ⅱ | Comments(2)

CHELSEA HOTEL りざべーしょん への道(その2)
草木も眠る丑三つ時に(コレってほんとは午前2時なんだけど)、電話をして、受付にたしなめられたmarikzio。
お風呂上がって、PC立ち上げて、就寝前のくつろぎモードの時に再挑戦することにしました。
リダイヤルすると、電話のスピーカーから呼び出し音とフロントの声が。NY時間では午前10時くらいとあって、今度は対応も早いです。

「あい・うぉんと・りざべ〜しょん」

ガチャ、と受付デスクに切り替えられて、呼び出し音。
「Good morning」
今度は女性の声でした。

「marikzio,I want reservation...」

「OK! メールをプリントアウトしてるかしら?リクエスト番号をどうぞ。」

おっ、思ったよりスムーズに流れそうです。
自分のリクエスト・ナンバーと、再び名前を告げて確認。

「○△×%&#○×■△?」 (←聞き取れない)

「.......。」

「○△×%&#○×■△?」

「....う〜ん。My Nummber is ******。」
再び、さっきのリクエスト・ナンバーを復唱する私。困った時はこれを繰り返しました。同じことを何度も繰り返すなんて、まるで酔っ払いのおじさんです。

相手は泊まる日にちを確認したくて、私に言わせたかったみたいです。
「このリクエストはあなた自身のものなの?」みたいなことを聞いてきて、「そうです。私自身です。」なんて答えていました。
あと、私の名前について、どっちがファーストネームかラストネームか?と言うことも。自分にとってはどっちでもええやん、という感じだったけど。

「ベッドはツインとダブル、どっちがいい?」

「ダブルがいいです。」

「smallな部屋の方がいいかしら?」

「ハイ、スモール、スモール。」

そこで、彼女は確認するように、滞在予定日と料金を告げ、クレジット・カードの番号を要求して来ました。
「カードの種類は?Visa?Master?」

「VISAでお願いします。え〜と、No.は...」

「使用期限をどうぞ」

「え〜と、March....」

「OK! 貴方のリクエストはコンプリートされたわ。今、コンピューターにつないでる?」

「Yes」

「今から、確約のメールを送るわ。貴方はメールチェックしてメールが来たかどうか確認してちょうだい。いい?送ったわよ。」

私のMacはネットに繋いでいる状態だったので、早速メーラーを立ち上げます。スパムメールが多いので、いつもはWeb mailで外部メールを吸い上げてから、不要なメールを削除する、という作業をしているのですが、今はそんなヒマはありません。直接、メーラーでチェックします。多くのスパムメールの中にinfo@chelseahotel.comの差出名が。
件名はReservation Cofirmation

「I GOT IT,I GOT IT!」
思わずガイジンになった気分です。

「You Got it? OK! これで完了よ。Welcome! それじゃ、8月*日に会いましょうね。Thank You, Bye!」

しどろもどろな私の英語っぷりにも最後まで根気強く付き合ってくれた受付女性。ひょっとして、最初のおぢちゃんはめんどくさそうな客だと思って、朝にしてくれ、ってあしらったのかも?
とにかく、無事に予約することができました。パソコン、開きっぱなしにしてて良かった。

ほんとに、こんな きゅーと♪ なお部屋だったらいいけど...。めちゃくちゃ古いみたいだし、エアコンが効いてるかどうかも怪しい。今さらながら、ちょっと心配...。
画像元 Hotel Chelsea HP
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ネットでいろんな方々の書き込みや記事を拝見したところでは、チェルシー・ホテルは"出る"ことで有名らしいです。ま、そのテの話は何処にでもあるし、霊感がほとんどゼロの私にはあまり関係ない、と思いたい。このmarikzio、チェルシーに住まう古の霊魂たちが関心を持つほどのオーラなんてないですよー。三輪明宏さんだったら、幽霊さんたちとセッションしてるかも。
そして、一番心に影を落す情報が...。
「アパート棟に2週間暮らしたけど、ネズミの多さに参って引っ越した。」

ネズミ!?ちゅ〜、ちゅ〜

NYのボロくて、安いホテルって、結構当たり前に出るみたいです。(安くなくても...)
ゴーストやアル中住人は何とかスルーできても、ネズちゃんは割り切れないです。虫みたいにティッシュでくるんでギュッ!ってわけにもいかないし。
う〜ん、ここで現実に引き戻されますねぇ。さて、何が飛び出しますことやら。

その1 へもどる。
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by marikzio | 2006-05-26 10:07 | marikzio、NYへ行く | Comments(2)

CHELSEA HOTEL りざべーしょん への道(その1)
過去の投稿で NYのHOTEL CHELSEA についての憧れを語った私。
古いアパート兼ホテルで作家やアーチストなど数多くの著名人が滞在したことで有名な伝説的存在の建物。
ネットで検索したら、渋谷に同名のライブハウスがあるんですね〜。チェルシー・ホテルにはセックス・ピストルズやピンクフロイドなど音楽関係の人が出入りしていた、というところからその名を頂いたのかも知れません。
他の方々のブログ等の記事によると、「あそこにいる人は頭のおかしい人が多い」と地元で言われていたり、「泊まりに来る客もヤバそうな奴ばっかり」なんて書かれていたりしてます。

しかし、アウトローなmarikzio。
ミッドタウンにある、いかにも団体ツアー客のためのホテルではなく、どーせならNYという混沌とした街を肌で感じ取れるような旅がしたくて、映画や小説で登場し、数々の逸話を持つ、あのホテルに身を置いてみたいと思っていました。
しかし、よく利用する Expedia.com に、チェルシー・ホテルは登録されてないし、国際電話で予約をとるほど英語力が堪能ではないし、現地で直接フロントで空き部屋の問い合わせをするほど無鉄砲にもなれません。(だって、満室です、って言われたら、空き部屋を求めてマンハッタンを彷徨い歩くことになっちゃいます)
しかし、この間の記事にも書いたように、 チェルシー・ホテルのHP を発見!!!
予約受付のページもあって、これで長年の夢が叶う、とばかりにリクエスト・フォームに名前とメールアドレス、住所に宿泊予定日等を記入して送信!
『48時間後にこちらから連絡なければ、Callしてください』なんて但し書きがあったけれど、電話なんてできないから、その時は諦めなくちゃなりません。どーか、CHELSEAメールが来ますように...!

2日後、info@hotelchelsea.comという差出人で英語メールが来ました。あ〜、良かったぁ、ちゃんと届いてた。
メールの内容には私の名前、電話番号、メールアドレス、そして滞在希望日時が記述されていました。そして、お部屋の料金も。
...しかし、それに続く文面では「これでReservationが成立したわけではありません。あなたのクレジットカード番号が必要となりますので、電話かFAXで連絡お願いいたします。尚、メールでのコンタクトは受付いたしません。」
ぬぁにい~~~、結局電話しなくちゃいけないの?FAXなんて持ってないよー。
職場にFAXはあるけど、私用で、しかも国際電話なんてマズいでしょ。ひょっとしたら、コンビニなんかでFAXサービスあるかも知れないけど、自分のカード番号のデータがその機器に残ることになってしまうので、やはり怖くて利用できない。

でもでもでもでもでもっ!やっぱり、ここまで来て、あきらめたくない、あきらめたくないっ。
要は電話口で、送信されてきたリクエスト・リファレンス・ナンバーを告げ、自分のカード番号を伝えられれば商談成立なわけです。
「これも修業じゃっ!!!」(←何の?)と言うことで、私は国際電話に挑戦して見ることにしました。

だけど、one night 225$+税金だよっ!日本円にして2万5、6千円はかかる。全日程宿泊することなんてできないよぅ。Expediaでもっと手頃な宿を探して、チェルシー滞在は2泊だけにしよう。
リクエストを見送る場合は何も連絡しないでOKだそうなので、1週間放置し、2泊分だけで再リクエストしてみました。

次の日の次の日、再び info@hotelchelsea.comからメールが。
よしっ、今度はCallしてみよう。
夕方の6時、メールをプリントアウトした紙とクレジット・カードを準備して、固定電話の前に正座しました。国際電話は初めてじゃないけど、滅多にかけることはないので、インターネットで国際電話のかけ方を確認して、いざ出陣。
電話のスピーカーから呼び出し音が鳴ってるのに、なかなか電話に出てくれません。

「chelsea hotel」

ついに相手につながった。受付にしては控えめで素っ気無い声です。さあ、ここから英語でしゃべらナイト。
ドキドキのドキ!!!

「ま、marikzio...。りざべーしょん、ぷりーず...」

突然、ガチャ、と音がして、予約受付係に切り替えられました。

「Hi...」

「ぐっ、ぐっもーにん。marikzio、あい・うぉんと・りざべーしょん...」

「.....。」

相手は沈黙しているようです。えっ、何で。私の発音、マズ過ぎて通じないのかな?

「りっ、りざべーしょん、ぷりーず」

「あのさ〜、8時以降に電話してくれないかな」
と、言うようなことをおっしゃる受付のおじさん。

「へっ...?」

「今さぁ、夜中の3時なんだよね。」

「Oh,sorry.OK!」
慌てて電話を切るワタクシ。真夜中だってのに、『ぐっ・もーにん♪』なんて言ってしまったわ。こりゃ〜、失礼いたしました。

そりゃあ〜、さぁ。私だって、時差の事がアタマになかったわけじゃないんですよ。でもホテルのコンシェルジュって24時間待機してるもんじゃないの?そりゃあ、日本のホテルに真夜中に電話したことはないけど、旅行客って、外国人も多いんだから、24時間受付してくれるもんだと勝手に思ってました。
でも、ソレって自分にとって都合のいい解釈でしかなかったわけで、チェルシー側にとっては「こんな真夜中に電話して来て非常識な奴だ」となるわけです。
いやはや、これはフライングです。

ガイドブックに日本とNYの時間表みたいなのがあって、こちらの深夜12時くらいだと、向こうは午前10時くらいでちょうどいい時間帯になるみたいです。
と、言うわけで、就寝前にもう一度挑戦してみよう、と言うことになりました。

その2 へ続く
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by marikzio | 2006-05-25 18:47 | marikzio、NYへ行く | Comments(2)

CHELSEA HOTEL に泊まりたい!
2003年1月の初NYで、泊まりたかったけれど、写真を撮るだけしかできなかった憧れのホテルがありました。
そのホテルの名はチェルシー。ニューヨーク、マンハッタンの西23丁目7番街と8番街の間に位置する煉瓦造りの古風な建物でその界隈はチェルシー地区とも言われています。創業は1884年。

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道路の向かい側から撮ったのですが、大き過ぎて上手い具合に入りませんでした。ほんと下手なアングルですね。
"チェルシー・ホテル"と聞いて映画ファンの中にはピンと来る人もいるかも知れませんね。
私がこのホテルの存在を知ったのは映画「ナインハーフ」の一場面。
キム・ベイジンガー扮するヒロインが謎の恋人(ミッキー・ローク)に呼び出されて行ったのが、このホテルで、部屋の中には彼と見知らぬ娼婦が待っていた、という場面で使われていました。
"チェルシー・ホテル"なんていかにもありがちな名前なので、何処にでもあるような安宿なのだろうと思っていたのですが、元々はアパートでNYで活躍した有名な芸術家や音楽がたくさん住んでいた(そして現在も)所で有名で、いろんな映画に登場してもいる、知る人ぞ知る"名所"なのです。

アンディ・ウォーホール、ロバート・メイプルソープ、ボブ・ディラン、ジャニス・ジョップリン、ジミ・ヘンドリックス、という淙々たる顔触れ。そしてセックス・ピストルズのシド・ヴィシャスが恋人のナンシーを殺害した場所でもあります。
世界中の芸術家が集まり、出会いの場所でもあった、この赤い館のロビーにはロックバンドのグルーピーや売人や中毒者がうろつき、雑然とした雰囲気に溢れていたようです。
もう10年以上も前にテレビ番組で「チェルシー・ホテルの住人たち」と言ったようなものが紹介されていて、デブとヤセのゲイ作家コンビが一緒に暮らして執筆していたり、猫みたいな目張りと鼻、ヒゲを顔面に描いているエキセントリックな女性画家が大好きな猫たちと暮らしている場面とかが強烈で、「一度はこんなところに行ってみたい!!!」なんて思ったものです。要するにタダのミーハー精神なんですが。
また、リュック・ベッソンの『レオン』でも主人公のレオンが住んでいたアパートがここであり、イーサン・ホークは『チェルシー・ホテル』で初監督デビューを果たしています。
このように、今もなお、ここの建物に魅せられ、インスピレーションを受けているアーチストや作家は少なくないのです。

参考ページ

MIDNIGHT COCKTAIL / YuKio Matsuo「チェルシー・ホテル」

ニューヨーク・ロケ地ガイド 「チェルシー・ホテル」

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看板を真下から。窓からロビーやフロントを覗くことができたのですが、ちょっとシュールな巨大馬の顔?みたいな絵が見えて、独特の空気感を放っていました。
と、まあこんな風に超有名人が集まった場所ではありますが、決して高級ホテルという感じではありません。ゴージャスな内装や設備を想像して行ったら、がっかりさせられるみたいですよ。
本来はアパートだった、というだけあって、キッチンがついて自炊もできる客室もあるみたいです。現在、建物の半分は長期滞在者が生活しているようです。ここは観光客にはあまり向かないけれど、煉瓦造りの建物やアパートが多く、落ち着いた雰囲気がとても素敵な所です。こんな所で作家活動しているなんてうらやましひ過ぎる。

私がNYに行こうとした時はHPもなかったので、ネットで予約を取ることができなかったのです。私はFAX機器も持ってないし、自分の英語力では電話予約なんて無理です...。

でもでもでもっ!
最近(っていつからなんだ?)、HPができたようで、ここから予約ができるようになりました。
これで長年の夢が叶うかも。Yeah!

公式HP The Hotel Chelsea

しかし、シングルでも195ドル(22,000円くらい)から、って結構高いなぁ。ミッドタウンでグランドセントラル・ステーション近くのホテルでも、もうちょっと安いところあったような。ま、ニューヨークの中じゃ普通かな?
もっと高いホテルはNYにいっぱいありますから。
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by marikzio | 2006-04-11 11:50 | marikzio、NYへ行く | Comments(2)


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