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魅惑的なクリップ -ANGGUN - ECHO [YOU AND I]-
フランス人に帰化したインドネシア出身の歌姫、Anggunのビデオクリップ。

Mylene Farmer のLonely Lisa を製作した新進気鋭の映像作家 Roy Razによる作品。冒頭では、Jean-Paul Gaultier がゲスト出演。
さすが、ゲイ・フレンドリーなタッチがお得意のRaz。イケメン軍人の肉体美の群れに映える、Anngunのパフォーミングはまさにゲイ・ディーヴァの貫禄。
なんと、 fabulousで輝かしい!


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by marikzio | 2012-03-20 19:30 | French Music | Comments(2)

毎日、少しずつ、Progrèsのために
フランス語を独学で初めて、何年経ったんだろう...。
ひょっとして10年近くの月日が流れてしまったかも知れないな~(汗)。
それなのに、仏会話はおろか、フランス語放送のニュースや映画の台詞もまともに聴き取れない自分って...(涙)。
仏検4級と3級は勉強を始めてから約半年、一発で合格出来たものの、その次の2級に何年もかかってしまった。まあ、途中でブログ書きとかその他のネット生活で忙しくなってしまい(?)、仏語学習のモチベーションが下がってしまった、と言うこともあるけど(言い訳)。検定すら受験しないようになってしまいました。
数年前に生粋のフランス人が教えてくれる教室を見つけてから、フランス語熱が再燃したものの、仏検2級のレベルと言うものは、やはり立派な受検フランス語なので、日常会話とは違った訓練が必要。それで、またボチボチ受けるようになりましたが、すっかり落ち癖が定着してしまい、「ま、今度もダメだろうな」と1ヶ月近くになっても勉強する気が起こらず、サボろうかな?と考えながら受けた2011秋季試験がまさかの合格。
人間、のらりくらりながら、続けていると、いつかはトンネルを抜け出すもんなんだな、と言うことを実感。そうです、何事も地道に続けることが大事!!
急いだってしょうがないんです。亀さんやカタツムリだって、歩みはゆっくりでも着実に進んでいますよね。

と、言うわけで、今は準1級をめざして少しずつ準備しています。
仏検準1級は秋季の11月。それまでに、準備が整っているとは思いませんが、「今回は受けない」と思った瞬間に勉強しなくなると言うことがこれまでの経験でわかっていますので、不十分でも、試験の申込みはしたいと思います。
しかしながら、私が日々、フランス語にさく時間はほぼ1時間程度。その上、机の前にじっと座っているのが苦手。そんなどうしようもない怠け者の私に救世主となってくれているのがiPhoneなんですよね。iPhoneは何処にでも持って歩けて、ちょっとした隙間時間を有効利用させてくれるので、とても重宝しています。


今、毎日利用しているツールはPodcast Chocolat TV5monde のアプリ


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フランス語Chocolat

ショコラはかなり前にも、ここのブログで紹介したことがありますが、ゆっくり聴く時間が取れず、ついていけなくなっていたので結局、月850円の有料会員をやめてしまいました。毎週土曜日の更新にあわせてiTunesにダウンロードし、パソコンとiPodを繋いで同期するのも面倒だったし、PDFファイルをプリントアウトできるのも良いんですが、プリントしたテキストがどんどん溜まってしまい、保管にも困っていました。音源ファイルも蓄積するとパソコンやiPodの容量をかなり逼迫するんですよね。
でも、フランス語関連の最新の情報を常に提供してくれること、そこに登場するフランス語圏の人々のインタビューは、教材のための内容も音声も整えられたものではなくて、まさに生きたフランス語。あのソースはやはり貴重だなぁ、と思っていました。
今のiPhoneやiPod touchはネットに直接繋がるから、パソコンなしで手軽に最新のプログラムをダウンロードできる、嵩張っていたPDFファイルもiPhoneのアプリに収納すれば、プリントアウトすることなく、いつでも好きな時にチェックできるのではないか?と言うことに気づき、利用を再開してみることにしました。ChocolatのPDFファイルは、あっさりiBookに収まり、整理できています。仕事の合間に聴いて、PDFを開いています。
しかしながら、ショコラのインタビュー、相変わらず難しい。
当番組では、「初級者から上級者まで対応しています。ご自分のレベルに合わせて使い方を工夫してください」と言うコンセプトのようです。


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フランスやフランス語圏の様々な番組を放送している、フランス語国際公共総合チャンネル、TV5MONDE。
日本語版公式ページ に会員登録すると、24時間オンラインでフランス語のニュースやビデオを閲覧することができるサービスですが、月1.200円は億劫だし、そんなに時間を確保できるわけではありません。
が、このTV5MONNDOが運営、制作しているiPhone、iPad用アプリが出てたんですねー。

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TV5MONDE:iPhoneアプリ

毎週、フランス語による国際ニュースを3件ピックアップし、そのビデオと音声が視聴できます。そして、そのテキストの中から時事単語を10~20個ほどピックアップし、単語の意味や綴りをゲームでテストして行く、というもの。
ゲーム感覚で、難しいボキャブラリーを身につけられるんですよ、奥さん。
これって、上級をめざすフランス語学習者にうってつけのプログラムじゃないですか?

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ハイ、聴いてもさっぱりわかりません。
しかも、単語の意味の説明は日本語じゃなく、フランス語か英語なので、どーうしても日本語で確かめたい場合は、辞書アプリをiPhoneのマルチタスク機能で呼び出して確認してます。
毎週、ニュースが更新されますが、過去ニュースはアーカイブとして保存されません。しかも、その更新と言うのが、大概は土曜日か日曜日なのだと思うのですが、水曜日にやっと更新されていたこともあったり(環境によるのかも知れませんが)、結構アバウト。
これは、ショコラ以上にハードルが高いですが、完璧を目指さずに、楽しみながら毎日少しずつやるだけでも、力がつくのではないのかな?と期待しています。

それにしても、iPhoneって、何て便利!
忙しいと言うより、時間の使い方が下手な私の為に、スキマ時間を有効資源に変えてくれる、まさに船を漕ぐオールのようなもの。やはりジョブズ氏が残した功績は大きい。
ところが、こんな便利なiPhoneにも弱点が...。
スマホの画面って、下手するとガラケーより目に負担かけませんか?私だけ??
うちの父も母も○眼ではなかったので、私も何とか大丈夫かな?と思いたかったのですが、パソコンの前にいる時間も多くて日々、目を酷使しているので、かなり疲れやすくなって来ました。007.gif
これは、自宅にいる時はなるべくiPadにするとか、無駄にパソコンやiPhoneを弄らないように心がけないといけないなぁ、と思います。
目や体に負担をかけない為にも、少しずつ、亀のようにゆっくり行きたいと思います。
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by marikzio | 2012-03-14 12:07 | n'importe quio! | Comments(2)

-Blue Valentine- by Derek Cianfrance
今やアカデミー賞ノミネート常連女優になりつつあるミシェル・ウィリアムズと最近、あちこちで名前を見かけるライアン・ゴズリングの共演作です。
よくある若い夫婦の甘い恋の始まりとその愛が破綻するまでの時の流れを淡々と綴ったドキュメンタリー風作品。

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Blue Valentine 邦題 『ブルーバレンタイン』
2010年 アメリカ
監督:Derek Cianfrance
出演:Michelle Williams 、Ryan Gosling


ディーン(ライアン・ゴズリング)とシンディ(ミシェル・ウィリアムズ)は結婚して10年くらいは経とうとしているカップル。二人の間には幼い一人娘のフランキーがいます。
ディーンは子煩悩ですが、上昇志向が強いタイプとは言えず、特に定職にもつかず漠然とした毎日を送っています。これは二人が出会った当時、運送屋のアルバイトをしていた頃とほとんど変わっていません。その隙間を埋めるべく、シンディは医療関係の資格を取り、病院勤務と主婦業をこなす、という多忙な日々。そんな夫婦ではバランスが取れるハズもなく、二人の間にはどこか不協和音が聞こえ始めている。とうに妻の愛は冷めていたのだが...。

b0069502_14452734.jpg全体的にスピード感もなく淡々として、そこに登場する場面は日常よくあるような出来事。シンディの化粧っ気のない疲れた風情と前髪前線が後退し、少々小太り気味のディーンの容姿が年齢を重ねていることを感じさせます。と、思いきや、ブロンドのロングヘアがキラキラの、お色気溢れるシンディがスクリーンに登場。そして就活をする若い印象のディーンも。
まともに働いたことさえないディーンが掴んだ仕事は運送屋のアルバイト。「自分みたいに学もなく、稼ぎのいい仕事でもない男は女達に相手にされないよなぁ」と呟くような場面もありますが、仕事先で行った老人ホームで祖母の世話をするシンディに一目惚れ。高嶺の花と知りつつも、抑えきれなくなったディーンは自分が見初めた美女に猛アタック。
一方、シンディは「将来は医者になりたい」と考える志の高い女子学生。ところが、クラスメイトの男子の目配せ一つで体を許してしまうような緩さがありました。後に明らかになりますが、初体験は13歳、性交渉を持った人数は20人超えという奔放加減。彼女なりに問題を抱えていたと思いますが、そこはストーリーの核心でもないので、はっきりとは描かれていません。正直、あまり恋愛対象にはならないようなディーンでしたが、彼のド真剣なアプローチと情熱に突き動かされ、二人の仲は親密に。ところが、シンディの妊娠が発覚。中絶手術も受けようとしましたが、結局は二人は夫婦となり、新しい家族を作ることを決意したのです。
しかし、いつしか二人の間には言い争いが多くなり、どこか冷ややかな空気が流れている。未だシンディを愛しているディーンは何とか、結婚前のラブラブな関係を復活させたいと思い、妻に久しぶりに水入らずで過ごしたいと、ある提案をするのですが...。
これといってドラマチックな展開もないし、重いトーンの場面が延々と続く作品。二人が出会ったばかりの頃、そして現在と時系列を交錯させて進行する、という斬新な趣向と主演二人の力量がなかったら、とても最期まで観られなかったと思います。

ミシェル・ウィリアムズって、セクシーだけど男達に翻弄される薄幸の美女、というイメージが強い気がします。欧米男性に人気が高いブロンド系、あまり賢くなさそうなトロンとした眼差し、ムチッとしたボディー。子役からこの世界に入ったと言いますが、お子様の時からすでにフェロモン満開で危ない雰囲気はありました。ドラマシリーズ『ドーソンズ・クリーク』で主人公が恋するNY出身の女子高生役で出た時は、ティーンとは思えない妖艶さで「うわ、この子、恐るべし!」と思ったものです。その後、『ブロークバック・マウンテン』で隠れゲイの夫を愛する人妻役でアカデミー助演女優賞を受賞。その時の共演者であるヒース・レンジャーと婚約し、一人娘までもうけますが、結局、婚約は解消。ヒース・レンジャーは自殺(?)し、彼女の人生も、まさに映画のよう。
2012年のアカデミー女優賞にノミネートされた『マリリン7日間の恋』で演じたマリリン・モンローはまさにハマり役で、これぞ21世紀のセックスシンボル像を体現してるのではないでしょうか?本作観てないけど。
『ドーソンズ・クリーク』での共演仲間にケィティ・ホームズがいますが、ケィティはトム・クルーズと結婚し、不能だと思われていた(?)トムの子どもを妊娠し、出産。今では女優というよりゴシップセレブとして定着してる感がありますが、ミシェルは子役アイドル路線に甘んじることなく、インディーズ系のマイナーな作品に積極的に参加して、演技の質を高めてきた強者。
本編の後半部分ではひたすらヒステリックになり、興奮状態で「もう一緒にいたくないの!出てって!!」とわめき散らすだけで夫の言い分に耳を貸さないシンディの姿に心を刺されました。嫌悪感とか、その他もろもろの感情に押し流されてる人って、理路整然と話すことが出来なくなるんですよね。ミシェル自身は、もう少し口が立つ人だと思いますが、「嫌だ!」とか「出てけ!」とか「別れて!」しか口をついて出てこない極限状況だったのか、それとも、本当は別れる決定的な理由などないのに、今の自分にはお荷物でしかないから、それしか言うことが出来なかったのか、と考えさせられる熱演でした。

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私はこれをWOWOWの放送で観たのですが、この映画の放送枠に登場する二人の紹介者のうちの一人が「この女の子、男を見る目がないよね~。運送屋のバイトのお兄ちゃんなんて最初から合うわけない。この作品はね、娘を持つ父親が、その娘がろくでもなさそうな男を連れて結婚したい、と言って来た時にね、この映画をビデオに残しておいて、こんな結果になっちゃうよ~、と見せてやればいい。そういう教材素材として非常に優れた作品」とコメントしたのにはびっくりしました。いくら何でも、公共の電波で言って良いことと悪いことがあるだろ、って思いましたが。
まあ、確かに、医者をめざしているような子がこんな将来性の薄い男と仲良くなっていいのか?と漠然と思いましたけどね、私も。妊娠しちゃって、結局いろんな事を諦める羽目になって、数年後に不満が大爆発したって、そんなの最初から予想できただろ、なんて言ってしまったら、身もフタもないわけですよね。
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by marikzio | 2012-03-13 14:07 | Movie | Comments(0)

-La Femme d'à côté- by François Truffaut
これ、フランス語の教材テキストにちょこっと載っているのを観て以来、凄い観たかったんですよー。あまりにも有名なトリュフォー監督の『隣の女』。先日、WOWOWでオンエアされてるのをついに拝むことができました。
かなーり前、テレビの深夜映画で放送されたのをビデオに録画したことはあるんですが、ちらっと観て、なんか昔臭い雰囲気だったので、まぁ、いいやと観ないで消してしまったことを後悔してました。でも、当時の自分が観ても、この作品の良さがわからなかったかも...。

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La Femme d'à côté 邦題『隣の女』
1981年 フランス
監督 François Truffaut (フランソワ・トリュフォー)
出演 Gérard Depardieu (ジェラール・ドパルデュー)、Fanny Ardant (ファニー・アルダン)


ベルナール(ドパルデュー)は若く美しい妻アルレット(ミシェール・ボームガルトネル)と一人息子のトマと3人で暮らす、いたって平凡な良き夫、良き父親。
空き家になっていた向かい側の家に借りてがついて新しいご近所さんが引っ越してくることに。引っ越しの手伝いがてら、挨拶に燐家を訪ねてみると、初老の紳士と、まだ若さを残した妻のカップル
がベルナール家族を迎えます。
若妻のアルレットは、無邪気にも、この夫婦に好意を抱き、早速、自宅へのお招きパーティーを開催。しかし、夫のベルナールと来たら、そのパーティのある夜に「残業があるから」とか何とか行って、エスケイプしてしまうのです。
その理由は、相手方の奥様のマチルド(ファニー・アルダン)は自分のかつての恋人であり、それも大恋愛の末に泥沼状態で別れていたからなのです。ああ、何という因縁、何という運命。
しかし、間もなく二人は再び求め合うようになり、密会の逢瀬を重ねることになるのですが...。

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60年代か70年代初めの作品かと思いきや、意外に新しく(?)81年の作品。当時は携帯もメールもなかった時代ですから、大胆にも自宅の電話からお互いにコンタクトを取ってるんですよねー。
観る前の予想では、ベルナールに未練たらたらのマチルドがストーカーのように彼をつけ回し、修羅場と化す、的なイメージを立ててたのですが、本編の流れではどちらともなく誘い合い、しかし、途中でマチルドが「私たち、もう会うのはよしましょう」と一方的に宣言しています。そして、それに逆上したベルナールが公衆の面前でマチルドに詰め寄り大失態を演じることになります。大人の恋でも歯止めが効かなくなると怖いのネ。

それにしてもドパルデューとアルダン、どちらも体が大きい組み合わせ。二人で並んで歩いたらさぞかし場所をとって周囲を席捲したでしょうに。アルダンはいかにもフランス女優らしい華やかな美貌、そして若いドパルデューは美形とまではいかないものの、ちょっと目を惹く遊び人風ですしね、こんなカップルなんて周囲から浮きまくって、インパクト強すぎて、とても秘めた恋なんて出来ないのではないかと思うのですが。
話の設定もいかにも古くさいよろめきドラマテイストなんですが、巨匠トリュフォー、名優ドパルデュー、魔性の女アルダンの三位一体でドラマチックな作品に仕上がっています。

でも、どうしてこの二人、こんなに愛し合ってるのに結婚にいたらなかったのでしょうか?
ほんとは何のやましい事もない、普通の1カップルだったはずなのに。二人が求め合えば求め合うほど、二人の間に破滅的なエネルギーが生まれ、ナイフのように傷つけあってしまう。しかも、マチルドなんてベルナールを失った後の心の溝があまりにも深く、自殺未遂を起こしたり、離婚も経験している。二人の間に何が起こったのか?をあえて具体的に描かずに、観る側の想像にまかせるところも、また巧み。
"ソウルメイト"なんて言葉が世の中には流通してますが、このベルナールとマチルドなんて、まさに"アンチソウルメイト"。最初から出会ってはいけない二人だったのではないか、と思います。一緒にいても負の共鳴関係しかもたらさないカップル。それでも、結局、二人の人生は再び交差し、起こるべくして起こることが起きてしまう。
磁石のように引き合い、結合したまま、人生の幕を閉じるラストは壮絶です。

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ファニー・アルダン、大柄で目鼻も肩も手も全て大造りなんですが、エレガントで格好良かったですね。当時、トリュフォー監督と恋仲だったそうですが、今も変わらぬ美しさ。
片やドパルデュー、フランスの武田鉄矢みたいな強烈な印象しかなくて、ベテランになった今もまさに岩男なんですが、若い頃って、そこそこに格好良かったんですよね...。う~ん、複雑。
 
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by marikzio | 2012-03-12 14:34 | Movie | Comments(0)

日本人にとって大きな意味のある日になってしまった3月11日
ご無沙汰記録、最長になってしまったmarikzioです。
皆様、お元気でしたでしょうか?
不覚にも、二年後しのご無沙汰。年末年始のご挨拶もせず、いつの間にか3月に突入してしまいました。私の方は、特に変わりもなく、相変わらずのらりくらりと暮らしています。ただ、一つの記事を書くのに大量の時間を要するブログに向き合う、余裕と情熱もなくて、ここまで遠ざかってしまいました。長年、私のブログを読んで来て下さった方には本当に申し訳ありません。
先日、何度も、そして何年も受けては落ち続けて来た、フランス語検定(二級)にようやく合格することが出来まして、「試験が終わってから」、「試験結果通知が届いてから」、ブログを再開しようと思っていたものの、さて、じゃあ何を書こう?となると、手が止まってしまう有様でした。

しかし、3月と言えば、ちょうどあの日から、一年が経ってしまう時期なのですね。
本当にあの日は、全てが信じられなくて、そして、全てが変わってしまった日でした。ほんの一年前のことですから、あの日に起こったことのほとんどを私は容易に思い出すことが出来ます。幸い、私がいる青森県は八戸周辺の地区を除いて、ほとんどは地震による大きな被害を受けることはありませんでしたが、県下全地域が停電し、電話回線がパンクし、寒くて真っ暗な部屋の中で、アロマキャンドルを灯しながら、夜を過ごしたことを覚えています。しかし、時々、余震に見舞われる度に慌てて、何度も火を消しました。あれ?この日の夕食に私は何を食べたんだっけ?全然思い出せないや。(笑)
停電だから、当然携帯の充電もできない。携帯だけが頼みの綱なのに。ブログやネット仲間さん達から、安否を気遣うメールを頂いたのは嬉しかったのですが、それに全て返事をしていたら、バッテリーがあっと言う間に底をついてしまう、というジレンマに襲われ、ツィッターに一言「何とか生きてます」と発言するのがやっとでした。しかし、その「生きてます」という言葉が、まるで九死に一生を得たような、極限状態にあるものと想像させるらしく、また余計に皆さんの心配を煽るようなことになったみたいです。
車のナビのワンセグでニュースを見ていました。その日、政府は「原発関連施設も何も影響を受けていないので、ご安心ください」と発表したり、「我々は戦後最大の危機に直面しています」と言ったり。でも、どちらの言葉も、その時の私にとっては現実味がなくて、ぼーっと受け止めていました。とにかく電気が復活しないかな、電気さえあれば何とか元の生活に戻れるのに、という程度にしか認識していなかったかも知れません。
電気は翌日の午後、復活しましたが、第二のパニックが待っていました。
流通が遮断されてしまい、物資が届かない。ガソリンスタンドで給油したくても、どこもロープが張られてクローズしている。タイミングよく、営業しているスタンドを見つけても、「10リットルまでです」と制限が課せられてしまい、どこに移動するにも車が欠かせない私達にとってはほとんど致命的な危機でした。地震があってから、1、2週間は、常にガソリンスタンドを探してウロウロ、たった10リットルの給油のために1、2時間並ぶのも辞さない、という状況が続きました。
そして、間もなくして発覚した原発事故。「原子力はもちろん危険だけど、日本の技術は極めて水準が高く、対策も万全にしているから絶対に安心」と信じ込まされていた私ですが、色々なことが明るみになり、以前は店頭に並んでいる食品に何の不信感もなく当たり前のように手にとって来たのを躊躇うようになってしまいました。
こんな日が来るなんて誰が想像出来たでしょうか?

一年と言うのは、短いようで長い。
あの日を境に私達の中で価値観と言うものが大きく変わり、消費行動や節電、家族や人間関係の見直しなど、これまであまり気にも止めなかったものに、目を向けるようになったかも知れません。
しかし、一年と言うのは長いようで短い。
被災地の復興に向けての動きは、蝸牛のようにのろのろと重く、しかも、被災者の方々や国民全体が背負った運命の大きさを未だに受け止め切れないでいるような思います。震災が残して行った傷跡は、時間が経った後もジワジワと影響を及ぼし、私達の心に影を落とし、永らくは払拭されることはないでしょう。

私はこの一年の間に、被災者の皆さんに対して、何をしてやれたでしょうか?
雀の涙ほどの献金はしましたが、直接被災地に向かって、ボランティア活動をしたとか、物資を送る、というようなことはしませんでした。これらは受け入れる側も準備と手間が要るそうなので、ちょっと難しいかな、と。とりあえず献金は続けてやりたいと思います。
誰にでもできることは、祈ることでしょうか。まっさらな心で、人々が幸せそうに笑っている姿をイメージして、お祈りするのも力として作用するそうですよ。

東北にまた笑顔と豊かさが戻りますように。
そして、原発の汚染が浄化され、消失する日が来ますように。
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by marikzio | 2012-03-11 18:08 | Comments(0)


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