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ZAZIE "TOTEM"
Zazieの新作アルバム"TOTEM"。
2月にリリースされていたのがわからず、mixiのZazieコミュで初めて知りました。出遅れたので、初回限定版CD2枚組BOXもすでに完売となっていました。

ぬ か っ た わ...

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ま、限定版入手できなきゃ気が狂うほどファンってわけでもないし、何でもかんでも限定版をゲットしたところで、ただでさえCD収納スペース、パツンパツンなのに場所取るだけだしね。気を取り直して通常盤をHMV.JPで買いました。

前作 "RODEO" の限定盤はなんとビデオ・クリップ集DVD付き。しかも、豪華絢爛インド式ミュージカルな内容で「どーよどーよ?」のてんこ盛りだったのですが、今回はDVDもなく、本編自体もまとまっちゃった感じがあります。このへん、カロ様と似てますね。
しかーし!アルバム全体の雰囲気を決めると言って過言でない、トラック1発目。
「やっぱり、ザジだ!」とうれしくなるような"Des Rails"。短調のメランコリックなメロディーが激しいロック調にアレンジされ、それに絡むハスキー・ボイスがなんともクール。気分が昂揚してくるというか、耳から飲むカンフル剤と言った感じでしょうか?
彼女の曲は明るく華やか、というわけではなく、どこか憂いを秘めた暗さを感じさせるものが多いです。曲によっては、もの悲しい気持ちになるものだってある。しかし、これらが都会的で垢抜けたサウンドに脱皮しており、彼女の艶のあるオトナ声が加わると、まさに鬼に金棒なのです。
特にカッコいいと思ったのは冒頭の"Des Rails"、それに続く"Je suis un homme"、"Jet Lag"、そしてアルバム・タイトルにもなっている"Totem"。よくよく聴いてると、これまでの彼女のパターンをそのまま踏襲しているような作品で、特に目新しさもないいんだけど、このマンネリさが嫌いではない。かと思うと、半音メロディーで、一部キンキン声になっている"Ca"やいきなり、コミカルなラップが飛び出す"Na"にハッとさせられます。もちろん、バラードもあります。特に一番最後の"Vue Du Ciel"は美しい楽曲ですよ。

Zazieはミレーヌ・ファルメールとは違うタイプではありますが、自分が憧れる女性の一人です。モデル出身という美貌の持ち主でありながら、ファンの前でおどけてみせる気さくさ、親しみやすさ。顔の骨格が華奢で目鼻立ちが小造りな童顔女優とは違って、ザジは骨格も鼻骨もしっかりした大人顔。
高齢出産をしたと思えないような鍛えられたボディも羨望ものです。ライブで片足を高く上げるパフォーマンスがあったのですが、ミレーヌといい、ザジといい、若さを失わない女性って、ちゃんと体作ってますよね。
"Totem"特設サイトでは、曲の視聴やビデオが見れます。
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画像元 Universal Music Zazie "Totem"

これは、PV撮影に使われたスーパーでの一コマ。ザジの後ろで踊り狂うエキストラ達。
しかし、この展開には度肝抜かれますよ。何たって人間ドミノ。とってもアクロバティック!ザジのコメディエンヌ振りもお楽しみください。
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You Tube "Des Rails"

ここで、更にビデオ・クリップを紹介いたします。
b0069502_23111128.jpgZazie's VIDEOS

Adame et yves
この曲大好きなんです。
妊娠が発覚したころのザジ。日本でもよく見かける個人写真のボックスの中。いろんな人種の人々が登場して、一緒に歌ってます。しかし、ラストのキスシーンといい、先日ご紹介した"Un point C'est Toi"といい、ザジって、実はヤオイ系なのかしらん?

Rodeo
たぶん、インドでのロケ。この雨の中の男女、とても刹那的な感じがします。
男性、大丈夫なんでしょか?ヤ*中みたいに見えます。虚ろな目、ふらつく足。まるで自分のカラダじゃないみたい。

La vie en Rose
私はよくわからないんですが、どうやら映画音楽として使われたようです。
しかし、超有名なピアフの曲をこんなふうに換骨奪胎させて別物にしてしまうとわ...。

ZEN
"ZEN"とは言うまでもなく"禅"のこと。初期の彼女の大ヒットシングル。
当時、フランスの若者の間では「それって、"禅"だよね。」という台詞が飛び交うほど、浸透していたらしい。"禅"のほんとの意味を理解していた人はどれだけいたかわかりませんけど。
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by marikzio | 2007-04-27 23:10 | French Music | Comments(6)

ZAZIEの"Un Point C'Est Toi"
ZAZIEの新作アルバム、"TOTEM"のレビューを書こうと思い、ネタの仕込みとして、画像や動画を捜しまわってたら、こんなビックリPVを見つけてしまいました。\(◎o◎)/!

まるで、シェイクスピアの戯曲に出て来そうなドレス姿のザジと女友達。彼女がこの時代のコスチューム・プレイなんて珍しいですね。クールなザジ姐さん、というイメージが強いだけに、彼女の表情がとても初々しいのが新鮮でした。
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そこへ、二人組のイケメン登場!
愛しの殿方達とすれ違い、浮き足立つお嬢様方。ついつい彼らを尾行してしまうのです。
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想像力の逞しいザジ。そのうちの一人と抱き合うところを妄想までしちゃいます。
ザジ、積極的に彼のシャツやズボンを脱がせてかなり大胆です。
最初、夢想シーンだと思わなかったので、ヒロインのあからさまな行動にギョッとしました。それでも、ご本人がプレーしてるのに変わりはないし、生唾ゴックンとばかりに覗き見するザジの表情もいいですね。
実は彼女、妄想族!?
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イケメンズは森の中にある湖の畔に辿りつきます。そして、なんと、生まれたままの姿に。キュートなヒップにお嬢様方は狂喜、大興奮!!!
実は彼らが水から上がる瞬間に ちらっと見えちゃってるんですよ!!!
ミュージック・ビデオなのに、こんなモノ撮っちゃっていいんだろうか?
私までもがドキドキのドキ (^0^;)
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最後に"オチ"が用意されています。そのオチがありきたりと言えばありきたりなんですけどね...。
でも、でも、でもっ!
是非ともこのクリップの結末を皆さんの目でお確かめいただきたいのです。

You Tube "Un Point C'Est Toi"

自分はこの曲をライブDVDで聴いていたのですが、オリジナルで聴いたことはありませんでした。彼女の初期にあたる作品だとは思うのですが、当時は話題になったかも知れませんね。
ハンサム・ガイのナイス・バディやヒップが拝めるのも魅力ですが、キャッキャッ色めき立つ女性陣が微笑ましくて、なんか憎めない作品だと思いませんか。女性の感性で嫌みなく描かれているのがいいのです。

ZAZIEのビデオ・クリップは、なかなか手が込んだものが多くて、「アレもコレも紹介シタイ!」状態なのですが、これは是非とも単独でフィーチャーしなくちゃと思い、こんな記事になってしまいました。
相変わらずおバカな私でごめんなさいです。<(_ _)>
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by marikzio | 2007-04-25 22:51 | French Music | Comments(2)

CALOGERO "POMME C"
"CALOG3RO"から、3年。
最新作"POMME C"はソロとしては4作目のアルバム。カロジェロって乳首ピアスしてたんですね...。
自分は限定版Livretを買いました。ブックレットが新刊本ぐらいの大きさで写真集になってます。
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b0069502_21295336.jpg歌詞本写真集は本人やスタッフのスタジオでのスナップ、そしてZAZIEとの2ショットなど54ページ。
なんと全トラック11曲のテキストを彼女が書いてるみたいです。
カロジェロはザジーやラファエルなど、多くの音楽仲間に歌詞を書いてもらってるみたいなんですが、この"POMME C"は、ほぼ完全にZAZIEとの共同作だと言えますね。
それにしても全曲預けてしまうなんてすごい...。
それほど親交が深いと言うことなのでしょうが、彼女、このアルバムのリリースとほぼ同時期に自分の新作アルバム出してます。どちらも大物ミュージシャンだけに、どういう経緯でこのアルバムを造ることになったのか、ちょっと気になりますね。

ザジーの仏語歌詞はよくわかりませんが、作品全体の印象としては、前作のようなメランコリックさが抜けてポップな感じになったかな?もちろん、カロ様のお家芸である、哀愁を帯びた美メロや情緒的ロックサウンドは健在です。しかし、全体的に小さくまとまっちゃったかな、という気持ちも否めません。
例えば、"Si Seulement Je Pouvais Lui Manquer"を初めて耳にした時のような「こんな切なくも美しい歌を歌うお方は誰っ?」と身を乗り出したくなるほどの楽曲がないんですよね。あと"Face a la mer"のようなパンチが効いたラップ調の試みとか"Yalla"のようなダイナミックさ、「こう来たか!」の変化球"Safe Sex"など、3rd"CALOG3RO"がバラエティーに富んでただけに、今回は物足りない印象を受けました。
もちろん、好きな曲もあります。冒頭のアルバムタイトルになってる"POMME C"や軽快な"Game Over"、"Je suis assez clair"、情熱的な"Sans L'amour"など、よく聴いてみるとなかなか趣向を凝らしてます。あと、"Hypocondriaque"は今は亡きラフェール・ルイス・トリオっぽい。あ、元ラフェールのユベール・ムーニエがラフェール時代のセルフカバー・アルバム出すみたいですね。
私、ZAZIEも大好きなんですよ。彼女が書いた詩がちゃんと解読できたら、また印象も違ってくるのかも知れませんけど。
次回は、その彼女の新作"TOTEM"を紹介したいと思います。

Caloger:Site officiel
本家サイトの他に、ContributionsやFanzoneなどのサイトがリンクされていますが、アイコンみたいなのが、ぐるぐる回ってつかまえるのに大変。しかも大音響で"POMME C"が流れるのでちょっとうるさい。(苦笑)

でも、ここでPVを見ることができます。
CALOGERO:Videos

"LE SAUT DE L'ANGE"
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"POMME C"からの第1弾シングル。
意味は「天使の跳躍」とでも言うのでしょうか?

"Si Seulement Je Pouvais Lui Manquer"
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これぞ、marikzioが涙した名曲。過去ログ でも取り上げています。
この時、タイトルの意味がわからなくて、「もし、誰かよろしかったら教えてください」と呼びかけたところ、丼ちゃん と通りすがりの犬さんからコメントを頂きました。
タイトルの意味は「彼がせめて僕を、恋しがってくれたら」になるそうです。
母子家庭で育った主人公が初めて父親と対面する内容の歌のようで、PVの中で黒人の男の子がまだ見ぬ父親に思いを馳せながら成長していく姿が描かれています。

PVはこれ以外にもいろいろ用意されてます。レコーディング風景も楽しめますので、是非ともカロジェロの世界に浸ってみてくださいな。
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by marikzio | 2007-04-23 22:03 | French Music | Comments(0)

SEAN LENNON & -M-
フランスの人気ギターリスト、-M-ことマチュー・シェイデットがショーン・レノンとコラボレーション。
シングル"L'eclipse"(れくりっぷす)、4月23日に発売。
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画像・情報元 Sean Lennon & -M- en duo

"eclipse"で「日食」とか「(有名人)の活動のブランク」、「点滅」という言葉が出て来ました。この曲の場合、どれを指してるのでしょうね。歌詞を見ないと判断できない、というかそれ以前に仏語能力がないので、解読できましぇん。どなたか教えてくださいな。
サウンドはちょい70年代フォークっぽい?

ショーン・レノンは元ビートルズのジョン・レノンとオノ・ヨーコの息子ですよね。和名はタローというそうです。フルネームはショーン・タロー・オノ・レノン。
ジョン・レノンにはジュリアンという同じくミュージシャンの息子がおり、ショーンとは異母兄弟。彼に先んじてミュージシャン活動をしていましたが、父親のイメージが強すぎるのか、ビートルズの亜流みたいなサウンドで(本人の意向じゃなかったかも知れないけど)、個人的には面白いと思いませんでした。
タロー君はその血筋が日本でも話題になり、16歳ぐらいの時、日本の整髪料のCMに出演してます。その頃からミュージシャンとして活動してたと思うのですが、端正過ぎるルックスが災いして、あまりレコードが売れなかった、みたいな噂を聴いたことがあります。でも、ちゃんと堅実に活動していたみたいで良かったです。You Tubeで検索すると、動画ザクザク出て来ますし。
そんな彼も今では無精髭&ボサボサ頭の怪しいおぢさん...。-M-様もトレードマークだった(?)アトム・ヘアではなく、天パ風無造作ヘアで、ショーン君に対抗しております。

ショーン・レノンはかなり仏語に堪能なんですね。
-M-とのコミュニケーションもフラ語だし、ブログも書いちゃってます。
Le Blog de SEAN LENNON
オフィシャルサイトも、これがまたオッサレ〜♪
sean lennon [dot]com
そして、-M-のオフィシャルサイト
QUI2NOUS2.com
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by marikzio | 2007-04-20 22:20 | French Music | Comments(2)

Boot Campって何?
私がMy Spaceとほぼ同時期に入会したmixi。噂どおり、多種多様なコミュニティがあって、Mac関係のコミュをいろいろ覗いて見たら、"Boot Camp仕様"という用語が飛び交っているのが目につきました。
Boot Campって、何だろう???
ひょっとして、あのBilly Blanksが関わっているヴァージョンなのかしら?
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と、そんなおバカなことを本気で考えてしまいました。(←私の無知を許してください)

Boot Camp(ぶーと・きゃんぷ)とは、アップルが開発したソフトウェア。Windows XPをMacのOSで走らせることができるんだそうで、インテルベースのMacであれば、インストールして使えるんだそうな。2007年秋にリリース予定の次期OS"Leopard"に標準装備されることが決まっているそうです。(ちぇっ)
当然、新世代 win OSのVistaもサポートしてるんじゃないでしょうか。そして、インテルベースMacであれば、Boot Campパブリックベータ版をダウンロードできます。
しかし、アップル・サイドとしては、あくまでもWindows XPをインストールして使える環境にしました、というだけで、XPがもれなくついてくるわけではありません。自分で用意しなければならないのです。Macのシンプルでスタイリッシュなボディで、Microsoftの豊富なソフトを使えるというのは一見魅力的なんですが、それ以上に出費がかさむ結果になるわけですね。

参考ページ アップル -Boot Camp

私としては、わざわざMacでwin XPを動かしたいとは思いません。Microsoft Office for Macがあれば、自分は充分間に合います。確かにMac版 OfficeにはAccessが搭載されてないし、Wordより一太郎の使い勝手に慣れている人であれば物足りなく感じるかもしれませんね。
しかし、Gyaoが見れないのが唯一悔しい!Boot Camp仕様でXPをインストールすれば見ることができるんだけど、そこまでするほどのものではないし。
Gyaoさんが一日でも早くMac OSでも閲覧できるように開発してくれることを望みます。
ちなみに、Boot Campとは、軍隊における基礎訓練を意味するスラングであり、コンピューターの起動(boot)と掛けて、こういう名称になったのだそうです。
Boot Camp -Wikipedia より。

今や、深夜のテレビ・ショッピングでおなじみのビリー・ブランクスさんは元アメリカ陸軍の専属トレーナー。Billy's Boot Campって、ほんとに1週間で劇的効果が現れるもんなのかなぁ。みんな楽しそうに踊ってるけど、かなりハードそうですよね。ビリー・バンドも気になりますぅ。
せっかくだから、ここでビリーさんと一緒にエクササイズしちゃいましょう♪
体が固い私は、キックするところで、グキッといっちゃいそうで、怖いんだけど、まぁ、そこはほどほどに...。
LET'S GO!
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You Tube Tae Bo Cardio 2004

それにしてもエネルギッシュなビリーさん。これで50代だなんて、とても信じられないですよね。しかし、彼の強健なる肉体はこんなストイックな自己鍛錬の賜物だったのです。今日は、この動画を見ながらエンディングにしたいと思います。

♪お・も・い~こんだら、試練の道を〜
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You Tube Billy Blanks

丸太を持ち上げては放り投げる。まさにど根性物語。
それにしても、この東洋風のおじさん、何者デスカ?なぜにフランス語しゃべってんの???まるで、Mr.ミヤギか飛雄馬のお父さん....。
それでは、良い子の皆さん、おやすみなさ〜い。サヨナラ、サヨナラ。
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by marikzio | 2007-04-18 22:25 | n'importe quio! | Comments(3)

-Une Avanture- by Xavier Giannori
混沌の街、パリ。
青年ジュリアンは、夜の車道を裸足で彷徨う一人の女性に目を止める。虚ろな目をした彼女は夢遊病者。底知れない孤独と悲しみを抱える女に彼はいつしか魅せられていた。
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邦題『情痴アヴァンチュール』
監督 グザヴィエ・ジャノリ
出演 リュディヴィーヌ・サニエ、ニコラ・デュヴォシェル

恋人のセシル(フロランス・ロワレ=カイユ)と新生活を始めたジュリアン(ニコラ・デュヴォシェル)。華やかなファッション業界で働くセシルとは対称的に彼の仕事場は深夜のビデオ・ライブラリー。ビブリオテークに立ち寄ったことのあるセシルの家族はその陰気くささに驚いたと言いますが、ジュリアンは自分の仕事に不満はないようです。
勤務を終えて、家路についたジュリアン。アパルトマンの入り口で、ガラス越しにこちらを見ている女性の存在に気づきます。焦点の定まらない目線、裸足でふらついた足取りの彼女は見るからに尋常ではありません。ジュリアンは彼女に話しかけようとしますが次の瞬間、彼女の姿は夜の闇に消えてしまうのです。
次の日、彼は驚くべき光景を目にすることになります。女性と子供を連れスーパーで買物をする、あの女性の姿が。昨夜の心神喪失者とは別人のように生き生きと美しく、彼は我が目を疑います。しかし、その日の夜、彼は再び、アパルトマンの入り口に佇む彼女と出会うことになります。腕を負傷している彼女に近づき、声をかけるジュリアン。しかし、彼女は奇声を上げてジュリアンを突き飛ばす。ジュリアンは逃げる彼女をアパルトマンまで追跡し、その部屋にまで入ってしまうのです。
下着姿でベットの上でほとんど意識を失っている女。家に不法侵入者がいることにすら気づかない。ジュリアンは机の上にあったビデオテープを思わず持ち逃げしてしまうのです。
ビデオ・ライブラリーでそのビデオテープを閲覧するジュリアン。そこには裸でプールサイドに横たわる奔放な彼女の姿が。そして、パートナーらしき男と射撃の練習をする場面も。

後に彼はこの女性と知り合いとなります。
彼女の名はガブリエル(リュディヴァイーヌ・サニエ)。メイドを雇って、高級アパルトマンに息子と暮らす優雅な暮らし。それというのも、高級クラブを経営するルイ(ブリュノ・トデスキー二)の囲い女だったから。ガブリエルは自分が深夜徘徊をしていることがわかっていないようですが、昔から夢遊病の気があったことは自覚していました。
彼女は突然ジュリアンの家に押しかけ、彼とセシルを夕食に招待したいと言い出します。気が進まないまま、ガブリエルの家へ向かうジュリアンとセシル。いざガブリエル宅に来てみるとホステス役の彼女はひどく苛ついており、ちょっとしたことでメイドと言い争いをしてしまうほど。部屋中に充満する不穏な空気。
そしてルイはジュリアンに打ち明ける。「ガブリエルの息子は恐らく自分の子供ではない。彼女は自分が拾った女。自分が助けてやらなきゃ、とっくの昔に死んでた。」
ルイにはオランダ人の妻と子供がいて、郊外の豪邸に住んでいました。時間が来れば、ガブリエルの元を去って家族の待つ家へと帰って行く。愛人でしかないガブリエルはルイと不毛な肉体関係を続けるだけ。ルイに見捨てられているような感覚は彼女を深い孤独へと追い込み、その満たされない寂しさが彼女を夜ごと彷徨わせる。その肉体を傷つけながら。
ガブリエルがかなり重い状態にある、と感じたジュリアン。何とかして彼女を救ってやりたいと思うようになります。謎の多い彼女に魅了され、次第に深みに入り込んでいく彼に疑心暗鬼になり始めるセシル。ガブリエルの介入により、このカップルにも暗雲垂れ込み始め...。

「女が無防備な姿で夜の街を歩き回る」
まるで一昔前の土曜サスペンス劇場のように扇情的な出だしじゃないですか。しかも、心の病を抱えるヒロインにセックス・シンボルのリュディヴィーヌ・サニエ。それだけで充分集客力ありますが、この作品のテーマは現代人の孤独。劇中、ジュリアンが資料ビデオで夢遊病の病理について調べたり、発作を起こしたガブリエルが腹部を自分で刺すなどサイコな要素もありますが、自分はルイとガブリエルの関係が一番気になりました。「私を見捨てないで」と訴えるガブリエル、「以前の君は少女のように欲しがったのに」と口走るルイ。二人の繋がりって、一体何だったんだろう?しかも、あの結末...。まさに情痴的な関係としか言いようがないのでしょうか?
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ファム・ファタールな役どころの多いサニエ。日本的に言うと「毒婦」とでも言うのでしょうか。今回もセクシーで破滅的なヒロインを演じています。劇中の彼女は蠱惑的、というよりもやつれた印象。あの"そんじょそこらにないバディ"以外は、結構ふつーだと思いませんか?顏は小さいけど、ぼんやりしたオメメは落ち窪んでるし、特別華のある女優さんだとは思わないのです。しかし、その不完全さこそが彼女のお色気の源なのかも知れません。あ、あと、あのハスキー・ボイスは妙にソソられますね。
映画の中では刹那的な女だった彼女、プライベートではちゃんと幸せを掴んでます。ジュリアン役のニコラ・デュヴォシェルと、この共演がきっかけで結ばれ、子宝にまで恵まれてます。
もうママなんだからエロは封印なのかなぁ。でも、そこはフランス女。いくつになっても、ママになってもフェロモン全開で頑張って欲しいもんです。

日本語公式サイト 映画「情痴アヴァンチュール」
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by marikzio | 2007-04-16 17:23 | Movie | Comments(2)

オフラ・ハザの"Im Nin'Alu"
※ この記事は4月16日に訂正されています。
オフラ・ハザは2000年に他界されていました。


My Spaceってさ、いろんな国内外のアーチストからフレンド・リクエストがバンバン来るじゃないですか。自分が憧れてるor興味あるミュージシャンだったりしたら、こっちからフレンドリクエストしちゃうんだけど、それ以外の人はいかにもPR活動に使われてる、って感じがしてうるさかったりする。しっかりiTunesのダウンロード料金が表示されてあったりすると余計そう感じますよね。
でも、なかにはサウンド的に結構良くて、「フレンドになってやってもいいかな」(←傲慢)って時もあれば、その人のフレンドリストを見たら、「えっ、この人もMy Spaceやってたの!?」と思わぬ発見をして、その人の元に走って行って「私とお友達になってくださいっ!」なんてちゃっかりリクエストしたり。

例えば、
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Air とか

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Sofia Coppola とか


で、そのMy Spaceで、あるスペインの女性ミュージシャンからフレンドリクエストが届いたのですが、彼女のフレンドリストの中に、とーっても懐かしいお方のページを発見して衝撃!!!
それは...
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Ofra Hza

イスラエルの歌手そして女優。90年代初めのにエスニックブームに乗って英米圏のダンス・ミュージックシーンでヒットを飛ばし、一躍ユニヴァーサルなアーチストとして名を馳せました。自分も神秘的なサウンドと美貌に魅せられて、レンタル・ショップで彼女のCDを借りたものです。この写真、なんかイザベル・アジャーニみたい。
2003年、2月23日没。"Greatest Hits"のBOX SETがリリースされています。

オフラ・ハザと言えば、何と言ってもコレです!

い・む・・に〜〜〜ん・あるぅうううう〜

You Tube Im Nin'Alu
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今見ると、結構野暮ったかったりしますが、この声の伸びやかさ、独特の音階、祭りのように心じゃわめぐ(心騒ぐ、浮き立つ)ビートは異国情緒にストレートに直撃します。彼女、イスラエルの歌手、ということになってますが、イエメン出身でイエメンにはドレミ...とは違う音階がある、とベストヒットUSAに出演した時、小林克也さんに語ってました。
しかし、これは西洋向けにアレンジしたハデハデ・ヴァージョン。
オリジナルはこんな素朴な楽曲だったんですね。でも、歌唱が素晴らしいです。

You Tube Im Nin'Alu [1978]
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"Im Nin'Alu"をカバーしてる人もいました。
本家より更にアップビートで妖艶ですね。
You Tube Singer Zara "Im Nin'Alu"(cover version)
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さて、今のオフラ・ハザの芸風は?と言えば、ジャズっぽいアレンジで歌っているようです。世界進出するためにエスニックさを売り物にする一方でダンス・ビートで白人好みにあわせ、後年はジャジー路線になってたんですね。モントリオールのジャズ・フェスティヴァルに出演したり、映画のサントラにも参加しました。

You Tube Ofra Haza "Show me"
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by marikzio | 2007-04-15 19:21 | Other Music | Comments(8)

新しい仲間を紹介します
今週もあっと言う間に木曜日になってしまいました。
私は書きたいブログネタがあるにもかかわらず、銀座で衝動買いしたMacBook&iPodのカスタマイズのため2、3日を費やしてしまいました。
新しいMac&iPodを買った目的の一つは「iPodで映画を見ること」。
昨年OSをアップグレードまでしてiTunesでダウンロードしたTiziano FerroのビデオやミレーヌのライブDVDをiPodに入れて持ち歩きたい!!!
別に、わざわざあんな小さな画面で見ることないじゃないか、と言われそうだけど、動画iPodって使い方によっては、いろんな楽しみ方ができそうだし、なんだかんだ言いながら私の中のオタクの血が騒いでしまうものなのです。

と言うわけで、慣れない機種に悪戦苦闘しながらも、ミレーヌ・ファルメールの"Avant Que L'Ombre... A Bercy"をiTunesに取り込むことに成功しました。←これって、あまり大っぴらに言ってはいけないことらしいんですけどね。(汗)
圧縮ファイルのmp4、思ったより画質や音の質が良くてびっくりです。


今回はPowerBook G4からMacBookにシフトしてみましたが、パソコンって日々進化してるので、このクラスでも全く遜色ないです。
以前、貝殻型のiBookがあまりにも可愛い過ぎて、「女子大生が論文書くために使う」的イメージが強くて抵抗があり、割高なPowerBookを買った自分。
PowerBookを買った理由にドラマ『Sex and The city』のキャリー・ブラッドショーがPowerBook G3で原稿を書く姿に憧れたというのもあります。
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「こんな美しいパソコンがあるなんて!」
スタイリッシュな黒いボディに白く浮かび上がるappleのマークにやられました。マックユーザーって少数派なはずなのに、マックは見た目がいいからドラマや映画の小道具としてよく登場してましたね。
"SATC"は過激でカッコいいヒロイン達の生き様がテーマだったから、斬新さと繊細さを併せ持ったPowerBook G3はキャリー・ブラッドショーという登場人物を的確に象徴していたと思います。
MacBookには、その昔のモデルを彷彿とさせる強力黒タイプもありますが、今の自分の気分はシロなので、黒マックは選びませんでした。ま、正直グレードの高いパソコンを買っても2、3年もすれば時代遅れになる、という理由の方が大きいんですけどね。
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by marikzio | 2007-04-12 20:17 | n'importe quio! | Comments(5)

謎の電動マネキン in 銀座
土曜日と日曜日、東京に行って来ました。
銀座にあるアップルストアに向かう途中だったのですが、通りの真ん中で人だかりになっていたので、何事かと思い覗いて見ました。
サイボーグみたいなコスチューム姿の変なガイジンの大道芸人さん?と、思いきやそれは電動のお人形さんでした。早速カメラを向けて見たのだけれど、ちょっと怪しい動きをしてみせるだけで、すぐにうつむいて動かなくなりました。
この動画ではちょっとわかりにくいけれど、顏の筋肉、例えば口角がゆるんで口もとが"への字"型になるところなんか妙にリアルでよくできてます。


マネキンさんの前には、道端でパフォーマンスをする人達がよくやっているように、お金を入れる箱があって、そこにお金を放り込んだ人がマネキンのお腹のボタンを叩くと、急に音楽が流れて、ガイジンマネキンはノリノリ♪



銀座アップルストアでは、動画が見れるiPodだけ買っちゃおうかな?と思ったのですが、私が現在使っているPowerBookG4はもうすぐ4年落ちだし、ちょうど春のキャンペーン中でMacとiPodをセットで買うとお得になる、というので思い切ってMacBook(白)とiPod(黒)を新規購入することにしました。その日はお店の人に見積もりだけ出してもらい、一晩考えて次の日契約するためにまたアップルストアへ行きました。
配送してもらうことにしたので、新MacBook&iPodは明日の晩お迎えします。
それじゃあ、今まで愛用して来たPowerBookはどうするのかって?もちろん、これからもしっかり働いてもらいますよん。このPower Bookは職場に持ち込んで使い続けたいと思います。充分サクサク動くし、まだ買わなくても良かったのでは?とも思うのですが、突然何の予告もなく崩御されたりしたら困るので今が買い時だったのだ、と自分に言い訳してます。(汗)
これで、今年の夏の旅行はなくなりましたね。

東京では、青森での上映予定がない『情痴アヴァンチュール』を観て来ました。
上映開始時間ぎりぎりに新宿についたものの、シネマスクエアとうきゅうがどこにあるかわからず、交番のおまわりさんに道を訊ねてしまいました。
5分ほど遅れて入場したのですが、とりあえず本編を楽しむことができて良かったと思います。映画のレビューはまた後日。
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by marikzio | 2007-04-09 22:05 | n'importe quio! | Comments(4)

プロフィール写真変えて見ました。
ちょっと気分転換に My Spaceのプロフィール写真変えて見ました♪
でも、あの写真はワタクシではありませんので、勘違いなさらぬよう...。

marikzioのMY SPACE
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by marikzio | 2007-04-04 22:02 | Comments(2)


marikzio=mahのブログにようこそ。私の好きな音楽や映画を紹介しています。
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