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Cesare Cremonini "bagus''
b0069502_1328943.jpg新作アルバムをリリースすると公表されながらも、まだ詳しい情報がないCesare Cremonini(ちぇーざれ・くれもにーに)。
待ち切れないので結局、前作"bagus''を買ってしまいました。
”bagus''の発表は2002年ですが、私が入手したのは2003年の再発盤。2002年にはなかった"GONGI-BOY''が新に加えられ、ヴィデオ・クリップやインタビュー映像などを収録したDVD付属の豪華DIGIPACK仕様でした。

イタリアン・ポップス初心者の私が彼のことを知るはずがなく、ネットでたまたま彼の写真を見かけて興味を持ちました。リンクされている公式サイトに行くと、ジャケ写のようなヒンズー教風味の怪しい画像がてんこ盛り。
「なんじゃ、これ?」こんなギンギンにインドしている感じではさぞかし音楽もエキゾチックなんだかお経チックなんだか、わけがわからないエレクトリック・サウンドに違いない、と思い早々に退散しました。

しかし、このHP、試聴やヴィデオ・クリップをたくさん見ることができるのです。
あ〜、良かった。普通の音楽じゃないか。しかも、PVはなかなか凝った映像で、グッド・ルッキングなちぇーざれのいろんなショットが楽しめます。
ホテルのスゥイート・ルームでお馬鹿なホームドラマ(劇中でダメ亭主役を演じている)を見た後、友人と大暴れするCesareもやんちゃで可愛いですが、私が一番好きなのは"Latain Lover''。シャイな青年が恋人を追いかけていろんな時代にタイムスリップするストーリー。必ず邪魔が入って、なかなか彼女と結ばれない、って設定がコミカルです。
アルバムの中で一番好きなのもこの曲です。

実はこのCesare、人気ロックグループ、Lunapopの中心的人物。本国イタリアではデビュー作"Squerez?''が売れに売れたそうです。
大成功したLunapopを離れてソロとして発表したのが、この"bagus''。しかし、事実上は4人組のバンドとして活動しているようです。
Cesare cremonini(Vo,Key)、Ballo(b)、Andrea Morelli(g)、Matteo Monti(ds)

彼(彼ら?)の創る音楽は一言で言うならブリット・ポップ風。トーン高めの旋律やギターのがちゃがちゃした感じ、イギリスのロックみたいでイタリアっぽくありません。
でも、絶品。
この人、才能あります!
耳に残る美しいメロディー、緻密で凝ったサウンド、乾いたボーカル、若さがあるんだけど、すでに何かが完成している。ピアノ・ソロを奏でる曲もあるのですが、これが繊細で、違う一面を見せてくれます。
イタリアン・ポップ・シーンの未来を担う存在として頼もしいものがありますね。
「ブリティッシュ・ロックこそ、最高!」と言ってる奴らに聴かせてやりたいです。
イタリアにもこんなカッコいい音楽を創る人がいるんですよ、と。
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画像元 Lunapop2002
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by marikzio | 2005-03-31 14:16 | Italian Music | Comments(1)

Dennis "NON BASTI TU''
b0069502_1563651.jpg昨日の夕方、あんきーおさんから、Dennis(でんにす)のCDS"NON BASTI TU''がmarikzioのところに届きました。
これはDennisファンである、あんきーおさんが、日本でDennisファーストアルバムを所持している人(現在彼女を入れて4名が確認されています)に、彼の新曲であるこのCDSを自分で購入してプレゼントしてくださったのです。その内の一人である、marikzioもその恩恵にあずかることができました。
相変わらずバタ臭いお顔のでんにす。CDSだけど、ふつーのアルバムCDくらいの大きさで、何とピクチャー・ディスク。radio version、string version、そしてcut versionの3曲入り。だけど、どれがどのヴァージョンなのか私にはわからないぞ、でんにす。
だけど(3発目)、とってもいい曲。これは彼にとってとても意義のある1曲になりそうな予感がします。この曲の歌詞を書いてるのが、イタリアのベテラン歌手、ガット・パンチェーリ。1月に東京ドームで行われたイタリア・フェスティバルでコンサートを開き、イタリア・ポップスなんてほとんど知らない日本人の観客達は彼の素晴らしい音楽と歌声に驚いたようです。
そんなガットが作った歌、悪いはずがありません。
Dennis、ほんとはこの曲で今年のサンレモ音楽祭に出るつもりだったんでしょうけど、人生、思いどおりにはいかないもの。でも、頑張れでんにす!
ちなみに、でんにすオーナー、他の2人はJoecoolさん、そしてtatyさん

そして...、あんきーおさんは、でんにすCDS以外にもお土産をmarikzioにくださいました。
3月12日、marikzioは渋谷のオーチャード・ホールにて上演された「マシュー・ボーンの白鳥の湖」を見に行く予定でしたが、都合が悪くなって上京を断念。でも、折角手に入れたチケットが無駄になってしまうのは勿体ない、ということであんきーおさんに引き取ってもらったのです。
marikzioの代わりに「白鳥の湖」を観劇した彼女は、会場パンフレット、そして何とロンドンウェスト・エンド公演を収録したDVDまでプレゼントしてくれたのです!
その時の主演はアダム・クーパー。映画「リトル・ダンサー」で最後のシーンでバレエ・ダンサーになった主人公役でちょこっと出演していたのを見て、私はこの演目を見たいと思っていたのです。
結局「Swan Lake」は自分に縁がなかったのかな、と思っていたので、この贈り物はとってもうれしかったです。
その他にはあんきーおさんが好きなイタリアン・ポップスをセレクトしたものをくださったりして、私はGianni FiorelliやNeffaが気に入りました。
ありがとう!あんきーおさん。
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上の写真をよーくご覧になってください。
『東京でんに酢』!?いったいどんなお酢なんだ?そんなのあったっけ???
CDSなどと一緒に箱に入っていた物の中に、ふわふわしたキレイな包装紙に包まれ、「Afternoon tea」のリボンが結ばれた小瓶が入っていました。「まぁ、あんきーおさんたら、アフタヌーン・ティーまでくれちゃって」とわくわくしながら包みを開けてみると、姿を現したのは...。しかし、この包み紙、よくできてるなぁ。
正体はバルサミコ酢。(ミツカン)
イタリア料理によく使われる調味料で、ぶどう汁を煮詰めて発酵させ、木の樽でゆっくり時間をかけて熟成させたものだそうです。私はこれまで使ったこともないのですが、サラダやスパゲッティなどに活用してみたいと思います。
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by marikzio | 2005-03-30 14:36 | Italian Music | Comments(5)

そうだ、パリへ行こう
大学生の時、フレンチ・ポップスに出会い、ミレーヌ・ファルメールに心酔していたmarikzioが死ぬ前に是非とも行っておきたかった所は花の都、Paris。
しかし、ロンドンやイタリアには行ったものの、なかなかパリに行く機会がもてなかったのです。

「パリはまじヤバイよ。」パリに2回行った友人が言いました。
今の若い人は「ヤバイ」を「かっこいい」とか「素敵」という肯定的な意味で使うようですが、その時は文字通り否定的な意味でした。
その友人に言わせると、パリは道路がゴミだらけで、地下鉄の構内は異臭がするし、ホームレスやジプシーが多い。地元の人はどこかツンとして、旅行者に対して絶対に英語を使わない。アジア系を明らかに見下していて、通りすがりに『ジャップ!』と言われたとか。だから、「二度とパリには行きたくない」のだそうな。
そこまで言われると、今までずっと恋い焦がれてきたパリに手痛い肘鉄砲を喰らわされそうで、二の足を踏んでしまいます。
憧れは美しいままにしておいた方がいいのか?
それでも、他にパリに行って来た人は「やっぱり素敵だった」と言ってるし、その友人が何と言おうと行ってみたい所は実際に自分の目で見てみないうちわからないものではないでしょうか?
しかしながら、1999年にイタリア旅行したあと、一緒に行く人もいなかったので、しばらくの間、海外旅行に行く気が起こりませんでした。そういうわけでパリはますます私から遠ざかって行ったのでした。

しかし、2002年の春、無性にパリに行きたい、という気持ちが沸き上がって来ました。
「よし、今年の夏はパリに行ってやる。」
そう決断するとmarikzioは弘前市内の旅行代理店に向かいました。
今はネットで航空券やホテル予約の個人手配をしたりしていますが、その時はさすがにそこまでする知恵も度胸もなかったので、旅行代理店にお任せすることしか考えられませんでした。
航空券と宿泊のみのフリープランでパリ滞在6日間の旅でした。
乗り継ぎは嫌だったので、直行便のエール・フランス確約、ホテル指定のオプションをつけました。以前、友人とロンドンに行った時にお手頃価格ということで、ホテル指定じゃなかったのですが、ウォーター・ルーという中心部に行くのにちょっと不便な場所のホテルだったので、多少割高でも、ロケーションのいいホテルがいいと思ったからです。
それに、入国カードの記入代行をどうしますか?と聞かれ、面倒くさいことはわからないので、それもお願いしてしまいました。いくらだっかた忘れましたが手数料を取られました。ガイドブックに入国カードの記入方くらい書いてあったのに...。
私は青森に住んでいるので、青森から東京そして成田までの往復も必要です。しかも異動が一日がかりなので前泊しなくてはなりません。同時にその手配もしてもらいました。

旅行の手配が済むと、今度は情報収集です。
以前に買った「るるぶヨーロッパ」に加えて、実業之日本社の「わがまま歩きパリ」、そしてメディアファクトリーの「パリノルール」を買い込み、インターネットではパリ旅行に関する情報を検索して読み漁りました。
パリ旅行が出発日まで1週間を切ると途端にそわそわしてきました。初めての海外旅行じゃあるまいし、と思いつつも、最後のイタリア旅行から3年7ヶ月という空白があったため、リセットされてしまったのです。

8月1日が出発だったので、前日の7月31日に青森空港を羽田に向かって出発し、羽田からリムジンに乗って、成田へ行きました。
成田のホテルに到着。部屋に着くと私宛てにFAXが。弘前の旅行代理店からで、今すぐコレクトコールで連絡ください、とのこと。
コレクトコールをする方法がわからなかったので、部屋にある電話を使いました。
「実はmarikzio様が明日搭乗する予定だったエール・フランスなんですが、昨日、機体に故障があって、フライトできなくなりました。そういうわけで、こちらの方で急遽JALに変更させていただきました。」
ひぇ〜、あのエール・フランスがフライト中止!?私はそれと知らずにのこのこ成田までやってきたわけですか!パリに行けなくなってたかも知れないのに。
「そのJAL便は直行便ですか?」
「直行便です。しかし、変更に伴い、明日と帰りの出発時刻に変更がございます。明日の朝、エール・フランスでは正午出発となっていましたが、JALは明日の11:00出発。帰国時、エール・フランスは5日の正午出発となっておりましたが、JALは19:00出発となります。」
「それじゃ、ホテルをチェックアウトしたら、その後荷物はどうすればいいんですか?」
「ホテルのロビーで出発時間まで荷物を預かってもらえますから、大丈夫ですよ。しかし帰国時の到着時間も変わってしまいますので、成田から青森までの飛行機も変更しなくてはならなくなりました。手続き中なので、今の時点で詳しいことは申し上げられません。帰国後、羽田に着きましたら、こちらにまたお電話ください。」

なんともはや。こんなことってあるんだ〜。
エール・フランス、憧れだったのに。ロンドンに行った時はヴァージン・アトランティック、シンガポールへはシンガポール航空、イタリアの時はアリタリア航空、とその国の飛行機に乗るというこだわりがあったのに、フランス行くのに日本航空とは。
私って、ひょっとしてフランスに拒絶されてるのかしら?でも、結果的にパリ滞在が1日増えたようなもんだし。
その時、私が思ったのは「やっぱり、私には個人手配なんてまだ無理ね。」と言うことでした。
これが自分でエール・フランスのチケットを取っていたら、何のフォローもなく渡仏中止でした。成田→青森間の飛行機も自分で変更orキャンセルしなくちゃならなかったし。なんだかんだ言って旅行会社を利用する利点ってやはり大きいですね。

出発当日は無事飛行機に搭乗し、何のトラブルもなく飛行機は飛びました。
やはり日本航空はサービスがいい。これからしばらくはJALで行くことにしよう。外国の航空会社は何が起こるかわからん。
14時間近くに渡る空の旅を終え、パリ本土に着陸しました。気温は19度。快晴。
客席前にあるモニターには女性係員がパイロットに向かって合図し、誘導している姿が映っていました。
「ついにやって来てしまった。」
自分の涙でモニター画面が歪んで見えたような気がします。

二度目のパリを経験したのはそれから1年半後の2004年1月。
その時は航空券もホテル予約も個人手配で済ませ、エール・フランスに乗りました。
これがその時の飛行機の写真。ちゃんと飛びましたyo。
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by marikzio | 2005-03-29 22:43 | 小さな目で見たParis | Comments(0)

Nickel : Romain Tranchart Rmx
フランスのアンダーグラウンド・シーンの歌姫、RoBERTの"Nickel RomainTranchart Rmx''が Romain TranchartのHPで聴くことができます。(3分56秒)

HOME→Listen→RoBERT"Nickel''

これは1999年にリリースしたシングル、"Nickel''を Modjoがアシッド・ジャズ風にアレンジした新しいヴァージョン。
現代的でアヴァンギャルドでかっこいいです。なんかRoBERTじゃないみたーい!
もともと、この"Nickel''も2nd アルバム「Princess De Rien」中の"Tout Ce Que L'on Dit De Toi''をアレンジしたものだったのですけれどね。 

なお、このRomain Tranchartはミレーヌ・ファルメールの"California''のリミックス・ヴァージョンも手がけています。
他にも、いろんなアーチストの曲をリミックスしたものがHPで全編聴けるので楽しめますよ。

下の画像はRoBERTのオフィシャル・サイトの扉です。
ナンだか、アジアちっくなろべーる姫。しかし、あ、愛って...。
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画像元:RoBERT Le Site Officiel
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by marikzio | 2005-03-27 15:21 | French Music | Comments(0)

-SPLENDOR- by Gregg Araki
もし、二人のハンサムな男性と同時に出会い、恋に落ちてしまったら...。
グレッグ・アラキ監督の「スプレンダー」(1998)はそんな女性のファンタジーのようなお話をスタイリッシュで洗練された映像で表現したコメディ。

b0069502_1155372.jpg女優になることを夢みて、ハリウッドにやってきたチャーミングなヴェロニカ(Kathleen Robertson)。
ある日、レズビアンの親友とコスチューム・パーティに出かけ、一人の若い男性とたまたま隣合わせになってしまいます。相手はヴェロニカに直感的な物を感じ、彼女の連れに電話番号と名前を聞き出します。彼の名はアベル(Johnathon Schaech)。知的で繊細な雰囲気を漂わす駆け出しのライター。
その後、ヴェロニカと友人はライブハウスへと向かい、演奏中のバンドの中のドラムを叩いていたゼッド(Matt Keeslar)に、ヴェロニカは釘付けとなってしまいます。
なんてワイルドでセクシー!彼女はこのミュージシャンとお近づきになるべく、大胆にも楽屋に忍び込み、ドアを叩きました。
扉が開かれ、部屋にはそのドラマーが一人だけ。
次の瞬間、ヴェロニカは彼の力強い腕で、部屋に引きずり込まれ、床に押し倒されてしまいます。嗚呼、なんてこと...。
次の日、ゼッドはヴェロニカのアパートにやってきて、二人は甘い時間を過ごします。ところが、その時、電話が鳴りました。電話の相手は最初のコスチューム・パーティで出会ったアダムだったのです。

アダムとゼット。タイプの異なる二人はヴェロニカにとってどちらも捨て難い逸材でした。結局、どちらも受け入れてしまう、優柔不断なヴェロニカ。
しかし、二重生活を長く続けていけるはずがなく、アダムとゼットはとうとう鉢合わせしてしまいます。
当然、予想される修羅場。しかし、結果的に二人ともヴェロニカのアパートに越して来てしまい、一人の女と二人の男たちとの共同生活が始まってしまうのです。
もちろん、最初は対立していたアダムとゼット。しかし、この複雑な三角関係を打破するべく、ヴァロ二カがある提案をします。それは...、「3人でベッドに入ること。」

こうして、しばらくの間は3人一緒の幸せで愉しい生活が続きます。
ところが、ヴェロニカの心は日に日に曇っていきました。一緒に暮らしてみることで、二人の男が非常に子どもっぽくて、未来のことなど何も考えずに日々を過ごしていることばかりが目につくようになっていたのです。
ヴェロニカは「とりあえず、今を楽しもう」という刹那的で不毛な日常の繰り返しにうんざりしてきていました。自分が妊娠していることに気づいた彼女は(しかもどちらの子どもかワカラナイ)、彼らに見切りをつけ、新しい人生を踏み出そうと決意します。彼らよりしっかりして、経済力のある男性を見つけた彼女は結婚することにしたのです。
ちょっと、おい、随分な話なんじゃないかい?二人の男と同時進行で付き合っておきながら、嫌気がさして来たので、さっさと別な男性と挙式って...?しかも、自分のお腹の中には元彼たちの赤ちゃんがいると言うのに...。やっぱりこれって、可愛い子に許された特権なのでせうか?
これがモニカ・ベルッチ主演の「マレーナ」の世界なら、彼女の魅力に嫉妬した女たちに公衆の面前で引っ張り出され、リンチを喰らうところです。
しかし、そこはインディペンデント系フィルムの騎手グレッグ・アラキ。あくまでも現代的で、ロマンチックで、出演者たちの魅力を十二分に引き出す演出の上手さが光っています。私はこの映画を見た時、映像のあまりの美しさに驚きました。ストーリー自体はどうってことないのですが、逆にストーリー展開をシンプルにすることによって、この映画や役者の持つ素晴らしさみたいなものを引き立たせるような感じがしています。

ヴェロニカが立ち去った後、アダムとゼッドは抱き合って彼女の喪失を悲しみます。どうしてもヴェロニカを忘れられない二人は、結婚式にまで押しかけました。
二人はタキシード姿のまま、会場のプールに飛び込み、花嫁に向かってこう叫びます。
「お願いだから、僕らのところへ戻っておいでよ!」
ヒロインが最後に下した決断とは...。

Gregg Arakiは1959年、12月17日生まれ。ロサンゼルス出身で、日系3世のアメリカ人です。
「The Living End」(1992)、「Totally F***ed up」(1993)などが日本でも紹介されています。作中にはゲイやレズビアン、HIV感染者などが登場し、ゲイ・フィルムのホープとして、通好みの映画ファンに知られています。
私も名前だけは知っていて、彼の映画が大変気になっていたのですが、WOWOWでこの「SPLENDOR」がオンエアされたのでようやく見ることができました。
もっと見たいと思うのですが、残念ながら、アラキはメジャー系ではないので、なかなかお目にかかることができないのであります。
グレッグ・アラキの作品を紹介しているページ

なお、200年以降の作品としては、
「CrEEEps!」(2005?)
「Mysterious skin」(2004)
「Rescured From the Closet」(2001)
が発表されているようです。
ファンによる非公式サイト gregg.araki.com
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by marikzio | 2005-03-27 13:21 | Movie | Comments(2)

「幽閉」  アメリー・ノートン  傳田 温 訳
Bookカテゴリ第4弾は今度で登場3回目のアメリー・ノートン。
私の読書傾向、偏ってますね。ノートンしか読んでないわけではないのですが、ノートンの翻訳はまだ少ないので、つい飛びついてしまうのです。何とかお付き合いください。

「あの島で誰かが私を必要としている気がする。」
30歳の美しき看護婦、フランソワーズ・シャべーニュはヌー病院の院長に、孤島に住む老人、オメール・ロンクールの世話をしてくれないか、と持ちかけられます。
モルト=フロンチェール(死の境界?)という名前の小さな島、ヌー港から1日一往復しか船の出ない孤島に住む、その変わり者の老人は大金持ちで報酬はいくらでもはずむと言う。
すでに「看護婦は眼鏡をかけていてはならない」という条件をつけていましたが、フランソワーズはあっさりと引き受けてしまいます。理由は誰かがそこで自分を待っているような気がしたから。

ロンクールと対面した看護婦は「おまえがこれから世話をするのは私ではない。」と言われます。昔、船長をして世界中の海を渡ったという、その老人は実はもうすぐ23歳になろうとしている若い女性と暮らしていて、その彼女が病気になったというわけなのでした。
その女性は18歳の時に爆撃に遭い、両親を一瞬にして失いました。焼け野原で船長に発見され、彼にこの島まで連れてこられたのです。
その少女の名前はアゼル。爆撃で父と母を失い、その上、自分の美しい顔がめちゃめちゃになってしまったと船長に告げられた哀れな少女は我が呪われた運命に絶望し、人目を避けるべく、離れ小島で見ず知らずの老人とともに暮らすことになったのでした。

フランソワーズは船長に、「アゼルの顔を見て、びっくりしたような表情を絶対にしてはならない。」と禁じられます。そして、「事務的なこと以外の話、質問をしてはならない。もし、そこから外れるようなことをしたら、おまえも二度とこの島から出られなくしてやる。」という警告が課されました。

アゼルの顔を見て、激しい衝撃に襲われたフランソワーズ。努めて表情に出さないようにしたものの、アゼルにそれを見破られてしまいます。
しかし、アゼルはフランソワーズの到来を心から喜び、「ずっとここにいて。」と姉のように慕います。NY生まれで裕福な家庭に育った美少女、アゼル。両親とともに世界中を旅して、幸せだった子ども時代。ポーランド人の父親が事業に失敗し、母の故郷である、フランスにやって来ましたが、生活を建て直すことが出来ませんでした。

爆撃ですべてを失い、ロンクール船長とともにやって来たこの島での生活は牢獄そのものでした。屋敷の窓はすべて自分の身長より遥かに高い位置にあり、お湯を貼るためのバスタブもありません。水を飲むコップは全てやすりで傷をつけられ、光沢がありません。これは、アゼルの顔がガラスや水に映ることがないようにするため。ロンクールが最初、「看護婦は眼鏡をかけていないこと」を条件にあげたのも眼鏡のレンズに顔が映るからだったのです。
ロンクールとアゼルは50歳以上も年が離れていましたが、老人は一年前から、彼女のベッドに入ってくるようになっていました。おぞましい事このうえないが、こんなふた目と見られない顔の自分を保護してくれるロンクールがいるから、自分は生きていられるのだ、という思いでアゼルは老人を受け入れ続けてきました。
美しい看護婦と哀れな少女の間には友情が育まれていきました。フランソワーズはアゼルをこの牢獄から何とか救い出してやりたいと考えます。

実はロンクールは、20年前にも美しい少女をこの島に連れてきて、10 年間ここで幽閉していた、という事実が明らかになります。しかもその少女は海に自ら身を投げました。
その美女の名はアデル。みなしごだった彼女とロンクールはあるダンス・パーティで出会い、ロンクールは輝くばかりのアデルに一目で心を奪われます。ところが、その夜、突然火事になり、ロンクールはアデルの顔を上着で覆って燃えさかる会場から救出。その時、あなたの美しい顔は炎で焼けてしまったと、彼女に嘘をつき、島に連れてきたのです。
自分の顔が見れないような造りの屋敷はその時、作られました。家中の鏡という鏡は取り去られ、アデルが自分の顔を見せてくれと懇願しても、彼は絶対に鏡を覗かせることをさせませんでした。一度だけ、特別に作らせた鏡を彼女に見せました。その鏡は中に映るものが歪んで見えるように細工されていたので、この鏡を見たアデルは、すっかりロンクールの話を信じ込んでしまったのです。

このことを純真なアゼルは知らない。
アゼルは老人に愛されているとばかり思っているけれど、過去に自分と全く同じ状況だった人物がいて、彼女はその繰り返しでしかないことを知らない。
このことを教えてあげなくては。そして、もう一つの真実も...。
フランスワーズの企ては結局、ロンクールの知るところとなり、最初の警告どおり、彼女はこの孤島、モルト=フロンチェールから出られなくなってしまいました。
アゼル共々、この島に幽閉されてしまった美しき看護婦。果たして、二人の運命は...。

老人ロンクールに対する、フランソワーズの言葉は一貫して辛辣で、毒の効いた皮肉に満ちています。ここはノートンのデビュー作、「殺人者の健康法」の中でも若い女記者と謎に満ちた老作家が繰り広げる対話と一緒だと思いました。日本を舞台にした「畏れ慄いて」でも外人OLのアメリーと女上司のフブキが緊張感溢れる攻撃的なやりとりの場面がふんだんに出てきます。
どうやら、この作家は登場人物たちに好戦的な会話をさせるのがお好きなようです。

この本を読まれた方々の中に「これは恋愛小説である」という意見もありましたが、私はあまりそう思いません。作者自身が「こういう愛もあり、よね。そうでしょ。」と強引に引っ張っているような気がして、どうしても恋愛小説とは思えないのです。
自分は醜い、と思い込むアデルが「なんでこんな私を求めるの?」と老人に聞く場面があります。「おまえの美しい心が好きなんだ。」と嘘をつくロンクール。
「それじゃ、心だけで満足してもらいたい。」とアデルに言われ、傷つく醜い老人。本来ならば、決して自分のような者が物にできるような相手ではないのです。
そして、アゼルにも全く同じことを言われるのです。ここの所はとても印象に残りました。

途中で、思わぬ種明かしがあるのですが、それも、「あ、やっぱりそう来たんだ。」という感じがして、意外性はあまりなかったです。
この物語の結末は二通りあります。最初、あっさりしたハッピーエンドで、その後、「もう一つの結末として」、前者と全く違う内容が続いています。「どちらか好きな方を選んでくださいね。」、というインタラクティブ的なものではなくて、一見平和なラストに見せかけて「そんなハッピー・エンドで終わるわけないでしょ。」と、本当の終わり方をこんな形で示しているのだと思います。やはり、一筋縄でいかないアメリー女史です。
原題は「Mercure」。『神々の使者、マーキュリー』や『水銀』などの意味を含んでいるものの、日本語ではこれらを同時に表す言葉がないために、「幽閉」という邦題にしたそうです。
『水銀』もまたこの物語の中のキーワードの一つになっています。

アメリー・ノートンの翻訳された小説は読みやすく、一日で読めてしまう程度の長さなのですが、この小説の中には「パルムの僧院」や「吸血鬼カーミラ」など多くの文学作品が会話の中に登場しています。いづれも私は読んだことがありませんが、これらの作品がこの物語について何らかの暗示を与えているようです。「パルムの僧院」を読んだら、この小説がより面白くなるのかも知れません。
ノートンの小説は一見親しみやすいようでいて、いろんな古典から引用があったり、象徴的な描写があったり、よほどのインテリでないと理解できないようなところもあります。
しかしながら、marikzioのように何の知識も教養もなくても、自分なりに楽しんでいるのだから、小説の愉しみ方は本来、それでいいのかも知れません。(ただの言い訳? f^_^;)
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by marikzio | 2005-03-23 20:46 | Book | Comments(0)

海外ドラマ「Joey」
b0069502_1915163.jpg全米で2004年、秋から始まったNBC制作のドラマ・シリーズ「ジョーイ」がついにWOWOWに登場!と言うことでmarikzioは今からとても楽しみなのです。

明日のスターを夢見る俳優志望のイタリア系アメリカ青年のジョーイ・トリビアー二(マット・ルブランク)。ニューヨークで永らく活動を続けて来ましたがが今一つパッとせず、一念発起してLAにやって来る、というお話。
家族も同然だった友人たちと別れを告げ、新天地ハリウッドをめざしますが、やはり、お気楽で天然系のジョーイ、ここでも様々な珍騒動を巻き起こし、トホホなエピソードが続出します。

アメリカで大成功したドラマシリーズ「フレンズ」の主要人物であり、女たらしでお馬鹿な二枚目、だけど、どこか憎めないジョーイを主人公にしたのがこの新シリーズドラマ「ジョーイ」。
イタリア系らしく賑やかで個性的な彼のファミリーが登場し、「フレンズ」にはなかった家族の絆も描かれているとか。

ジョーイ役のMatt Leblancは1967年、マサチューセッツ生まれ。
「売れない俳優」という役どころでしたが、彼はこの役によって有名になり、出演作は高額のギャラを得ています。
「チャーリーズ・エンジェル」、「チャーリーズ・エンジェル・フルスロットル」など数々の映画にも出演。
2003年5月3日、5年近く婚約していたモデルのメリッサ・マックナイトと結婚。女の子が生まれ、メリッサの連れ子も合わせて、3人の子どものパパでもあります。

ちなみに「フレンズ」のようにほとんど決まったセットでの中で繰り広げられるコメディのことを「シットコム」と言い、アメリカでは古くから定着している物のようです。「ジョーイ」も"シットコム''に区別されます。
最近のアメリカではこの"シットコム''形式のドラマは低迷しているようですが、「ジョーイ」はその中で大健闘しているようです。

4月2日(土)からスタートするドラマ「Joey」、このブログでも定期的に取り上げていきたいと思います。
画像元:NBC.com>joey
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by marikzio | 2005-03-22 19:47 | Television | Comments(1)

GREATST HITS     -Paola & Chiara-
今日の記事の前にまず、3月20日、午前10時53分に発生した、福岡県西方沖地震の被災者の方々にお見舞い申し上げたいと思います。
3月とは言え、まだまだ冷え込むこの時期に避難生活とは大変です。地震大国日本に住む者として、対岸の火事とは思えません。新潟地震の被災者の方々同様、一日も早くもとの生活に復帰できますように!
昨年末から世界のあちこちで異常な気象現象や天変地異が起こっています。この地球は一体どうなっているのでしょうか?
どこかの国は戦争なんかしている場合ではありません。

b0069502_21372093.jpgさて、イタリアの通販サイト、NANNUCCI(なんぬっち)からオーダーしていたPaola & Chiaraのベスト盤、"GREATEST HITS "(CD+DVD)がようやく届きました。
発送は3月5日、約2週間かかっています。
前作スタジオ・アルバム、"Blu''から1年も経たないうちに、彼女たちのヒストリーを振り返るべく、ベスト盤、そしてヴィデオ・クリップ集(DVD)のリリースとなりました。
私はCDとヴィデオ・クリップ集(DVD)が一緒になった特別限定版を買いました。
(通常盤はCDのみ。ヴィデオ・クリップ集に特別未発表映像を加えたDVDだけのベスト盤もある)

CDは新曲を含んで全17曲。初期作品は新録ヴァージョンだったり、メドレー・ミックスのボーナストラックが収録されたりしています。
新曲であり2005年のサンレモ音楽祭出場曲だった"A MODO MIO''は英語圏を意識したようなバラード系のナンバー。"FATALIA''は前作"Blu''の延長戦上にあるような80年代ディスコサウンド風。
初期の頃の作品は今のような芸風と違い、はじける若さを全面に押し出したような感じがありましたが、新録ヴァージョンはカッコよくアレンジされていて、悪くない仕上がりです。歌唱も艶やかに、すっかりオトナの曲に生まれ変わっていました。

DVDはCDと同じように、新曲の"A MODO MIO''から始まります。
これがP&C最新映像。特にこれと言ったストーリーもなく、イメージだけのヴィデオ・クリップですが、"Vamos A Bailar''以降から定着しているファムファタール路線。
続いては初期の頃の"CI CHIAMANO BAMBINE ''、”NON PUOI DIRE DI NO''のキュートで初々しい映像。しかし、引き込まれるように妖艶で美しいP&Cしか知らない者に取ってはある意味ショッキングな作品。
可愛いけれど、これじゃ、いかにもありがちなポップ・デュオ。"CI CHIAMANO BAMBINE"はともかく、"NON PUOI DIRE DI NO''のショートカットのパオラなんてほとんど別人。この頃は「いづれは消える」臭が漂っています。

3作目にして最高傑作、大きな転機となった"Television''からの第一弾シングル"VAMOS A BAILAR''、メイクもセクシー・ショットも大胆に相当の野心が伺えます。しかし、どこかまだ初々しい。
おカマちゃんのMCで登場し、海軍とセクシー・イケメン・ダンサー陣を従えて踊り乱れる、衝撃の"FINO ALLA FINE''。
ここではすでに、セクシー・クイーンの貫録充分。パオラの白い衣装、後ろがどうなっているのか、気になって仕方ありませんでした。(笑)
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4作目"FESTIVAL''からは"FESTIVAL''、"HEY!''、そして物議を醸し出した"KAUMASUTRA''。この頃は最も曲も映像も退廃度が高かったように思います。
官能歌手のイメージをすっかり不動の物にした感があったのですが、5作目アルバムからの第1弾シングルでアルバムタイトルでもある"Bluでは一転して、水着を手にリゾートへ繰り出すいかにも普通の女の子なP&C。良く言えばシンプル、しかし、これまでのゴージャスさからするとちょっと物足りない感じがあります。
"Blu''は夏にふさわしい80年代風ポップス中心。これまでの情念の女路線を払拭してみせました。全体的に聴きやすく、耳馴染のいい曲がそろっていたものの、しかし、シングル映えする曲が少ない、という点でインパクトが薄かったような気がします。

DVDについて難を言えば、全く同じ映像で英語ヴァージョン、スパニッシュバージョンと何曲も収録されていたこと。口元を見れば確かに違うけれど、同じものを何度も見せられるぐらいなら、もっと別なヴィデオを見たかったです。ライブとか。

しかしながら、人の目と心を奪うようなヴィジュアルの、この姉妹。
以前からのファンはもちろん、P&C入門者にとっても、彼女たちの魅力を堪能するためにもってこいのベスト盤です。是非ともDVD付きの限定版を手にして見てください。
これを見てしまったら、二人の虜になってしまうこと請けあいです。もう以前のアナタに戻れないかも知れません。(笑)

P&C公式サイト 
PAOLA & CHIARA OFFICIAL WEBSITE
日本語でのP&C情報なら...
Paola e Chiara page in giappone by joecool

現在、"GREATEST HITS''を扱っている通販サイト
NANNUCCI(イタリア:イタリア語のみ)
NET MUSIC(イタリア:英語にも対応)
Dischi Volanti(スイス:英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語に対応。)
HMVジャパン(日本:通常盤のみ)
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by marikzio | 2005-03-21 23:10 | Italian Music | Comments(0)

CALOG3RO
b0069502_2172211.jpgスマトラ沖地震・津波被災者支援のための特別企画CD、"SOLIDARITE ASIE''の中で、「これは誰が歌っているんだろう?」と気になる曲がありました。
涙が出そうなほど物悲しくて、それでいて陶酔するような甘美なメロディー。
Calogero(かろじぇろ)の"Si seulement je pouvais lui manquer''。
ネットで調べてみたら、何度かジャケットを見かけたことがある人でした。お耽美写真で、試聴もしたことがありますが、自分の好みではないと思っていたのです。やはり、ちゃんとした音源で聴いて見ないと、わからないものですね。

この美しい楽曲は、フランスのレコード大賞ともいうべき、Les victoires de la musique2005でオリジナル・シャンソン賞を受賞しています。ちなみに、今年はあの特異な風貌で有名な-M-が多くの賞を総ナメにしたそうな。
ちなみに、この"Si seulement je pouvais lui manquer''、単語の意味はわかるのですが、このように一つの文章になると訳せません。一体どういう意味なんでしょう。通りすがりのどなたか、教えてくださいませ。

Calogeroは1971年、グルノーブル生まれ。32歳にして、すでに15年のキャリアを持っています。
兄弟のGioacchinoとFrancisと結成した、Chartsというグループで活動。12年間で4枚のアルバムを発表しています。
1999年、初のソロアルバム、"AU MILIEU DES AUTRES''をリリース。2002年、"CALOGER0''、そして"Si seulement〜''が収録されている"3''(Calog3ro)が2004年。このアルバムからはPassiとデュェットした"Face a la mer''もヒットしています。最初はレゲエ風味でとても美しいメロディ。なのに、いきなりハードロックなサビへと転調する新鮮かつドラマチックな歌。
このようにCalogeroの音楽は甘く繊細でありながら、ロック・フィーリングな激しさも持ち合せています。
耳の肥えた大人にこそ聴いてもらいたい、そんなフレンチ・アーチストです。

余談になりますが、HMV.jpでは、このCalogeroの"3''、ナント、値段が4,304円でした。amazon.frでは値下りしていて、9ユーロ(約1,260円)でした。実際オーダーするとこれが更に7ユーロ台にディスカウント。この差は一体何なんでしょう?
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画像元 Site officiel de Calogero
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by marikzio | 2005-03-17 21:55 | French Music | Comments(4)

iPod shuffle
今週の月曜日にiPod shuffleの現物が我が家に届きました。黄緑色の箱に収められた超コンパクトボディのiPod shuffle、まるでおもちゃのようです。
このパッケージの薄さにもビックリ。二段重ねのiPod箱のなんと5分の1くらいなのです。
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本体を取り出してみました。本体にはUSBコネクタを保護するUSBキャップがついていますが、付属のストラップ付きのLanyardと付け替えると首からかけることができます。しかし、このストラップ付きキャップがあまりにもショボくて安っぽい。しばらく使用してるとばっちくなること請けあいです。それに首にかけるとイヤーホンのコードが長過ぎて中途半端に垂れ下がるのです。本家iPodほど長くはないけれど、やはりオデブちゃん仕様なのでしょう。ま、所詮付属品ですから、こんな物かも知れません。お洒落な人は自分流に工夫して楽しんでるでしょうね。
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それにしても、重いHDDのiPodと違ってメモリー・プレイヤーであるshuffleの何と軽やかなこと!ペンダントのようにかけても身につけているのを忘れてしまうほど快適です。やはりiPodファミリーの中でこの携帯性は大きな魅力だと思います。

さて、いよいよこのiPod shuffleを我がPower Bookに接続して見ることにしました。私はiTunesに語学学習の教材CDデータを入れ、iPodにも転送しているのですが(ほとんど利用していない)、shuffleに語学教材は入れたくなかったので、あらかじめチェックを外しておきました。加えてiTunesに入っていたけれど、今ではほとんど聴くことのないCD音源も整理したので、だいぶすっきりしました。
最初の接続は自動的にライブラリから容量いっぱいに転送されます。私のshuffleは512MGで120曲ほど入るということでしたが、実際には133曲収まりました。しかし、転送時間が思いの他長くて驚きました。1、2分くらいで終わると思ったのに、30分くらい費やしました。これが1GBだったら、1時間くらい要したのではないでしょうか。
これがiTunesの画面です。
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最初の接続が終わると、この画面で自分の好きなように設定して、オートフィルします。
ライブラリからランダム選曲でオートフィル機能を使って容量一杯にするのもいいし、お気に入りのアルバムだけをプレイリストで選んでもよし。私はお気に入りのアルバムを2、3枚分入れ、残りの容量にライブラリからランダムに詰め込むやり方が気に入っています。だけど、その時は「オートフィル時にすべての曲を置き換え」のチェックを外しておかないといけません。でないとせっかく入れたCDデータがそのまま刷新されてしまいます。
接続時はiPod shuffleのファイルが出現するので、入れたい曲をライブラリから手動で入れたり、削除することもできます。

前の記事にも書きましたがiPod shuffle購入の決め手はやはり携帯性と価格です。しかし、正直言って「本家iPodに準ずる物」、いわばセカンド・カーのような位置づけでした。でも、いざ手にしてみると、これがメインになってもおかしくない。
iPodは下手すると手持ちのCD音源全部が入ってしまう画期的な物でしたが、普通はそれほど莫大な音源データを持ち歩く必要はありません。この512GBにだって、CD9枚程度は収納できるのですから充分過ぎるほどです。音質に関しては私はうるさくないので、満足しています。
何と言ってもこのサイズと軽さ、加えてバッテリー稼働時間が12時間。海外旅行でも大活躍してくれること、間違いなしです。

やはり難点もあります。
本体の裏側にスライド式のスイッチがあって、電源のオン・オフ、曲順あるいはシャッフルで再生するかを選べるようになっているのですが、これがめちゃ使いづらい。かなり力を入れないとスィッチが動かないので、私のように雑な人間は本体を折ってしまわないか心配です。
プラスチックの白いボディというのも使い続けるうちに汚れが目立ってきそうです。(特にUSBキャップとの接続部分)
もう一つの問題は、パソコンがないと充電できないこと。そのパソコンも電源入ってないと充電されないんですよね。iPodはパソコンに電源入ってなくてもプラグがつながっていればチャージングされてました。USBポート対応の充電器もあるそうですが、わざわざ買う気にならないし。
どこかのサイトで書き込みがありましたが、「白だけじゃなく、いろんなカラー展開があったらもっと可愛いのに」という意見、なるほどと思いました。
また、「思ったより簡単に録音できて良かったです」と言うのがありました。ろ、ろくおん、って...。「転送」と言って欲しかったな。気持ちはわかるけど。

ついに入手したiPod shuffle、早速、職場にも連れて行ってます。
私は白衣で仕事をしているのですが、shuffleは白衣のポケットにすっぽり入ってしまいます。ちょっと気分転換に好きな音楽をこっそり聴けるのは幸せです。
しかし、気になるのは本家iPod。電池交換もしてくれるアップル・プロテクトプランにも入ってるので、がんがん使ってバッテリーを消耗させないと高い保険代がもったいないです。(せこっ!)
期間は2年間だから、まだまだ大丈夫だけど。
は〜、忙しい、忙しい。(笑)
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by marikzio | 2005-03-16 21:18 | n'importe quio! | Comments(2)


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