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れ・う゛ぃぶらつぃおーに
b0069502_13492040.jpgさて、今日はTiziano仲間でブログの先輩のあんきーおさん からブログ開設前にリクエストされていた、Le Vibrazioni(れ・ゔぃぶらつぃおーに)を話題に取り上げたいと思います。
Le vibrazioniはイタリアの新人ロックバンドで2003年のデビュー・アルバムが本国で大成功を収めました。もあさんの掲示板でも人気が高く熱狂的な書き込みが多いことから自分も感化されてCDを買ってしまいました。
彼らの音楽はどちらかと言うとイタリアらしさの抜けた、一昔前に英米で流行ったような切な気なサウンド。ちょっと70年代を意識したかのようなサイケデリックなファッションということもあって、ある年齢層にはどこか懐かしいのですが、若い年代にはとても新鮮に映ったのでしょう。歴史は繰り返す?
大ヒット・シングルの"DEDICATO A TE''のメロウで哀愁を帯びた旋律にFrancescoの巻き舌ボイスが乗ると、まさに気分は80年代のアメリカ青春映画の世界へ飛びます。

バンド名と同じタイトルのデビューアルバム"LE VIBRAZIONI''、率直に言ってしまうと、15トラック、1時間以上というボリュームたっぷりな内容の割に似たような雰囲気の曲が多く途中でお腹いっぱいになってしまいます。もう少し内容を絞るとか、もっと幅のある音楽性が欲しいですね。正直、このままでは飽きられてしまうのではないか、という気がしてます。と、ちょっと厳しいことを言っておきながら私は気まぐれで彼らのライブDVDまで買ってしまいました。でもEros RamazzottiのDVDのように「今日も見るぞー!!」てな気分にならないのです。Erosよりずっと若くてピッチピチぃの彼らなのに・・・。それだけErosが魅力的ということなのかしら?

友達にCDを見せると写真を見て「うっわ〜、イタリア人て濃いね。」という反応。「あ〜、でもこの人かっこいい」その人とは・・・。
ハイ、Le Vibrazioniの画像がここにありますから、ご覧ください。
正面にいるのはもちろんボーカルのFrancescoなんですけども、友人の目に止まったのはフランチェスコの左側にいる顎髭のMarcoでした。実は私も同感でその人が一番ハンサムだと思ったのです。
でも、DVDを見て見方が少し変わりました。コンサート中、ファンに語りかけるのは専らFrancescoで他のメンバーは寡黙で地味な印象を受けました。スターとしてオーラがあまりないと言うか。顎髭のMarco君はステージを終えると汗びっしょりで薄い髪が頭蓋にぺったり張りついてしまい、まるでジーザス・クライスト・スーパースターみたいでなんか怖かったです。DVDの中にどこかの国のロック・スターをパロったのか、チャーターした飛行機の機内でド派手な格好をした彼らが特別インタビューを受ける、という趣向のおまけ映像があったのですが、Francescoだけ目立っているような感じでした。フランチェスコはそのうちLe Vibrazioniを捨てて、ソロとして活動するのでわ?そんな気がしました。

とある情報によると、Le Vibrazioniは新しいアルバムの準備ができたとか。2ndもまた英米風メロディアス路線なのかしら?それとも・・・?

あ、蛇足になりますが、青森であんきーおさんとお話した時に「メンバーの中で誰がかっこいいと思うか」という話になった時に、あんきーおさんから「髭を生やしている人かしら?」と聞かれて「違う」と答えてしまったようなきが・・・。私は例のハンサム君が髭を生やしていたかどうか忘れてしまっていたのです。今日、もう一度確認したら髭を生やしてましたです。

Le Vibrazioniの公式サイト
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by marikzio | 2004-11-30 19:28 | Italian Music | Comments(2)

愛は太陽! -Helene Segara-
1年半くらい前に買ったCDなのですが、とてもきれいなジャケットなのでアップすることにしました。フランスの歌手Helene Segara(えれーぬ・せがら)"Humaine''(ユメンヌ:人間)です。
これは通常盤ではなくて、特別限定のLONG BOX(DVD付き)というものでした。DIGIPACKのジャケットを開くと写真にあるようにぺろ〜んと長くなって、美しいセガラの写真と歌詞が紙ジャケに直接書かれています。本当はもう少し長いのですが、カメラに上手い具合に収まりませんでした。本体の縦の長さも普通のCDケースの2倍の長さです。そして、裏も同様に写真と歌詞があります。
付属のDVDはシングル"L'amour est un soleil''(愛は太陽)のビデオ・クリップ、そしてこのアルバム"Humaine''のスタジオ・レコーディング風景をドキュメンタリー・タッチで紹介されているのです。
エレーヌの創り出す音楽は一言で言うと「演歌っぽい」。歌唱法もフレンチ・ポップスでよく連想されるようなか細いウィスパー・ボイスではなく、しっとり情感を込めて唄っています。バックのオーケストラも豪華!フランスでもイタリアでも最近の傾向として、英米のロックやR&Bに近い音を作る若手アーチストが増えている中で、やはり彼女のような存在は貴重ではないでしょうか。
レコーディング風景の映像を見て、最初「すごい美人だけど、結構ボリュームのある人だな」と思ったのですが、良く見ると妊婦さんでした。身重の状態でレコーディングするというのびっくりだけど、CDジャケットやビデオ・クリップの撮影をこなす彼女のプロ根性は凄い。それとも敢えて生命を宿しているその時に物作りをしておきたかったのかも。ビデオ・クリップには太陽が照りつける砂漠の中で一人佇むエレーヌの姿があります。空の青さと砂の白さの対比が眩しい。そして愛おしげにお腹をさする彼女はビューティフル!
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このアルバムの中でなんとイタリアの大物シンガーLaura Pausiniと"0n n'oublie jamais rien''(決して忘れない?)をコラボレーションしてます。DVDにはラウラの映像もちょっとだけ出てきます。私はこれでイタリアにはLauraの存在がある、ということを知りました。

この記事を書くにあたってネットで情報確認しているうちに、エレーヌのベスト盤が発売されていたことに今日気がつきました。早速、Zazieの新作アルバムと一緒にオーダーしてしまいました。(はぁ〜、最近CD、DVD買い過ぎ!)

Helene Segaraの公式サイト
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by marikzio | 2004-11-29 18:49 | French Music | Comments(3)

女はみすてーりあす! -SWIMMING POOL-   
b0069502_1612763.jpg数年前にWOWOWでフランスの映画監督Francois Ozon(フランソワ・オゾン)の短編映画「サマー・ドレス」を観てしまってから、私はすっかりこの映画作家に心を奪われてしまいました。
今日は彼の2003年の作品でカンヌ映画祭にもノミネートされた「SWIMMING POOL」を紹介したいと思います。

ロンドンに住むミステリー作家のサラ・モートン(シャーロット・ランプリング)。
彼女は出版会社の社長に自分の南仏にある別荘でゆっくり執筆してはどうかと提案されます。社長の申し出を受けることに決めたサラはフランスへと飛びます。
庭に大きなプールまでついているその別荘は閑静なたたずまいで、彼女は仕事も順調に進めることができて喜んでいましたが、そこに突然社長の娘だというジュリー(リュドヴィーヌ・サニェ)が現れます。若くて官能的で、サラとは正反対のジュリー。その存在を女作家は最初疎ましく思っていましたが、そのうち小説の材料としてこの若い女に興味を抱くようになります。ジュリーは色々な謎を秘めていたのです。反発し合っていた二人の女の間に奇妙な絆が芽生えつつありましたが、そこにある事件が起きて・・・。
ご覧のとおり、あれこれ想像したくなるような悩ましげなヴィジュアル。期待を裏切らずセクシーなシーンがいっぱいです。(別に煽っているわけではありません。)

青森在住の私は実はこの映画の日本語字幕版を観ていません。県内の劇場ではどこも「SWIMMING POOL」を上映しなかったので、私はまたもやamazon.frからDVDを取り寄せました。英語とフランス語のミックスで字幕のあるところは何とか読むことができたのですが、字幕がついてない個所はちんぷんかんぷん。それでも結構楽しめました。しかしミステリー物なので、やっぱりちゃんと日本語字幕で観たいです。
でも、日本語字幕でもやっぱりわからない部分があるのでは?と思います。特にラストのところなんか。一体どういうこと!?という終わり方です。

オゾン作品と言えば日本では「8人の女たち」(8 femmes)が一番有名ですが、その作品は私はあまり好きではありません。
「SWIMMING POOL」はちゃんとオゾンの毒が効いていたので、出来映えに大満足でした。
オゾンの最新作は「5×2」。
元スーパー・モデルで歌手として日本来日も果たしたカルラ・ブルーニのお姉さんである、女優のヴァレリア・ブルーニ・テデスキ主演ということでそちらも楽しみです。

フランソワ・オゾンの公式サイト(仏)
「SWIMMING POOL」公式サイト(日本)
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by marikzio | 2004-11-28 16:50 | Movie | Comments(3)

Valeria rossi
b0069502_9302653.jpg今年の夏、Video italiaで何度か見かけてとても気になるVideo clipがありました。
それはValeria rossiの"Ti diro'''。
「蝶々夫人」をモチーフに扱った作品で白人ゲイシャのヴァレリアが恋人と愛を交わした後、切腹するというストーリーでこれを見た日本人には賛美両論(いや否の方が多いかな)。私は個人的に悪くはないと思ったんですけども。(^^ゞ
気だるくて切ない感じのボーカルとメロディーがとても気に入ったのです。
そのビデオ・クリップは彼女の公式サイトで見ることができます。Videoの所をクリックして、"Ti diro'''を選択します。是非チェックしてみてください。

正統派美人のValeria、自作の曲を歌っているそうです。デビュー当時はアイドル色が強かったらしく、この"Ti diro'''が収録されている2nd アルバム"Osservi L'aria''も可愛らしいナンバーが多いような気がしますが、その中で"Ti diro'''は出色の出来。彼女にとってとても意義の大きい作品になった気がします。
これから、どんなふうに成長していくのかが楽しみです。
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by marikzio | 2004-11-27 09:27 | Italian Music | Comments(0)

Dennis came!
b0069502_13363398.jpgVideo italiaで活躍中のDennis(イタリア語読みで''でんにす''らしい)がようやく我が家にもやって来ました。HMV.co.jpにDennisのCD"dennis''を発注したのが今年の8月23日、入手できたのが11月23日だったので、ちょうど3ヶ月待ったわけです。もういい加減どうでもいいや、在庫切れなら勝手にキャンセルしてちょーだい、という気持ちでいたのですが、人生、首を長くしていれば何とかなるものもあるのですね。
Dennnisって一体だーれ?とお思いの方は私のBlogとリンクしているあんきーおさんのBlogに行くとそこで彼のことがいろいろ語られています。
ここに投稿するからにはDennisの詳しい情報が欲しいと思ったのですが、なかなか見つかりません。CDのブックレットにある彼の公式サイトらしきところに行ってもクローズされているみたいでした。
あんきーおさんが入手した"dennis''は限定バージョンのDIGIPACKのようです。その限定版はまるで写真集のような豪華ブックレットがついているみたいですが、私のは通常版でした。ちぇ。
それでもブックレットにはどのページにもキメ顔のDennisが大きく映っています。
いかにもラテン系らしく濃厚な顔立ちのDennis。美男子というよりすけべ顔だと私は思うのですが。いや、いい意味で。
これをめくっていると、「ところで肝心の歌はどうなの?」という思いが浮上してきます。

本編は10曲入りで39.2分。オープニングの"HEY''(まるでPAOLA &CHAPAの"FESTIVAL''みたい)はいかにもらて〜んなパーカッションで始まりエモーショナルに声を張り上げたDennisのボーカルが飛び込んできます。
ん〜、思ったほど下手ではないですよ。カラオケ大会に出たら、とりあえず入賞というところかしら。ん〜、でもやっぱり声が若い。なんてゆうかぁ、声にTiziano ferroのような色気がないのですよ。
色男で筋肉質なのに、ボーカルにいやらしさがない。だから面白くない。やっぱイタリアン・シンガーにはエロさがないと。
でもバラードだったり、女性シンガーとのデュエットがあったりとそれなりにバリエーションがあって好感はもてます。
今後の活躍に期待。
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by marikzio | 2004-11-26 18:30 | Italian Music | Comments(0)

フランスで一番売れてるカレンダー2005
今日は、まさにn'importe quoi !な話題です。
師走が目前にせまり、2004年も残すところあと1ヶ月とちょっと。
この時期になると出回り始めるのが2005年のカレンダー。もう来年のカレンダーは準備しましたか?
marikzioも良さそうなカレンダーを捜してネットをあちこちまわってみました。そこで、フランスの大手通販サイトfnacとamazon.frに行ってみると、書籍部門であるカレンダーがベストセラーになっているのです。

b0069502_18323048.gifそれが、この Calendrier 2005 : Dievx dv Stade(カレンダー:2005:「競技場の神たち?」by Carter Smith他)なのであります。そう言えば確かにこの人ラグビー・ボール持ってます。 
カレンダー売り上げ1位ってことは、一部の愛好者だけじゃなく、一般の幅広い層の方々が買ってるということでしょ?こんなマッチョ・カレンダーが飛ぶように売れるとはさすがフランスです。
有名なフォトグラファーの撮り下しということで余計人気があるのかも知れません。
実はなんとこのメイキングDVDなるものが存在するのです。


b0069502_19162682.gifそして、これが同じシリーズの2004年度版Dieux du Stade。やはり、ラグビー・ボール。これも昨年の今ごろamazon、fnacの書籍部門売り上げ1位を独走しておりました。当然ながらメイキングDVD、そして写真集も出回っていました。
なんか、2004年の方がいいですよねぇ。私はどうも2005年度版の彼のちんちくりんの髪の毛が気に入らないのです。

b0069502_19232374.gif次はフランスのランジェリー・ブランド、Aubade(おぅばどぅ)で出しているAubade agenda 2005: body Artです。これはカレンダーでなくAgenda(手帳)です。スケジュール帳つきの写真集とでも言えばいいのかな。写真をよく見ると背骨がメタリックに輝いてます。

b0069502_19363238.gifmarikzioが昨年買ったネコちゃん手帳です。
agenda=スケジュール帳だと知らずに買ってしまい、結局猫ちゃんカレンダーを買い直しました。その猫ちゃんカレンダーはmarikzioの職場で使っています。
手帳もカレンダーも同じHans Silvesterというフォトグラファーの作品です。彼の撮る猫たちは野良猫っぽいワイルドさがあって、それでいて気位が高そうで、日本人が好むような猫の愛らしさとは一味違います。でも、背景や構図の美しさは絶品です。

今のmarikzioの自宅の部屋はエミネムカレンダーです。
来年は誰をお部屋にお迎えしましょうか?と言うことで、つい最近Robbie williamsのベスト盤を買った勢いでロビーのカレンダーをオーダーしてしまいました。
でも、少々後悔しています。絵的にはエミネムの方がずっと良かったかも・・・。
どうか、本編の中にはカバーよりいい写真がありますように!でもたいがいカレンダーのカバーって、一番いい写真をもってきますよね。う〜ん・・・。
ロビー王子の毛むくじゃらショット炸裂!だったらどうしましょう?
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by marikzio | 2004-11-25 18:41 | n'importe quio! | Comments(11)

EROS ROMA LIVE
Italian Musicカテゴリ第1弾はイタリアン・ポップス界の大御所の一人、Eros Ramazzotti(えろす・らまぞってぃ)の登場です。
エロス・ラマゾッティはハスキーでありながら、鼻にかかるような甘い声(目を閉じて、顎をのけ反らせて唄っている光景が容易に目に浮かぶような声)と、少年のようにくしゃっと笑った顔が魅力です。それに何と言っても名前がいいですよね。

今年の2004年11月2日に発売されたライブDVD、"EROS ROMA LIVE''の感想を述べたいと思います。
このDVDは2004年7月7日、ローマのオリンピック・スタジアムにて撮影されています。ひょっとしたらVideo italiaでライブの模様を見た人がいるかもしれませんね。私はいつものamazon.frから限定版をフランス経由で取り寄せました。
ほんとはやってはいけない事なんでしょうが(汗)、これが現物画像です。
b0069502_19382952.jpg

ごらんのとおり、欽ちゃん飛びっ。これは、ライブの中で"FAVOLA''の演奏終了後に跳躍した瞬間を捉えたものだと思います。
本編は暮れなずむローマの上空映像から始まります。幻想的なローマの全景。そこからカメラはROMA STADIO OLIMPICOの真上へとシフトして、ぐんぐん会場内へズームされて行きます。
ステージ後ろには巨大なスクリーン。そこに燃え上がる炎の映像が映し出され、その真っ赤な背景の中にエロスのシルエットが浮かび上がります。オープニング曲は"L'OMBRA DEL GIGANTE''。スタジアムを埋め尽くした観客たちは大興奮!
愛の神エロス、さすが素敵な曲がいっぱいです。実は私エロス・ラマゾッティのCDは最新盤"9''しか持ってないのです。(それもすぺいん語バージョン)そんな奴がDVDなんか買うなって感じですけれども、音だけで聞くのと映像とともに聞くのとではまた違う印象があります。それに、この人はとてもきれいな目をしていると思いました。ただ、ネットでPV等を見る限りではもう少しスリムな印象を持っていたのですが、思ったよりがっしりしています。特にお腹とお尻のあたりが・・・。あ〜、余計なことは言うまい!40歳は過ぎているかと思いますが、とてもパワフルなステージで、ギターやドラムのプレイなど見所も多いです。
私が一番好きなのは、"PIU'CHE PUOI''、"AMARTI E L'IMMENSO PER ME''を二人の女性コーラスと交互にデュェットしたところですね。これはたぶん、他の女性シンガーとコラボレートしたものなんでしょうね。
この二人の女性コーラスはキャミソールとジーンズというカジュアルな姿なんですが、このキャミソールがすごく素敵なのです。

写真をご覧になるとわかりますが、DVD2枚入りです。1枚目は本編ですが、おまけディスクは世界ツアーの各地域のドキュメントのようです。2枚目はまだ見てないのです。(^_^;)
とにかく、エロス初心者の私ですが、充分堪能いたしました。買ってよかったです。
オススメよぉん。

それでは、HEBA〜!
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by marikzio | 2004-11-24 18:18 | Italian Music | Comments(2)

字幕でおべんきょ!?① - MULHOLLAND DRIVE -
私はフランス語を独学で初めて2年ほどになります。とは言っても話すのも聞くのもさっぱりなんですが。(TOT)
語学を勉強するのに、映画のDVD(国内版ではなくて海外版)を活用できないか、と考えました。外国の映画には字幕がついているので、耳では聞き取れなくても字幕ならなんとか読めたりするじゃないですか。それを活用してみようと思ったわけです。
フランス語を勉強するのであればフランス映画ではなく、例えばアメリカなど英語圏の国の映画の仏語版を購入した方が断然便利です。フランス語の字幕がついているし、音声がオリジナルの英語とフランス語吹き替えの2種類に切り替えることができるからです。ついでに英語の字幕もついていれば英語表現も見ることができて言うことないんですが。

とりあえず私が頻繁に利用するamazon.frに行き、好みのDVDを捜してみました。
そして、最初の仏語版映画DVDはデビット・リンチのMULHOLLAND DRIVE(マルホランド・ドライブ)に決定!\(^-^)/
リンチ作品は私にとって難解過ぎて、どちらかと言えば苦手だったのですが、これには見事ハマりました。公開中、劇場に2回足を運んだぐらいです。

映画スターを夢見てロサンゼルスにやってきたBetty(Naomi Watts)。すでに女優である叔母がカナダに撮影に行くため、その間彼女のアパートを使っていいということで、到着後すぐにその高級住宅に向かいます。
しかし、その部屋の中では見知らぬ女(Laura E Harring)がシャワーを使っていました。Bettyは最初その女性を叔母の友人と思い込んで受け入れるのですが、電話で確認すると叔母はそんな人は全く知らないと言います。BettyはRitaと名乗る女性にそれを告げます。その謎の女性は、自分は昨夜通りで交通事故に遇い、なんとか車を脱出したあと前後不覚のままこの家に紛れ込んだ、と打ち明けました。しかし、彼女は思い出せなくなっていたのです。自分がどこの何者であるか、自分の名前さえも・・・。

とにかくこの映画には麻薬のような雰囲気があって、私を惹きつけます。カリフォルニアのぬけるような青空といかにもリンチっぽい湿った妖しさの対比が絶妙なのです。
この映画を観た人の大半が例のびぁ〜んなシーンを思い浮かべることでしょう。しかし、その部分を題材に使うと開局早々私の人柄が疑われてしまいますので、ここでは、Ritaが叔母と何の面識もないことがわかって、それをBettyが問いただす場面を用いたいと思います。
なお、フランス語表記は文字化けしたりするので、英語表記を使うことにします。



Betty : Qu'est qui ne va pas?
       一体、どうしたの? 
Rita : Je ne sais pas qui je suis.
       自分が誰なのかわからない。

Betty : voyon,vous etes Rita. Mais non!
       しっかりしてよ、あなたはRitaよ。そうでしょ? 

Rita : Je ne connais pas mon nom. Je ne sais pas qui je suis
       本当なのよ。自分の名前すらわからない。

Betty : Voila votre sac. Votre nom doit etre dedans.
       これはあなたのバックよ。きっとこの中に名前があるわ。

(Rita、首を振る)

Betty : Vous voules savoir,non?
       知りたくないの?ねぇ。 

Rita : Oui,mais...
       そうね、でも...。 

Betty : Ouvrez-le!
       ほら、開けて! 
 
  (バックの中には大量のドル札と、青い鍵。無言で顔を見合わせる二人)
         


本当はRitaの台詞で「自分がまだ夢から覚めてないみたい。苦しい眠りだ」みたいなことを言っているのもあるのですが、自信がないので、省略しました。
marikzioは未熟者なので、変な解釈をしている個所もあることと思います。お気づきになった方がおりましたら、どうぞご教示ください。でも、お手柔らかに。

このDVDを入手して、少しは仏語力がアップしたかですって?それは全然・・・。
いくらお気に入りでもこの映画ったら長過ぎるのです。冗長だと思えるシーンもあって全編通して見るということはほとんどないですね。結局自分が好きな個所になってしまいます。え?、それはどこの場面かって?
それは教えないよ〜だ。

と、言うわけで今日はこのへんで。
へば・ないす・でぃー!!

     
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by marikzio | 2004-11-23 13:23 | Movie | Comments(2)

GRAZIEEEEEEE!!\(^O^)/
今日、とってもうれしいことにTiziano仲間のあんきーおさん
がご自分のブログでmarikzioブログが誕生したことを取り上げてくださいました。
あんなふうに私と私のページについて語ってもらえてとても感激です。

あんきーおさんの投稿にもあるとおり、私たちはもあさんの所の掲示板
で知り合いになったのですが、そこはイタリアン・ポップスを愛する人たちが集まって語り合う場所でした。
私はイタリアン・ポップスについてはほとんど知識がなかったのですが、2年程前からイタリアの人気歌手Tiziano ferroがすっかり気に入ってしまい、彼についていろいろ話し合える仲間はいないものかとネット上を彷徨いました。そうしてもあさんの掲示板に辿り着いて時々出没するようになっていました。
ある日、ニュー・カマーとして登場したあんきーおさんに、「HMVでTizianoのCDレビューを書いていた方ですよね」と話しかけられました。
あんきーおさんは豊富なボキャブラリーと冴えたユーモアのセンスの持ち主で、いつも面白いことを書き込んでくれるので、これはあとで知ったのですが、今までずっと掲示板の世界に足を踏み込んだことがなかったのはちょっと意外に思えました。
そうしているうちに後から続々と「私もTiziano ferroが大好きです」という方がやってくるようになり、Tiziano以外のイタリアン歌手の名前が飛び交う中で「聞いてみようかな」と思わせるアーチストが少しずつ出てきました。

あんきーおさんはお母様の出身地ということもあって、青森県にとても愛着を持っているようで、何度も東京から訪れているようです。
今年の9月にご両親と青森に行きます、という発言を読んだ時は「お会いできるんじゃないかな?」という予感は正直ありました。初めは「両親、そして親戚と一緒なので、また次の機会にお会いしましょう」言われましたが、宿泊地が何と私が住んでいる所から車で一時間くらいの所だ、と教えてもらった時、「あぁ、やっぱり」と自分の予感が的中したのを感じました。

そしてめでたく、まさかの対面を果たしたのですが、あんな最果ての地で、自分が知っているうらぶれたホテルのロビー(地元の人、従業員の人、ごめんね。)を舞台(笑)にこんなことが起ころうとは夢にも思いませんでした。
生あんきーおさんとお会いするまでは、とても緊張しましたが、思いのほか会話が弾んでしまい、浴衣姿のあんき〜おパパが様子を伺いにくる一コマも。あんき〜おさんと面影が似ているパパさんは優しそうににっこりと笑って「いつもお世話になっています。」事実上は初対面なんですけどね。まぁ、こういうシチュエーションって普通はあまりないですものね。

その後、あんきーお様御一行は青森旅行をたっぷり満喫されたようです。あんきーおさん、是非またポル津軽に来てください。

と、言うわけで、へば!
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by marikzio | 2004-11-22 19:21 | Comments(0)

「畏れ慄いて」  アメリー・ノートン  藤田真利子訳
さて、記念すべきmarikzioブログの第1弾はフランスの人気作家、アメリー・ノートン Amelie Notomb の小説「畏れ慄いて Stupeur et tremblements」を読んだ感想を述べたいと思います。
フランス語の特殊文字が文字化けするといけないので、ここでは無難に英語表記を使うことにします。
「ハネダ氏はオーモチ氏の上司で、オーモチ氏はサイトー氏の上司で、サイトー氏はモリさんの上司で、モリさんは私の上司だった。そして私は誰の上司でもなかった」
という書き出しで始まる物語のヒロインは日本で生まれ幼少期を過ごしたベルギー女性アメリー。日本のカイシャで働くことを夢見て日本語を習得し、その語学力を買われて世界でも指折りの日本の大企業、ユミモト商事に就職します。
ところが、そんな彼女を待っていたのは病んでいるとも言うべき歪んだ日本のカイシャの構造でした。
外部者の前では日本語を使うことを禁じられ、書類のコピー取りを何度もやり直され、お茶くみ以外にこれと言った仕事も与えられず、自分は一体何のために就職したのかと途方に暮れてしまいます。
アメリーの直属の上司、森 吹雪はすらりと優雅な長身の女性で、まるで「谷崎 順一郎が描写したかのような」美しい顔立ちにアメリーは見とれてしまいます。フブキはアメリーに優しく接し、偏屈者だらけのこの職場で唯一信頼できる存在だと思うのでした。
ところが、アメリーにまたとない大きなチャンスが巡って来ようとした時に、彼女にとって一番身近で友好的であったはずの女上司の態度が一変します。フブキはアメリーの好機を潰したばかりか、サディスティックなまでに辛辣な言葉を浴びせ続けるようになります。日本のカイシャという閉鎖的な空間で様々な憂き目にあいながらも、健気に向き合うアメリー。しかし、女上司の理不尽ぶりはますます加速して・・・。
神戸に生まれ、5歳まで日本で暮らしたというノトン本人が22歳の時に日本の企業でOLをしたという体験をもとに書かれたということですが、これを読んで私は少し現実離れして展開が乱暴な感じを受けました。この小説は本国フランスでベストセラーになり、フランス人が「オー、ニホンの国って、なんてコワイ所ね。ブルブル!」なんて思い込むことが容易に想像できて複雑な思いになります。
しかし、妙にリアリティーがあるのです。「これほど極端なことはないけど、これと似たような思いはしたことがある。ブラックホールに放り込まれたような、心細いあの感じ。」事実を描いてはいないが、真実を描いているような・・・。

この小説の時代設定は、1990年。バブルが崩壊し始めた頃で、男女平等のスローガンが掲げられていても、まだまだ男性優位の世界。お茶くみ係に甘んじているぶんには楽だけれど、女がある程度のポストに就くには大変な努力を要求された時代。肩ひじを張ってなければやっていけなかったのです。そうフブキのように。
私はまだその当時学生だったので、よけい内容に無理があるように感じていたのですが、14年前の日本社会はこれに近かったのかも知れません。
私はアメリーが高層ビルの窓際に立って空想の中で空中に身投げする描写が好きです。

実はこの作品はフランスで映画化されています。一般公開されていたのかはわかりませんが、日本でも2003年のフランス映画祭で上映されています。その時はもちろん見ていませんが、結局amazon.frから個人輸入してしまいました。だって、西洋人であるヒロイン以外の登場人物は全員日本人(しかもほとんどが悪者)の世界がどのように映像化されてるか気になったんですもの。
フランス映画なので、ヒロインの独白部分はもちろんフランス語だけれど、それ以外は日本語が飛び交っています。フランス語はヒアリングできませんが(涙)、原作を読んでいるし、日本語会話が中心だったのでそれほど支障ありませんでした。フランス語が全くわからなくても充分楽しめると思います。

そのうち映像版「畏れ慄いて」についてコメントしたいと思います。

と、言うわけで今日はこのへんで。
へば〜!
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by marikzio | 2004-11-21 20:59 | Book | Comments(2)


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