カテゴリ:小さな目で見たParis( 28 )

つかの間のパリ
くどいようですが、今回の旅は、あくまでもMylene Farmer @ブリュッセル のコンサートの為の弾丸ツアー。出来ることなら、大型連休中に収めるくらいにして年休を取らないようにしたかった。もちろん、それは日程的に無理でしたけど。
「コンサート会場がブリュッセルなら、ベルギー滞在でいいのでは?」とも考えましたが、やっぱりパリ(洒落じゃないわよっ!)でつかの間の休日を過ごしたいと思い、パリ・ブリュッセル間の往復ツアーとなりました。(+ロンドンコース案もありましたが、そのことは忘れて)

と、言うわけでブログネタに困るほど、観光しておりません(汗)。
それでも、少しは皆さんにパリの空気をお届けしたい、ということで苦肉の策として写真を動画にしてみました。
BGMは -M-さんの新作アルバム"Mister Mystère"より "Est-Ce Que C'est Ça ?
これは豪華デラックスボックス版を現地で購入♪



最初に出てくる空港はスイスのチューリッヒ空港です。
利用したのがスイス航空だったので、チューリッヒで乗り換えしました。
この写真について、ちょっとご説明。
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これはマカロンで有名な老舗サロン・ド・テ、Laduree の2階ですね。暗くてわかりにくい写真ですみません。
泊まったホテルから歩いて数分くらいのところだったので、朝食しに出かけてまいりました。
着いたらまだ開いてなくて、日本人客が何人か待っていました。お店の人は団体さんだと思ったみたいです。ちょっと後悔...。
フレンチ・トーストの朝食は美味しかったけど、お兄さんがいつまで経っても勘定書を持って来ない。日本みたいに直接レジに行くわけにもいかないので、「ムッシュー、お勘定待ってるんですけど」と訴えたら、「そこ僕の担当じゃないんで」と言い返されました。033.gif
どこに行ったんでしょ、私の担当者?
お兄さんが一人で歩き回ってめちゃ忙しそうだったけど、朝食の為に2時間以上いるのは、1分1秒も貴重なツーリストに取ってはあまりにもロスなので、レジまで歩いて行きました。ようやく対応してくれたけど、さすがフランス人、謝りもしねぇ。「時間無駄にしたんですよ」とか、よっぽどフランス語で言ってやろうと思いましたけど、結局何も言わずに店を後にしました。
このラデュレ、自分の中では非常に印象悪いです。名物マカロンもそんなにたいして美味しいとは思いませんでした。

★★★★やっぱり縁がなかったスポット★★★★

前回のパリ旅行で閉鎖中で見学できなかったので、今回はリベンジに燃えていた2つのスポット。それは、カタコンブ・パリと奇跡のメダイユ教会。

カタコンブはパリの地下の納骨堂。
昔は、人が死ぬと遺体は地下に納められていたのですね。歴史的資料としても価値がある場所として、博物館的な扱い。パリに着いて、真っ先にそこに向かったのですが、悲しいかな閉鎖中でした。ついこの間、改装工事が終わったと聞いてたのに...。(涙)
映画にもなりました。
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奇跡のメダイユ教会
サン・ジェルマン・デ・プレはボン・マルシェ・デパートの隣にある小さな教会。入り口が小さいので通り過ぎてしまいそうです。お目当てはここで売られている奇跡を起こすと言われているメダル。お手頃なので、気の利いたお土産にでも、と思ってたのです。
前回はお休みだったので、今度こそっ!と意気込んでいたのですが、よくわからんけどクローズしてました。「よくわからんとは、どういうことだ?」と突っ込まれそうですが、ちょうど教会の前におばさんがいて、「クローズしてるのよ。残念よね〜」と言い、「そんなことよりマダム、どうせならこの私を助けてよ。何か恵んで〜〜〜」と迫ってきたので(ジプシーおばさんだった)、ほんとにクローズしてるのかどうか確認する前にそそくさと退散しなければならなかったのです。

カタコンブとマダイユ教会は自分に縁がなかった、と思わなくてはいけないのかも...?

シャンゼリゼにあるfnacとヴァージン・メガストアでは、この映画のDVDを全面的に押し出していました。
ソフィー・マルソーが出演しているらしい『LOL』。
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いったいどんな作品なんだろ?ジャンル的には青春コメディらしい。
あまりにも棚済みされてるので、買って帰ろうかとも思いましたが、結局触手が動かず。
でも、帰りの飛行機の中で見ることができました♪(字幕が英語だったけど)
映画の中でソフィーは思春期の女の子を娘を筆頭に3人の子供たちのシングルマザー役。この思春期の女の子が主人公でクラスメートの男の子との恋愛、ロンドンへの修学旅行、そして初体験などが綴られ、まさに『ラ・ブーム』を彷彿させます。そして、母親ソフィーも新しく始まる大人の恋にドギマギしつつ、娘と頻繁に正面衝突を起こす、という青春ホームコメディ。
少女役の女の子がめちゃ可愛かったけど、やはりこれはソフィー有りきの映画でしょ。ソフィー・マルソー、やっぱり良いんだな〜。
『ラ・ブーム』も『LOL』もストーリー的にはたいしたことないんだけど、ソフィーの存在がある、というだけでパッと花が咲いたような図になる。そして、ソフィーも何だかんだ言いながらも、こういう役が一番ハマってるんですよね〜。

こうして、私の夢のパリ紀行は風のように過ぎ去って行ったのでした。
今度、訪れるのはいつになるのでしょうか?

『LOL』予告編 bandeannonce-du-film-lol
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by marikzio | 2009-10-08 21:05 | 小さな目で見たParis | Comments(5)

ギャラリー・ラファイエットで金のシンクロ!?
海外旅行も回を重ねると、現地で狂ったように買い物をしなくなります。(え?)
イタリア周遊ツアーに行った時は、全身買い物したいしたいしたいオーラが渦巻いて、周りの人を呆れさせていたものですが、もう日本では何も買わへん!ぐらいの勢いで買い漁ったところで、モノばっか増えて後が大変なんですよね~。しかも、家族へのお土産にしたって、「今度は何をお土産にしたらいいんだ?」とネタに困ってしまい、ますます購買意欲は低下。
そう言うわけで、私の海外で落とすお金の額は行く度に少なくなって行く...はずなんんですが、これが案外そういうわけではない。
と、言うのは、確かにちょこちょこした小物を買うことは少なくなりましたが、「このまま何も購入しないなんて、旅が終わった気がしない。」とばかりに、バックや財布、指輪などの大物をお買い上げしてるからなんですね。
これまでに、パリで買ったヴィトンのバックが3個、財布1個、そして、NYではティファニーの本店でシルバー・リングを記念に買ってました。
結局、『買い出しツアー』時代の名残が残ってるわけです。

私が好きなお買い物スポットはサン・ジェルマン・デ・プレ。
日本人観光客がいっぱいいるオペラ座やシャンゼリゼとはまた違う、パリの上品さと庶民っぽさがある界隈ですよね。老舗デパート、ボン・マルシェの別館、グラン・エピスリーでお土産用のチョコやドライフルーツを買い込み、本館にも立ち寄りましたが、これと行ってググッと来るものはありませんでした。
しかし、何か母に気の利いたレターセットとか、手帳の類を買ってあげたかったので、文具コーナーがあるギャラリー・ラファイエットに赴くことにしました。
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オペラ座に位置する、ギャラリー・ラファイエットはプランタンと並ぶパリの大型デパート。日本人の店員さんもいっぱいいるから、仏語や英語ができなくたって pas de problem!
免税手続きだって日本語でやってもらえるから日本人観光客にとってはまさに安心スポット。ただし、「スゴイ!私のブロークンなフランス語でもちゃんと通じた~」というドキドキ感は味わえないけど。
ラファイエットの文具コーナーがある一角の窓から。白亜のサクラ・クレール寺院が見えます。
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お土産のお菓子も買ったし、母の手帳も買ったし、さて、今回もなんか大きいモノ買いたい。やはり、ガツンとキメたいのでございます。と、いうわけでブランドショップフロアをうろついてみました。
でも、いい加減ヴィトンも飽きたよなぁ。ショップ覗いたけど、何も見てもピン!と来ません。財布だって、前回の旅行で買ってるので、特に新しいものが欲しいとは思わない。
それじゃあ、初グッチに挑戦してみるか?自分の中で、グッチはヴィトンやプラダよりちょっとお姉様、というイメージがあります。
と、言うわけでグッチのウィンドーをチェックしてみましたが、た、高っ!軽く1000ユーロ超えちゃってますもんね。確かにヴィトンでもそのくらいのお値段はしましたが、後で「ほんとにこんな高価なモノを買う必要があったのか?」と軽く後悔したことを思い出しました。
それでもちょっと気になるものを見せてもらったりしましたが、今一つ「これが欲しいっ!」と思うほどのパワーを感じない。
プラダも物色してみましたが、どうせならグッチだよなぁ。いいか?今回買わんでも。買ったところで、結局ローンの返済に苦しむだけだしぃ。

と、思っていた私の目に、キラキラ輝く、金色の物体が飛び込んで来ました。
おお!これは!!

私が愛読している、竹内玲子さんのブログ。
NY在住の彼女は、そこでの生活を軽妙な語り口と独特の視点でほぼ毎日綴っているのですが、3月に用事があって、日本に帰国してたんですね。
NYで一度、街案内をされた礼子さんという美女と東京で感動の再会を果たし、兼ねてからお目当てであった金色のお財布を銀座の和光でゲットするエピソードが語られています。
ちなみに、ここに出てくるもう1人の"礼子さん"とは、"あの"礼子さんです。

竹内玲子さんのブログ 『リンコのふにゃふにゃニューヨーク』より
感動の再会−6−<あの美女と>

これを読んで、私もその金色お財布が欲しくなってしまいました。
ちょうど同じような時期にフランス映画祭のため上京することになったので、手帳にしかと緑で書き込みました。
『竹内玲子さんと同じ金色のお財布(イタリア製)をゲット!』
本当はどのブランドかわかれば一番良かったのですが、ブランドものに疎い私は結局割り出すことができず、(イタリア製)とだけ書きました。ま、現地に行けば何とかなるでしょ、ってことで。ところが、私が銀座に行った日はちょうど日曜日で、和光はなんと今どき、定休日が日曜日なんですってね!
「え~~~、手帳に書いたのに(涙)」と思いましたが、ま、こんなこともあるさ、と忘れてしまいました。
しかし、その6ヶ月後、パリにいる私が目の前のショーケースの中に見たものは...
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金色のサイフ!!!

...って言っても、玲子さんのものとは違いますけど。
でもでも、手帳に書いた「金色のサイフ」と「イタリア製」という部分が叶った、ってことで。
ホラ、「カネ貯めるなら金」って礼子さんも言ってますし。

う~ん...、でも玲子さん達の買ったお財布の方がやはり可愛いかな?
金色もソフトで目に優しい感じだし。プラダの金色はちょっとどぎつくて目が痛いくらいなので。
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by marikzio | 2009-10-05 23:50 | 小さな目で見たParis | Comments(6)

La tour de Eiffel
今回の旅で5度目のパリなのに、未だに行ってなかったお登りさんの定番スポット、エッフェル塔。
凱旋門と並んでパリを象徴すると言うのに、今まで何となく敬遠していたのは、入場を待つ長い行列のイメージ。ただでさえ貴重なパリ滞在(旅行代金を換算するといくらだ?)を順番待ちに費やしたくないっ!とばかりにエッフェル塔は遠くから眺めるにまかせていました。ほらっ、前回のパリでは綺麗にライトアップされたのをバスの窓から見たし。
しかし、「順番待ちが長いのはエレベーターを利用するからであって、階段から登るのは殆ど待たされないですよ」という話を聞き、「じゃ、エッフェル登山に挑戦してみよっかな?」という気分に。
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真下から見上げる。やっぱり格好いいです。さすがパリの顔。
案の定、エレベーターの順番を待つ長い列があちこちに。でも、階段の入り口前はほとんど並んでいませんでした。
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料金4ユーロ(ぐらい?)を払って、いざ出発!
徒歩でもお金取るのか...(ぼそっ)。
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ひたすら非常階段みたいな階段を上る上る。変わって行く景色。
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結局、階段で上るのは7合目くらいまで。それからは追加料金払って、エレベーターで頂上まで。
エッフェル塔の中はパノラマ展望台みたいな感じでカフェやお土産屋さんもあります。
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地上では黒人のお兄様がたが、いかにも安っぽいエッフェル塔模型をたくさん持って売りつけようとしてますが、売店で売ってるオブジェや小物の方が可愛くてお洒落です。お土産にどうかな?とも思いましたが、結局何も買いませんでした。
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by marikzio | 2009-10-05 23:42 | 小さな目で見たParis | Comments(0)

パリ雑感
これまで引っ張るだけ引っ張って来た今回のパリ旅行ネタですが、今夜で一応区切りをつけたいと思います。
最後の今日はParisで見たり感じたりした、あれこれについて語ってみることにします。

*****メゾン・ド・ミステリアス****
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この謎の館は、どこにあったか記憶が定かでないんですが、サンジェルマン・デ・プレにあるあるデパート、ボン・マルシェ付近にあったような気がします。
まるでパリじゃないみたいな東洋風の建物、それも恐ろしく古くて化け物屋敷然としていて異様な雰囲気でした。一部分しかカメラに入り切らなくて、この建物全体の雰囲気を伝えるのが難しいのですが、今思うと動画で撮影しておけばよかったですね。
実はここ、映画館のようでした。最近サルコジ大統領とご結婚されたカルラ・ブルーニのお姉さんで女優のヴァレリア・ブルー二・テデスキが出演している映画の看板がありましたから。そして、入り口に人が並んでいました。
自分が好きなヴァレリアの主演作品であること、そしてこの謎の館の中がどうなってるのか興味があったので映画を観ようかどうしようか迷いましたが結局入りませんでした。

*****奇跡のメダイユ教会*****

ボン・マルシェの別館、グラン・レピスリーの隣に Chapelle de la medaille miraculeseという小さな教会があります。
ここのメダイユ(メダル)を持つと奇跡を授かる、ということで有名なのだそうで、ならばワタクシメも是非、その奇跡のメダイユとやらを手に入れ、ついでに友人へのお土産として日本へ持ち帰ろうと思ったのですが、自分が行った時はクローズしていました。しくしくしく。
「改修工事のため1月末(2月末だったか)まで閉館いたすますぅ」的な張り紙があったにも拘らず、「神よ仏よ、私を見捨てないでぇ!私にも奇跡のメダイユを!!」とばかりに扉をガタガタ開けようとした私。そこを通りかかったシスター風のマダムに「ノンノン」とばかりにたしなめられました。うううぅう。

*****パリのレストランで*****

b0069502_21475853.jpgブログのトップにもなっているこのセルジュ・ゲンズブールは何気に入ったカフェにあったテーブルです。現地にはセルジュの他にも有名な絵画がテーブルの柄になってたりとかその手のものをよく見かけました。

ガイドブック『パリノルール』で紹介されていた、ボン・マルシェ近くの小さなレストラン L'epi Dupin でランチした時のこと。
自分の席の近くに感じのいいマダムとその娘さんらしいお嬢さんが座っていたのですが、そのマダムが一瞬「ジェーン・バーキン?」と思うほど雰囲気が似ていました。えっ?と思い、もう一度振り返った時、そのマダムが私に向かってニコッと微笑んだのです。

「日本には私を崇拝しているファンが沢山いる」と自覚しているジェーンが日本人である私にファン・サービスとして笑いかけたんじゃないかしら?

と言う考えが0.001秒の間に私の脳裏を駆けめぐりましたが、まさかこんな庶民的なところでジェーンがご飯食べてるわけないし、末っ子のルーがすでに成人しているのに、こんな13歳ぐらいの女の子と一緒にいるわけないな、とすぐに冷静になりました。
でも、日本であれば見知らぬ他人がこっちを見たとしても、すぐに目をそらすとか絶対にフレンドリーに笑いかけたりしませんよね。そんなことをしたらかえって不気味だけど。ジェーン風の素敵なマダムに思いがけなく微笑みかけられてちょっと幸せな気分になりました。パリはやっぱりこうでなきゃ。

サンジェルマン・デ・プレ(またかい)にある、クレープ料理屋さんでランチをした時のこと。前菜に魚のスープ、メインにほうれん草とベーコンのクレープをオーダーし、「飲み物は?」と聞かれ、普通であればシードルとかワインとかお水というべきなんでしょうが、特に何も飲みたくなかったので、カフェを頼みました。お姉さんの顔が一瞬「はぁ?」という表情になり、「カ、カフェね。わかった」と言って下がっていったのですが、何と魚のスープと一緒にコーヒーが出て来ました。
今度固まったのは私の方です。料理とコーヒーを一緒に飲みたい奴がどこにいる。
日本でなら、コーヒーを頼むと「食後でいいですか?」と必ず聞かれますが、フランスでは食後のコーヒーはあくまでも食後に頼むものなんですね。融通が利かないというか形式にこだわるというか。カフェでクロックムッシュ頼んでもパンが出てくるしね。
きっと、このお姉さんの中では「日本人女は前菜とコーヒーを一緒に飲む」と言う変な図式がインプットされたであろう。

パリ4度目にして実はまだ(また、このフレーズかい)、サロン・ド・テ、アンジェリーナに行ったことがなかった私。超観光スポットだけど、今度こそお茶してやろうということで初アンジェリーナと相成りました。
入店したのはパリ滞在最終日の11時過ぎ。お茶とパンとオムレツの朝食メニューもありましたが、もうお昼時だし、ちゃんとした食事が食べたい、とばかりにお茶と前菜とメインをオーダー。前菜は魚料理だったけど、メインは牛肉料理を頼みました。パリに来てからエイのムニエルとかムール貝とか魚介類づくしだったので、どうしても肉が食べたかったのです。フランス語で『牛肉のタルト』的な名前だったと思います。(このへんの記憶が曖昧)
前菜のお魚はまあまあでしたが、メインの肉料理の登場にギョッとしてしまいました。

生の挽肉ドーナツ上の上に生卵がのってるううぅうううう〜〜〜

ギャ〜、何これーっ!
「私コンナモノナンカ頼ンデナイヨ!」怪しい外人の怪しい日本語みたく絶叫したくなりました。でも、これは紛れもなく牛肉のようだし、これを自分は頼んだことに間違いないのでしょう。牛肉は牛肉でも、生の挽肉になってるとは予想外でしたが。
でもでもでも、これのどこがおフランス料理なのでしょう?こんなの日本の焼肉屋でも見かけたことがあったと思うのですが。
生肉なんか食べてもちっとも美味しくない。「パンと一緒に食べればいいじゃないか」と言われそうだけども、私はここ半年以上顎関節症気味で(最近、通院してるので楽にはなっている)、固いバゲットなんて顎が痛くて大変なので最小限しか食べないようにしてました。なので固いパンに添えて食べるのもきつかったです。結局完食は出来ず。
でも、後からやってきたおじさんと娘さん風の二人連れが私の隣の席に座り、おじさんの方が私のテーブルを指さして「私もコレにしよう!」と言ってました。これが好きな人は好きなんですね。
最後に、「アンジェリーナに来たからにはアレを食べないことには始まらない」と思ったので、名物モンブランを食べました。ボリュームたっぷりでしたが、先ほどの生肉タルトの衝撃を引きずってしまい、さほど美味しいとは思いませんでした。こんなことなら、控えめにモーニングセットにしておけば、モンブランがもっと楽しめたかも知れないのに。でも、アールグレイは美味しかったです。

*****パリのシンボル*****
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このライトアップされたエッフェル塔はモン・サンミッシェル・ツアーのバスの中からのショット。早朝にパリを出発して、戻って来たのが夜の9時近く。エッフェル塔の光バージョンを見るのは初めてでした。
そう言えば、私はエッフェル塔に昇ったことがありません。パリの象徴でもあるこの塔にどうして未だに近づいていないかと言うと、エレベーターの順番待ちしている間に貴重な時間を潰してしまいそうだから。
でも、よくよく考えるとヴェルサイユだってチケット買うのに2時間待ちと聞いていたのに、早めに行ったら並ばないでスムーズに入場することが出来た。エッフェル塔にだって同じようなことが言えるのではないでしょうか?シーズンオフで早めの時間に行けば別に問題ないのではないか、と今更ながら気づいた私です。
と、言うわけで今度パリを訪れることになったら、エッフェル塔を制覇することを目的にしたいと思います。

あ、その他にもカタコンブ(地下に人骨が展示されているレアスポット)とか下水道博物館とかパリにはいろいろ変わり種的な穴場がありますね。やはり、私のパリに対する好奇心はまだまだ尽きません。
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by marikzio | 2008-03-03 21:48 | 小さな目で見たParis | Comments(6)

モスクで「ハマム、シルブプレ!」
私がパリで体験したいと思いつつなかなか出来なかったものの一つに『ハマム体験』があります。
"hammām"(はんまーむ)とは中東圏式のスチームサウナのこと。吹き抜けになったアーチ型の天井、幾何学模様の壁、大理石が敷かれた大部屋の中で湯気が濛々と立ちこめている中で横たわるアラブ系美女。日本人には「トルコ風呂」といった方が馴染みがいいかも知れませんね。パリには、そのイスラム式公衆浴場がいくつか存在し、誰でも利用することが出来るのです。
私がガイドブック『パリノルール』で確認しているパリのハマムはマレ地区にある高級サロンとカルチェ・ラタンにあるモスクの中にある庶民的なハマムの2カ所。最初は自分のホテルに近いマダムヤ〜ン♪なサロンにしようと思ってましたが、曜日や時間帯によってレディス、メンズが決まっており、自分が行こうと思った日の夜は都合が悪かったので、カルチェ・ラタンのモスクまで足を運ぶことにしました。

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パリ最大のイスラム会館はこんな感じ。白亜の壁と独特のドームが美しい建物。ちなみに写真は自分が撮影したものではありません。
画像元はウィキペディアの Mosquée de Paris より。
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モスク会館に入ると目の前にはこんな麗しい回廊が。
私が行った時は日没後だったので、回廊がライトアップされていて更に綺麗でした。写真を撮りたかったのだけど、神聖な場所だけに自粛しました。
「ハマムはどこなんだろう?」
モスクの中に入ったものの、それらしき看板や扉もなく、回廊を行き交うのはいかにも中近東風な髭の濃い男性やイスラム女性の伝統的なブルカ姿のおばさんばかり。どうやら、お祈りの時間が始まるらしく続々とアラブ風(でもジーンズ姿の若者も多数)な人々がホールに集まって来て、あちこちに陣取っています。
立ち上がり、膝をついて座り、最後に床に額をつけてひれ伏す、という一連の動作をすでに始めている人がいて、あの独特の節回しの声が大音響で鳴り出し、明らかに「さあ、ハマムで一汗流すか」という雰囲気ではありません。
その中で挙動不審の私は見るからに異教徒。「でもモスクはここのはずだしハマムは何処なんだろう?」
「君はなんだ?」モスクの「案内所」とでも言いましょうか、高速道路の料金支払所みたいなボックスに入った強面のおじさんにとうとう声をかけられてしまいました。でも、悪いことをしてるわけでもないので、ひるまず「I want to take a hammam!」とだけ答えました。
「ハマムかい?それなら、ここを出てずっと左だ」
どうやら建物を出て、モスクを左回りにぐるっと廻るらしい。そんなふうにやり取りしてると「あらっ!どうしたのっ!!」とばかりに、若くてやかましいイスラム男性が私に絡んできました。
「お嬢さん、どうしたのどうしたのどうしたのっ!!!」
問題が解決して礼拝堂から出ようとしている私にピタッとくっついてくるイスラム男。だからもう、いいんだってば。
「メトロを捜してるのかい?メトロっ」
メトロ駅捜してるのに、わざわざモスクに迷い込む輩がいるか?
「ハマムに行きたいのよっ、ハマム」
「えっ、何?メトロじゃないのっ」
あーしつこい。でも奴に「ハマムハマム」連呼して、余計な妄想を抱かせてもまずいので、「とにかく、もういいんだから」というジェスチャー(のつもり)をして見せたらようやく離れてくれました。

モスクを半周ほどすると、カフェが現れ、地元のパリジェンヌ達がお茶していました。
ケーキなどの陳列ケースがあるカウンターの後ろに「ハマムはこっち」と書かれた看板があり、カウンターには誰もいませんでしたが、とにかく扉を開けてみました。
目の前には番台ではなく、ソファと絨毯が敷かれているサロンが現れました。一瞬戸惑いましたが、私の後に続いて白人女性が入って来てサロンの奥にあるドアを開けて入って行ったので自分もそれに習いました。
そこがハマムの入口。正面には日本の銭湯の番台みたいなカウンターがあり、受付のお姉ちゃんがBGMで流れるノリノリのアラビアン・ポップスに乗せて踊っている。
そのすぐ横に女の人たちが何人も寝そべっているホールがありました。ホールの中央には噴水。その噴水を取り囲むようにマッサージ台が何台かあって、そこで施術を受けている女性たち。その光景は"ハーレム"というより"女ヶ島"(←そんなのあるんかい?)。
「ぼんそわーる。ハマム、シルブプレ!」
「ハマムだけ?それともゴマージュ?マッサージ?」
接客しながらも、踊り狂うイスラムお姉ちゃん。
ん〜と、せっかくだから垢すりぐらいはしてもらおう。「ご、ごまーじゅ、しるぶぷれ」
「ゴマージュだけでいいのね?フェイシャルとかはいらないのね?それじゃ12ユーロ(このへんの記憶が曖昧)」明朗会計である。
「垢すり券」らしきものを受け取り、入り口のすぐ横に貸し出し用のビーチサンダルが袋の中に山盛りになっている中から一足掴んで、いざロッカー・ルームへ。案内はされませんでしたが、女性がマッサージを受けているベッドと噴水の間を通って奥の方へ行くと、市民プールみたいな狭くて細長い更衣室がありました。
コンクリートの床は水浸し。慌ててビーサンを掴んできたので、どちらも右足用のサンダルでした。ロッカーにはタオル一枚入っていない。
そうだ、『パリノルール』では「タオルは貸し出しもあるが持参するのが賢い」と書いてあった。お風呂道具もタオルも持参してないので、再びカウンターに戻る。
「I have no towel!」と言うとレンタル料は4ユーロでした。日本円にして640円相当。なかなかバカになりません。
「とりあえず先にトイレに行っておこう」と思ったけれど、トイレがどこにあるのかわからない。片言の仏語で聞いてみたりもしたのですが、いまいち見つけられなかったので、また後で捜そうと思いました。

取り敢えずコートと服と貴重品をロッカーに収めてからタオル姿で噴水のあるホールへ。始めに自分はどうしたらいいんだろう?
カウンターのところに行って「こまん・ふぇーる?」(「どうしたらいいの?」と聞いたつもり)と言ってみると、「ちょっと待ってて」みたいなことを言われ、砂糖入りのミントティーを出されました。
「私もこの人達みたいに順番待ちしてればいいのかな?」ミントティーを飲みながら座って考えましたが、ここのホールでサービスを受けている女性はフェイシャルやらオイルマッサージなどをしてもらっています。ゴマージュだけの自分はここではないのではないか?そう言えば、さっきトイレを捜している時に、シャワーとか湯気濛々の大部屋があった。まずは"入浴"じゃないか、ということにようやく気づいてロッカールームに舞い戻りました。あのミントティーもお姉さんが勘違いして私に飲ませたに違いありません。

サウナ部屋は何室にも別れていて、奥の部屋に行けば行くほど部屋の温度が高く、湯気も濃くなって行きます。寒がりの私は当然一番奥の気温の高い部屋に直行です。その部屋には水風呂があって、パリジェンヌがジャブジャブ水浴びしてましたが、日本のサウナや岩盤浴の方がはるかに熱いため、水風呂なんていらないのにと思いました。
大理石の寝台は寝そべるとポカポカしてこのまま眠ってしまいそうです。大部屋では皆が大声で喋りまくってイスラム様式の天井に木霊してます。
この日はパリ滞在最後の夜。「こうやって今度のパリ旅行も終わるのね〜」とバカンスの余韻に浸っていたら、タンクトップ姿のイスラムおばはんがドスドスとやって来て「ゴマージュはやらんかね?ゴマージュは」と声をかけて来ました。
もうしばらくゆっくりしていたかったし、別に慌てる必要もないのですが、垢すりおばさんの登場に思わずビビッってしまいました。
ロッカーに入れてあった「垢すり券」を取りに行くと、垢すりおばさんは他のお客に取りかかっていて、一緒に順番待ちをしている客だと思ってた女性が私の垢すりをしてくれることになってギョッとしました。まるで、ソフトな○×映画みたい!?(爆)
ところで、ここには備え付けのシャンプーも石けんもありません。『パリノルール』では「シャンプー禁止」と書かれてありましたが、ここでは皆さん自前のお風呂道具を持参していました。
更衣室の床は水浸しなので、そこで靴下を履こうとすると濡れてしまいます。なので、最初に入った応接間風の部屋で靴下を履きました。ドライヤーも一応あったのですが、トイレで手を乾かす時のジェットタオルを下向きにしたようなのが壁についているのが1ユーロ。他の客が使っていたので髪を乾かすのはあきらめました。

というわけで『悲願のハマム体験』は無事に達成いたしました。
垢すりでお肌はスベスベになったけど、シャンプーもしてないので当然ホテルで入浴し直しました。イスラム会館の中にある庶民的なハマムということで、施設もサービスも雑然としてましたが、これはこれで楽しめました。
今度行く時はタオルとお風呂道具持参しよう。んで、垢すりが終わっても、しばらくサウナでまったりしよう。どうせならマッサージも受けて見ようかな。
...って、もうまた行く気なのかい、アタシ!?

このモスクで同じようにハマム体験をしている方がいました。
写真・イラスト入りなので、こちらの方がイメージが掴みやすいかと思います。

参考ページ Quoi de nuef? 「パリでハマム体験!」
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by marikzio | 2008-02-25 22:22 | 小さな目で見たParis | Comments(2)

ジェーンの若い頃かと思った -Lou Doillon- 
※ 大好評(?)にお応えして、写真追加しました☆(2/9)

パリ北駅でブリュッセル行きのタリスを待っていた時に、駅の書店で"ELLE à Paris"を見つけました。
エル版パリガイド、というところでしょうか?
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フランブルジョワ通りやサントノーレ通りなど日本のガイドブックでもお馴染みのお洒落スポットや今が旬のベルヴィル特集など情報満載。フランス語なのでほとんど流し読みしただけなのですが、私が「おおっ」と身を乗り出し、この雑誌を購入しようと思った動機はこの女性がフィーチャーされていたから。
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これ、若き日のジェーンじゃん!!

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さすが当時モデルだっただけあって、ペールラシェーズにいてもこんなにエレガント。墓場をドタドタ走り廻ってたアタシと大違い。それにしても足長過ぎぃ〜。
....と思ってよく見てみたら、これジェーンじゃないですね。
娘で女優のルー・ドワイヨン。
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ルー・ドワイヨンはジェーン・バーキンの3人目の娘であり、他の2人の娘はみんな父親が違います。長女のケイトはジェーンが10代の時に生まれた娘で離婚後、母国イギリスから親子で渡仏。次女シャルロットの父親はあまりにも有名なセルジュ・ゲンズブール。そして、映画監督ジャック・ドワイヨンとの間に生まれたのが三女ルー。
シャルロットは折れそうなぐらいスリムなところと時おり見せる表情にジェーンの面影があるぐらいなのですが、ルーは射るような目線とかちょっと出っ歯気味の口元とかジェーンそのものですね。(あら、失礼?)
もちろん、何年か前にルーの写真も見てるし、彼女が10代で妊娠・出産してたのも知ってたんですが、今改めてシャルロットの比じゃないジェーン度の高さに見入ってしまいました。

これは貴重なプライベート写真。
ジェーンとドワイヨンの2ショットや家族でロシア旅行に行った時のものなど。
ロシア旅行には、ジェーン、ジャック、異母姉妹のロラ、そして異父姉妹のシャルロットが同行。なんちゅう複雑な家族ぢゃ。
右下のジェーンとの2ショットは異父姉のジェーンによる撮影。
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お気に入りのブーランジェリやカフェ、本屋さんなどを紹介してます。オススメの子ども服専門店も登場。
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先日のスマスマ出演ではサービス精神旺盛なのか素なのか別な意味での私流を貫き、ファンの度肝を抜いたジェーン。彼女を軸にしたバーキン一家は複雑ながらも魅力的。
やっぱジェーン・バーキンって凄いのね...。

☆追加分のphoto☆
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by marikzio | 2008-02-08 21:44 | 小さな目で見たParis | Comments(10)

Cimetière du Père-Lachaise
ペール・ラシェーズ墓地はパリ最大の墓地。
ショパン、ドラクロワ、モリエール、エディット・ピアフ、マリア・カラスなど歴史的、文化的に名を残した人物が数多く眠っていることで世界的にも有名な墓地の一つです。
「パリに来て墓参り?奇特な奴もいるもんだ」なんて仰らないでくださいまし。ここは年間10数万人以上の人々が世界中からやって来るという隠れた名所なのです。

自分がここを訪れてみようと思ったきっかけは、映画『パリ・ジュテーム』です。
映画の中で倦怠期にさしかかったイギリス人カップルが大作家オスカー・ワイルドのお墓を訪ねる、というエピソードがあってワイルドご本人の幽霊まで登場します。と言うわけで、私のお目当てはキスマークだらけのワイルドのお墓。

過去記事 -PARIS, JE T'AIME-

しかし、なぜにイギリス人であるはずの彼がパリで眠っているのか?
ワイルドと言えば、同性愛者としても有名。クイーンズベリー侯爵の息子アルフレッド・ダグラスとのスキャンダルのため逮捕、獄中生活の道へ。刑期を終えた後は渡仏し、監獄生活に関する論文を発表するなどしてイギリスの刑務所制度を批判。晩年のワイルドは貧困生活を送り、不遇のうちにパリで死去しました。

ペール・ラシェーズ駅を降り、外壁に囲まれた墓地内へ。
敷地に入ると有名人の名前と位置が示されている地図があり、番地、通りの名前をメモ。地図の前には何人かの観光客がいて、同じようにメモしていました。
しかし、このペール・ラシェーズ墓地、Division 48、49と順番を追って歩いているつもりがいきなり隣がDivison8*になってたりしてわけわかりません。地図があれば位置関係を確認しながら歩けるのですが、それが手元にない以上、通りと番地をメモして行ったところであまり役に立ちません。
墓場の地図が売られていたりしているみたいですが、どこで買えばいいのかわかりませんでした。なかにはそれらしき物を持って歩いている人も見かけましたけれど、インターネットなんかで捜してプリントアウトして来れば良かった。
墓地にはいくつか入り口があるので、その各スポットに地図があったりするのですが方向音痴の私のこと、何度確認してもお目当てのお墓がある番地が見つからないのです。以前モンパルナス墓地でセルジュ・ゲンズブールのお墓参りをした時は地図で適当に確認しただけだったのにすぐ見つかりましたが、如何せん、ペール・ラシェーズは広過ぎる。
どこかで、お葬式があったようで黒服姿の男女が建物の前で一列に並んでいる光景に出会いました。「まるで映画みたい」と思いながらその場を通り過ぎるわたくし。

ワイルドの墓石を求めて歩き回っているうちに突如、マルセル・プルーストのお墓が私の目の前に。
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有名な「失われた時を求めて」の作者ですね。著名人のわりにシンプルな墓石ですこと。プルーストさんにはそれほど思い入れもなかったのですが、20世紀最大の文学者さんでありますから、彼に出会ったのは幸運なことです。

「でも、私はやっぱりワイルドに会いたい〜」と言いながら歩いていると、このお墓に目が止まりました。
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マリー・トランティニアン(1962年1月 21日 –2003年8月日)、享年41歳。
名優、ジャン・ルイ・トランティニアンの娘であり母は映画監督。自らも少女代から女優として活躍。
酒に酔った恋人に頭部を殴られ、脳浮腫が原因で死亡。当時の恋人はフレンチ・ロックを代表するグループ Noir Desir のボーカル、ベルトラン・カンタ。
マリー死亡のニュースは日本でも報道され、世界中に衝撃が走ったのが今でも記憶に新しいです。
私は彼女の映画を未だに観たことがないんですが、『ポネット』などで日本でもファンが多い人ですよね。私的には『主婦マリーのしたこと』に出演している、というイメージがあるんですが、その作品も未見です。
しかし41歳って、女優としてまだまだこれから円熟味を増して行く時ですよね。個性的で素敵な女優さんだったのではないかしら?それを思うと胸が痛くなって神妙な気持ちになりました。彼女のお墓がここにあるということは全然知らなかったので、出会えてうれしかったです。

それでも、オスカー・ワイルドのお墓は見つからない。
「オスカーさ〜ん、出て来てぇ〜」(ホントに出て来たら怖いってば)
墓という墓を散々探し回りましたが、夕暮れ時であたりはどんどん薄暗くなってるし、ずっと雨は降ってるし、頭上でカラスがカアカア鳴いてます。
そこで、美輪さんの言葉を思い出しました。

「夕暮れ時で雨が降っている時、お墓をうろついてはいけません。あの世とこの世の結界が曖昧になり、魔物が蠢き出して危険なのよ」

でもここはパリ、あたしゃ日本人。どうせ、おフランスの悪霊など異国人の自分に取り憑きようがないではないか。せっかくここまで来たのにワイルドのお墓を見つけられずに帰るなんて悔し過ぎます。「こうなったら、見つかるまで帰らないっ!」とばかりにぐるぐるぐるぐる徘徊を続けた私。こんなどうしようもないことにエネルギーを費やしてどうするのか???
さすがに疲れて来たので、最初の入り口のところまで戻り、もう一度地図を確認しました。で、自分が地図の見方が間違っていたことに気づきました。これじゃ、いくら捜し回っても見つからないわけだ。
「よし、今度こそ!」とばかりに来た道を再び引き返しましたが、ペール・ラシェーズはあちこちが小高くなっていて階段の向こうにまた別の集落がある。結局右往左往してしまいました。
「やっぱり縁がなかったのだ。帰ろう」
とさすがの執念深い私もようやく墓地を後にしました。

「そう言えば、地図をデジカメに収めてる人がいた。自分はそこまでしなくても大丈夫と思ったけれど甘かった」
次の日はパリ滞在最終日。帰りの便は夕方18時過ぎなので、空港には16時にまで行けば良い。今日、朝一番にもう一度ペール・ラシェーズに行き、私も地図をデジカメに撮って行けば、今度は巧く行くかも知れない。
我ながらアホかと思いました。パリにいる時間って1分1秒がいくら、と換算出来るぐらい貴重なのに、墓探しに費やすなんて!ひょっとして本当に私はペール・ラシェーズの魔物に取り憑かれてしまったのかも知れません。
「でも、1時間以内に見つかったらスッキリした気分で日本に帰れる」
結局、自分はペール・ラシェーズ方面の路線に乗っていました。
「そうだ、昨日の自分は花の一つも用意せず、写真だけ撮ってやろうという気持ちで来ていた。先人に敬意を払ってない、ということでワイルド翁が怒ってるのかも知れない。今度はちゃんとお花を買って行こう」
昨日と同じ入り口のすぐ脇に、昨日は開いてなかったお花屋さんが営業してました。花束というのもちょっと大袈裟だし、最終日なので現金の持ち合わせも少ない。赤と青の薔薇を1本ずつ買いました。1本350ユーロなので合わせて700ユーロ成。高っ。

入り口を入ってすぐの地図を撮影。これで何とかなる...はず。
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昨日の苦労は何だったのか、お墓はあっさり見つかりました。やはりお花効果か?
墓石は後に来る人が唇をつけるスペースもないほどルージュの跡だらけ。
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「オスカー・ワイルドの名声に敬意を表して、このお墓を破壊しないでください。このモニュメントは1992年に再建され、法によって守られています」
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参考ページ
Wikipedia ペール・ラシェーズ墓地

これはペール・ラシェーズ墓地の公式サイト。
訪れたい人物を検索して、バーチャルお墓参りが出来ます。でも、地図ファイルをダウンロード出来たらもっと良かった。
www.Pere-Lachaise.com
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by marikzio | 2008-02-03 21:32 | 小さな目で見たParis | Comments(2)

アリゼちゃんのTV出演
今日から、コメント制限を解除してみたいと思います。どうぞ、ご自由に書き込みくださいませ。スパムはもちろんお断りですが。

パリ滞在中、宿泊していたのはマレ〜バスティーユ地区にある小さなホテル。
格安料金というだけあって、狭い部屋でお風呂もシャワーだけ、というのがトホホでしたが一番いただけなかったのはルーム・ナンバーが"44"だったということ。
誕生日が4月8日のせいか昔から何かと4とか8に縁がある自分でしたが、さすがにこれには苦笑いでした。だって"44"って"死死"ですよ!日本じゃ数字の"4"とか"9"とか縁起悪い、ということでその数字のつく部屋ってなかったりするじゃないですか。とは言ってもこの間、出張先で泊まった宿泊施設の部屋が"204"だった...。
う〜ん、私ってやっぱり呪われてる?

って、そんな話はさておき本題に入りましょう。
その44号室でテレビ(チャンネルはTF1)を見ていたら、あちらのトーク番組で何と我らがAlizée が登場。ミレーヌ&ブトナとの決裂や結婚、出産を経て23歳で復帰したアリゼ。その第1段"Psychédélices"を引っさげての登場。
ちょうど風呂あがったばかりでぼーっとしてたのですが、「これはいいお土産になるわい」とばかりにカメラを構えました。
テレビ画面を直接デジカメで録画したので画質、音質は最悪です。You Tube やDaily motionではもっとクリアなものが見られますが、ここは皆さんもパリのホテルでまったりテレビを見ているような気分でご覧くださいませ♪



テレビの画面をよ〜くご覧になるとわかりますが、部屋の後ろのバスルームの明かりとカメラを構える私の姿が移ってます。ルーム44だからと言って幽霊が写ってるわけではありませんよ。
この動画には入ってませんが、アリゼちゃんはこの司会のオッさんに紹介された時、挨拶代わりにこのオヤジの口にチュッとしてました。いくら欧米社会でキスは挨拶がわりと言っても、アリゼちゃんだってほんとはやりたくなかったと思います。力関係なのでしょうか?フランスの芸能界もいろいろと辛いのですね。
このトークショーには本国フランスでブレイク中の新人YELLEも出演していて、動画にもチラッと出て来ます。
アリゼちゃんの後で彼女のインタビューがあったのですが、ワタクシ、彼女のことを最初一般のお嬢さんだと思ってました。まだ芸能界のアカに染まりきってない純朴な感じを受けました。
ちなみにYELLEちゃんのことは ワンダー獅子狗さん がフィーチャーしてます。

話はアリゼちゃんに戻りますが、アリゼちゃんと言えば、やはりミレーヌ・ファルメール。フランス語だったので良くわかりませんが、かつての恩師のことをいろいろ突っ込まれていたようで、それでもソツなく受け答えしてました。
そうしているうちに変な太ったおじさんが赤毛のカツラを被り人形みたいな白塗り化粧で出て来ました。西川きよし師匠のようにギョロっと目を剥き出し、おかしな奇声を張り上げて歌い始めました。どうやらミレーヌをパロってるらしいです。その調子っぱずれな歌声にアリゼちゃん大ウケしてましたね。なんか大物の余裕です。これも撮れば良かったかしら?
最後にまた、この司会のエロ親父の奴、「背中に例の妖精はいるの?」と聞いて(アルバムのブックレットに背中が大きく開いた大胆なショットがあって、彼女の背中に有名なキャラクターが描かれていた)、アリゼちゃんは客席に背中を向けて、タンクトップを少しずらして大サービス。妖精さんを背中にしょってました。

そしてお次は第何期かわからないけど、フランス版スター誕生の『Star Academy』。
だいぶ前にドル箱番組だ、と聞いてましたが依然として大人気なのでしょうか?現地でリアルタイムに見るのは初めてです。
参加者が毎週、視聴者投票によって振り落とされて最後に残った覇者が大手レーベルでデビュー出来るんですね。ミレーヌのコンサートでもキーボード弾いていた Yvan Cassar(あの葉加瀬太郎みたいな風貌の人)がコメンテーターとして何か喋ってました。
そのスタアカでは参加者なんだかすでにデビュー果たしてる人なんだかわかりませんが、有名な歌手をゲストに迎えて一緒に歌わせるのが見物の一つになっています。
この彼と一緒に歌うのはあの有名な歌姫です。その歌姫というのはお隣国のお方です。
さて、そのイタリエンヌとは?



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by marikzio | 2008-01-28 22:57 | 小さな目で見たParis | Comments(6)

Musée Carnavalet
マレ地区にあるカルナヴァレ博物館。
16世紀に建てられた貴族の邸宅であり、その広大な屋敷にはフランス革命にまつわる絵画をはじめ、ナポレオンやマリー・アントワネットの遺品など、歴史的重要資料が膨大に展示されています。まさにフランスの歴史そのものが詰まっているという驚くべき館。これほど充実していながら無料で入館できます。
入口の門をくぐってすぐの中庭。大き過ぎてうまくカメラに収まりましぇ〜ん。
パリの建造物ってどれもバカでかくて撮影する時苦労しませんか?
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三日月に乗ったネコとか鋏の看板とか面白いオブジェが展示されている間。
可愛いけどガイドさんがいないと何がなんだかわからない。ここで写真を撮ったら、監視のおじさんに「No,flash!」と注意されました。
「撮影はいいけど、フラッシュはたかないで」
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この部屋を通ると大理石の階段があり、天井は吹き抜けになっていました。ライトが強くてわかりにくいけど、階段の壁には大きな絵画があって、壁そのものが巨大なキャンバスという感じ。こうして見るとレプリカかな?
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ここってヴェルサイユ?と思わず錯覚してしまうようなゴージャスなお部屋。
カルナヴァルは歩いても歩いても部屋がいっぱいで、しかもこの手のお部屋があちこちにありました。ヴェルサイユ宮殿もまさにこんな感じなのかなぁ?今からこんなてんこ盛りじゃ宮殿なんか行っても感覚が麻痺しちゃってるかもなぁ、と思ったのですが、なんのなんの。実際にヴェルサイユに行ってみるとゴージャスさの桁が違い過ぎました。(◎-◎;)
お屋敷自体は非常に古くて木造の床は歩くとギシギシいってました。
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これはもう、一体何の部屋だかわかりましぇ〜ん。
とにかく愕然とするのみでございます。
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b0069502_20542861.jpgこれは王子様の寝台。産声を上げた瞬間からこんなキンキラキンのお床に入れられるなんて、いやはやすごい星の下に生まれたものです。
それにしても、あまりにも膨大な資料。「宿泊してるホテルの近くだから」、「入場料がタダだから」ということで何の予習もせず軽い気持ちで入館したことを後悔しました。洪水のように押し寄せるフランスの歴史と文化を前に何も消化出来ず、ひたすら歩き回って疲れてしまった自分。
カルナヴァル館にはフランス革命関係や貴族の遺品の他にもマルセル・プルーストなどの著名人達の寝室を再現した小部屋もいっぱいあって、半日かそこらで後にするには実に勿体ないところです。
しかし自分はここを訪れるには如何せん、いろんな意味で準備不足でした。

私がここに来てみようと思ったきっかけは、スタッド・フランセのレミー・マルタン選手が例の魅惑のカレンダー、Dieux dv Stade の2005年版でここを撮影現場に使ったということ。
yunaさん情報 Carnavalet Museum(カルナヴァル博物館)
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この写真を見た限りではよくわかりませんが、メイキング・クリップの中ではマルタンが絵画のある小部屋や大理石の階段のところでポーズをとる場面が見られます。クリップが始まって2分18秒くらいのところで彼が登場します。

You Tube Fashion TV FTV - LES DIEUX DU STADE CALENDAR MAKING OF...
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by marikzio | 2008-01-16 20:36 | 小さな目で見たParis | Comments(2)

L'Avenue des Champs-Élysées
何だかんだ言いながらも、パリと言えばやっぱり凱旋門。
凱旋門からコンコルド広場まで伸びるシャンゼリゼ大通りはお上りさん最大のメッカであり、自分が「またパリに来たんだ」と最も実感する場所であります。
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シャンゼリゼと言えば、立ち並ぶ高級ブランド店や華やかなキャバレー、LIDOを連想させます。
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でも自分が利用するのはフナックやヴァージン・メガストア、そしてコスメショップのセフォラ。どれもチェーン店だけど、やっぱりシャンゼリゼ店が一番大きくて活気があって入るとワクワクする。ミレーヌ・ファルメールの新作CDやDVDの発売日に深夜12時に大イベントをやるのもここのヴァージンだしね。
今回はフナックでニンテンドーDSのソフトとCDを1枚買いました。DSソフトはゲーム「どうぶつの森」の仏盤「Animal Crossing」。仏盤なので、当然言語はフランス語。言葉の壁を乗り越えてクリア出来ますかどうか。CDの方は後ほどレビューを書くつもりなので誰のものかはそれまでのお楽しみ、と言うことで。
支払いはカードでしようと思ったのに、レジのお姉さんに「身分証明書がないとカードは使えない」と言われました。パスポートのコピーや運転免許証を差し出しましたが、コピーはダメ、運転免許証もフランスのものではないからダメ、と却下されてしまいました。パスポートなんてなるべく持ち歩きたくないからホテルのスーツケースの中だし...。結局キャッシュで買う羽目になりました。現金は貴重なのでキツかったです。
他の所ではカードを使っても身分証明書がどうのこうの言われませんでした。

シャンゼリゼと言えば、イルミネーションも毎年話題となります。今どき観光地であればどこでも趣向を凝らした夜景が楽しめますが、やっぱり世界中、凱旋門とシャンゼリゼほどイルミネーションが似合う場所はないのではないかと私は思います。
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薄暮のシャンゼリゼを歩きながら動画を撮ってみました。
まだ暗くなりきっていない時間だったので、光の引き立ちがいまいちなんですが、あの界隈の雰囲気を感じ取って頂けたら幸いです。
シャンゼリゼに行ったことがある人もない人もどうぞお付き合いくださいませ。



シャンゼリゼを東に向かって歩いて行くと、次第に出店が少なくなって辿り着くのはコンコルド広場。ここはルイ16世やマリー・アントワネットが処刑されたところとしても有名。広場の中央にはエジプトのルクソール神殿から運ばれて来たオベリスクが立っています。なぜかは知りませんが、広場には巨大な観覧車が回っていました。これもまたきらびやかに輝いてとてもきれい。広場に向かって行くところも動画に撮ってみました。



※ ドガログはサーバーの調子等によって、クリックしてもムービーが動かない時があります。そのような時はダブルクリックしてウインドウをもう一つ開いて見るか、時間を置いて再度挑戦してみてください。

見られない時はこちらをどうぞ
L'AVENUE DES CHAMPS-ÉLYSÉES
PLACE DE LA CONCORDE
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by marikzio | 2008-01-15 22:18 | 小さな目で見たParis | Comments(0)


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