「おくりびと」が観たかったのに...
2008年 12月 05日
そこで17:00ジャストに職場を離れ、某ショッピング・モールに隣接しているシネコンに直行。ワーナー・マイカルは飲食物持ち込み禁止らしいのですが、ミスドのドーナツをこっそりバックに仕込み、いざカウンターへ。
「『おくりびと』1枚」
「あ〜、『おくりびと』ですか。本日は上映してないんですよね」
えええええええ〜っ!だって映画案内にはしっかり記載されていたのに。
「えっ、終わっちゃったってことですか?」
「いえ、上映期間中なんですけど、事情があって、本日だけはないんですよね。代わりに『ウォーリー』になりました。明日からはまた再開するんですけど...」
う〜ん、明日は明日で予定があるし、自分はたまたま情報を得て今日がチャンスだと思って来たのでまた出直す気にはなりません。
でも折角、ドーナツまで買い込んで「今日は映画を観るぞ〜」とテンションを上げてきたのに、出鼻をくじかれてしまうと、このテンションをどこに転化したらいいのかわかりません。自分はこういう時、子どもみたいにイライラしてしまいます。
このまま帰るのも何だかなぁ。「おくりびと」の代わりに観られそうなものはないかな?とにかく「ウォーリー」は観たい気分ではありません。
そこで目に止まったのが「パコと魔法の絵本」。
ポスターを観ると可愛い外人の女の子が笑っているし、ファンタジーものなのかも知れない。
「それじゃ、『パコと魔法の絵本』1枚」
「わかりました。『おくりびと』、来週もやってますから良かったらまた来て下さい。」と上映スケジュールを渡すお姉さん。
そっか、来週いっぱいは上映されてるんだ。それじゃ、気を取り直してまた来てみようかな。
「パコと魔法の絵本」、海外作品だと思ってたら日本映画でした。
外人だと思っていた女の子はハーフのアヤカ・ウィルソンちゃんだったのですね。
役広司、土屋アンナ、妻夫木聡、小池栄子、劇団ひとりなどとにかく出演陣が豪華。映像も実写とアニメとCGと最新技術を駆使してます。イメージ的には英国系の某ファンタジー映画を意識している感じがしました。登場人物もみんなキャラが立ってるし、かなりの力作だと思いましたが、残念ながら私の好みではありませんでした。
これは相性の問題もあるのでしょうがないですね。
9.13"Road Show「おくりびと」
「パコと魔法の絵本」