コロンバス・サークルとセントラル・パーク
2006年 08月 23日
前回はここで、通行人さんにお願いして写真を撮ってもらったので、再会の感激をちょっとだけ味わう。
コロンバスサークルはコロンブス像があったり、少し行ったところにリンカーンセンター、そして名門ジュリアード音楽院があったりするのですが、今回の私の目的は2004年にできた新名所タイム・ワーナー・センター。
タイム・ワーナー・センターはコロンバス・サークル駅の真っ正面にあります。高層のツインタワーですが、あまりにも大きいため、写真は撮らず。
タイム・ワーナー・センターの正面玄関に入ると、ご覧のような男体オブジェがお出迎え。
"ピー様の像”は巨漢なお方だったんですね...。
この像は、『ピーター&大澄賢也 NYでパワーをもらう旅』というTVの旅番組の中で登場しています。
ピーターこと池畑慎之介さんとダンサーの大澄さんが、一番最初に訪れたのがここ。ロビーで、ピーターさんがこれを見つけて、「あら〜♪」と駆け寄ります。
「触ってみる?」と同行している女性アナウンサーを冷やかすピー様なんですが、この時、足を滑らせてしまい、このオブジェの"象さん"につかまってしまうのです。
参考ページ Rimbeauさんの「フランスかぶれな日々」
「よくもまあ、タイミングよく滑ったもんだ」と思っていたのですが、実際にここの床は滑りやすいみたいで、あちこちに「滑りやすいので注意!」みたいな表示がイラスト入りで置かれていました。
この像、なぜか体の中心だけが金色なんですが、番組の中でピー様は「皆が触ってるから、ここが剥げてるのよ〜」とおっしゃってます。
このピー様像には相方がいらっしゃって、超ふくよかな女性像も彼と並んで立っているのですが、彼女の写真は撮りませんでした。
それ以外にも豊満な裸体女性が横たわっているオブジェとか通路にありました。おデブちゃん祭り?
タイム・ワーナー・センターはショッピングモールのようになっていて、地下は高級食材のフードコード、地上階はブランド・ショップがいっぱい入っていて、日本で言う六本木ヒルズとか表参道ヒルズと言うところでしょうか。
これは2階のフロアから正面玄関に向かったところ。コロンバス・サークルはこんな感じです。
再び地下鉄に乗り、72stで下車。
地球儀に続き、ダコダ・アパートとストロベリー・フィールズとも再会を果たそうとしている私。
「同じ場所に何度も行ってどうするのか?」と聞きたい人もいるかも知れませんが、「NYに戻って来た」と実感するためでもあるし、「また来ちゃいました」と、彼らに挨拶をしたい気持ちがあるからなのかも知れません。
ポランスキーの映画『ローズマリーの赤ちゃん』の舞台にもなったダコダ・アパート。
ジョン・レノンはこの前で射殺されましたが、オノ・ヨーコは今でもここに住んでいるそうです。
オノ・ヨーコが自分の部屋から見える、セントラルパークの一角を買い取り、IMAGINE記念碑にしたストロベリー・フィールズ。
いつもファンが捧げた花束とか置かれているみたいなのに、私が行った日は何もありませんでした。ちょっと寂しい...。
アメリカ自然史博物館を見学した後は憧れのセントラル・パーク散策。
セントラル・パークはとにかく広大で、見所がたくさんあります。広過ぎて一日では周りきれないほどなのですが、iPodを聞きながら、ニューヨーカー気分でこの公園を横断するのが夢だったのです。
しかし、iPodはバッグが重くなるので、持っていくことを断念。
そして、自然史博物館の中で3時間歩きまわったため、日頃運動不足な私はすでに腰と膝に来ていました。
しかも、周りの散策者を見回すと、歩きやすいジーンズとスニーカー姿。スカートとパンプスを履いた自分が、果てしない長時間ウォーキングに繰り出そうとしていた無謀さに気づき、唖然としました。そもそも、観光にはパンツとスニーカーしか向かないのです。他の女の子たちのように、素足にサンダルで歩きたいけれど、パンプスでも足の所々が擦れて痛くなっている私には、拷問に近い。
と、いうわけで、その日はシェイクスピア・ガーデンのところで断念し、予定を繰り上げて、次の目的地へと向かいました。
パーク散策は諦めたけれど、最終日に5番街でも冷やかしてみようと、地下鉄59st駅で降りると、その駅はセントラル・パーク内にあり、下のような光景に出会うことができました。
やっぱり、どこを撮っても絵になるねぇ。
NY名物の馬車。ドラマ『Sex & The City』でも登場しましたね。
「我ながらナイスタイミング♪」と思ってシャッターを切ったのですが、よく見るとお馬さんのよこにゴミ袋が...。
走っている馬車を見ると、お馬さんのお尻の後ろには"落とし物入れ袋"がついていて、道路が汚れないようにちゃんと配慮されていましたよ。
へぇ~本当に滑りやすいんですねぇ。
設計者の「罠」なのでしょうか???
お馬さんのお尻に袋・・・。
でも確かにお馬さんの落し物はとってもデカくって
香りも強烈なのでよいアイデアですね。
ベルギーのブルージュという街に行ったことがあるのですが
(美術館のような街並みと言われてる)
観光用の馬車がありまして
運転されるお馬さんがボットンボットンなさって
キレイな街並みなのに空気は最悪なのですよ。。。
自分も触ったらピー様パワーでご利益あったかも知れないけど、さすがに出来ませんでした...。
ブルージュ、意外と意識が低いんですね。
パリも犬のフン落ちまくりだから、ヨーロッパって案外そうなのかも。
ま、もともと自然のもんだし...。