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ルーツは韓流、Sandora Oh!

WOWOWで放映中の海外ドラマ「グレイズアナトミー 恋の解剖学」。
シアトルにある総合病院を舞台に、インターン1年目の医学生たちが、研修に恋愛に奮闘する姿を描く、大ヒットドラマ。同じ医療現場をテーマにしている「ER」を超えてしまった、というのだから、相当の人気ぶりですね。
若い研修医たちが、ライバル意識を燃やしたり、助け合ったりしながら、しかも恋愛まで同時進行しちゃう、という展開はいかにも出来すぎで嘘っぽいけど、手術シーンのリアルさは興味深いです。医師が患者にちゃんと説明するところも「へ〜、こんな治療法があるんだ。」とお勉強になっちゃうしで、なかなかうまく作られていると思います。

ルーツは韓流、Sandora Oh!_b0069502_2015196.jpgしかーし、私が今日、このドラマを記事に取り上げているのは、そんなことではなーいっ。
若くてキュートなインターンに混じって、一際目を引く、というか一番先に目がいってしまう強烈な登場人物の存在があります。
彼女の名はクリスティーナ・ヤン。(写真右)
重そうで真っ黒な髪、もう、これでもかっ、っていうぐらい東洋系丸出しの一重瞼。それよりも、何よりも、全体に漂う、ふてくされた雰囲気。米国に出てくる東洋人ってたいがい、アイライン、マスカラべったりで切れ長の目を強調しているもんなのに、劇中の彼女はほとんどノーメイク。
金髪、碧眼の白人の中で、これは異彩を放ってます。


ルーツは韓流、Sandora Oh!_b0069502_20572510.jpg気が強くて、向上心の強いクリスティーナ役のサンドラ・オー。
彼女を見たのはこれで3度目か。最初に見たのは映画「ブルー・イグアナの夜」でストリッパーの役。その次は映画のタイトルや内容は全然覚えてないのですが、映画の主人公の友達だったか兄弟が韓国人と結婚した、という設定で英語の下手な韓国人妻を演じてました。
主役級の女優じゃないんですけど、一度みたら忘れられない顔ですよね。脇役で出てるのに、主役以上の存在感を出してしまう、市原悦子ばりの濃ゆさ。
欧米人のアジア系に対する美的感覚って、日本人のソレとはちょっと違うところはあるんですが、彼女は欧米にとってもアジアン・ビューティーというよりは個性派で勝負していると思います...。

サンドラ・オーは1971年、カナダ生まれ。両親は韓国系カナダ人だから、なんと彼女は今流行りの韓流女優なんですね!ハリウッド女優として、韓国映画に出演したこともあるみたいです。しかし、オーが日本のオバちゃま方にチヤホヤされるのは考えにくいと思います。なんか、いかにも生意気そうで、煙草なんかくゆらして「So What?」なんていいそうだもの。

4歳からバレエを始め、初舞台を踏んだのが10歳。16歳からプロの俳優として、テレビ、ドラマ、CMに出演。「トスカーナの休日」、「サイドウェイ」など映画にも多数出演しています。2003年に映画監督のアレクサンダー・ペインと結婚するも、2005年に離婚。

これは彼女のオフィシャル・サイト
Galleryの中ではこの写真が一番良かったような...(苦笑)。
ルーツは韓流、Sandora Oh!_b0069502_20493265.jpg


WOWOWオンライン グレイズ・アナトミー 恋の解剖学
ABC.com Grey's Anatomy
by marikzio | 2006-03-09 20:18 | Television | Comments(0)

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