RoBRT"Six pieds sous terre"
2005年 11月 20日
先行シングルの"Personne"のPVについては先日、投稿しましたが、ようやく本作を聴くことができました。
前作"Celle qui Tue"(殺す女)では、人気作家のアメリー・ノートンに半分以上の曲の詞をまかせてしまった彼女ですが、今回は"PRIERE POUR ALLER AU PARADIS"1曲だけを除いて、自分で書いています。そして作曲はパートナーのマチュー・サラダン。
相変わらずの病みっぷりで、暗めな曲ばかりなのに、どこか映画音楽のような優雅さがあります。
それも、ホラー・ファンタジーのようなちょっとダークサイドなゴージャスさが。
それもそのはず、ヴァイオリンやハープ、コントラバス、クラリネットなどの管弦楽サウンドを打ち込みで処理した豪華な音環境になっているのです。
もっとも、2作目"Princess de rien"の頃からアコースティックな管弦楽と冷たい感触のテクノロジー・サウンドを融合させたものが彼女の作品の特徴になっていたわけですが、今回は、アコースティックの比率がより高くなっているような気がします。
2006年2月には大舞台、オリンピア劇場でのコンサートが控えているわけだから、それを意識して制作したのかも知れません。
最初、似たような曲ばかりで、あっと言う間に終ってしまうので「?」という感じだったのですが、何度も聴いているうちに好きになってきました。そう言えば"Princess de rien"の時も、最初「なんだ、こりゃ?」と思ったものです。
私は"L'hymne de a la mort"とボーナストラックの”Personne "(Rimix)特にが好きです。
ロベールはリミックス・アルバムを絶対出すべきです。もともとの曲が地味でアングラだから、華やかなリミックス・ヴァージョンが映えて、雰囲気がガラリと変わっちゃうんです。ベスト盤、DVDも出たぐらいだから、ひょっとしたらお次は...?という気もするんですけどね。
"Histoire de loup"(オオカミのお話)ではSacha Bourdoとデュェットしています。このさーしゃ・ぶるどーって一体誰???と思い、ネットで検索してみましたが、どうやらフランスの俳優さんらしいです。1962年生まれと割とおじさん(失礼!)なのですが、CDの歌声は若い男の子のような声だったので、違う人なのかなぁ?
ロベールの公式サイトにも全然紹介されてないんですよね。自分のアルバムに参加してくれた人なんだから、ちゃんと書かんかいっ!
写真は、とある映画雑誌でカバーを飾ったものみたいです。この映画雑誌、というのも何だか謎なんですけど...。
画像元 Site Officiel de la chanteuse RoBERT
シャルロット出演の映画「恋愛睡眠のすすめ」に出ていた
俳優さんが気になって調べていたら、marikzioさんの記事がヒット!
前にも、Mさん&ショーンの件で検索かけたら
marikzioさんの記事にたどり着いたこともありましたが
ほんと、わたしが知りたい情報をいつもずいぶんと前に記事にされていて
重宝させていただいてます♪
では。
Sacha Bourdo で当ブログがヒットしましたか!
しかし、何の予備知識もなかったのに、彼に注目したとは、さすがmonamiさん。私は「あ、ロベールと一緒に歌ってた人だ」と知ってたので、目がいきましたが、それがなかったらほとんど印象に残ってなかったかも...。でも、なかなか味のある俳優さんだと思います。
もっと彼のことを詳しく紹介してくれているページがあるといいんですけどね。
Sacha Bourdo さん、フランスでは有名な方なんでしょうか?
DVDのコメンタリーでも、天下のガエル、シャバ、シャルロットと堂々と
肩を並べてましたし!謎は深まるばかりです♪