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RoBERT "a la cigale"

RoBERT  \"a  la  cigale\"_b0069502_21242048.jpgロベール嬢、初のDVD、”a la cigale -LIVE"が昨日、家に届きました。
ミレーヌ・ファルメールのようにメジャーな人ではなく、何度もレコード会社を変わりながらも地道に音楽活動を続けてきた彼女がようやくDVDを出すようになったのは古くからのファンとしては感無量です。



La cigale劇場はこぢんまりとしていながらも天井桟敷?みたいな席もあって、なかなか高級そうな雰囲気。客席もほとんど埋まっていました。
ステージ全体はこんな感じです。
セットの影になって見えませんが、左側にはヴァイオリンが二人、チェロが一人参加しています。生のヴァイオリンをバックに歌うとは、なんてゴージャス。バロック音楽のような古風な音に打ち込み式のエレクトリックサウンドを絡み合わせたロベールの不思議な音楽にとてもハマっていました。

一番右側にいる髪が伸び放題の人が作曲者であり、彼女の夫でもあるマチュー・サラダン。無精髭まで生やして、ミレーヌの相棒、ローラン・ブトナとそっくりな風貌です。
RoBERT  \"a  la  cigale\"_b0069502_21183042.jpg

しかし、何でこの人は生で歌うとこんな声になるのでしょうか?CDの声はとてもか細く透き通っているのに。
私がこんな調子っぱずれなダミ声で歌ったらいろんな物が飛んできそうです。
そんな声でも聞き入ってしまうのが彼女の凄さでもあります。

クレジットによるとロベールは衣装も自分で担当しているらしい。昔の貴婦人のようなレーシーなスケスケドレス。仮面舞踏会のように目の部分を赤く塗ったメイクなど、どこか日本のゴスロリファッションのよう。彼女ならきっとロリータ少女たちのカリスマになれるでしょう。
幾重にも重ね着しているのをステージが進むにつれて一枚ずつはぎ取って、姫の白い肌が露になっていくのですが、正直、太ったと思いました。(爆)
クラシック・バレエをやっていたという彼女は小柄でほっそりした年齢不詳の女性、というイメージが強かったのですが、DVDの中の彼女はとても豊満な胸でビックリしてしまいました。肌も露な胸元からいつポロリといくかハラハラしたのですが、最前列の人はステージが目と鼻の距離だったから見えたかも知れません。(笑)
でも体の柔らかさは健在です。バレリーナお馴染の大股びらきや片足を高く上げるポーズなど、やはりロベールはダンスより舞踊が似合う。

RoBERT  \"a  la  cigale\"_b0069502_2139346.jpg途中でこんな感じの衣装に衣替え。
なんと拳を振り上げて歌うなど、前半と雰囲気が変わります。
"Les jupes"(スカート)のイントロが始まると、会場が総立ちに。「皆、この歌大好きなのねっ」と笑ってしまいました。
ロベールもスカートをチラッとめくってファンサービス♪

...と、思いきや曲が終わると、この衣装を脱ぎ出して、黒い下着姿に。そして、ステージに用意してあった水を貼った桶?に入っていきなり水浴びをするロベール。
実はデビュー当時から脱ぎっぷりの良かった彼女、前回のコンサートでもシルエットが浮かびあがる衝立の裏で生着替えを披露していたりなど、このお色気コーナーは恒例のようです。
スタイルもお色気もミレーヌの方が勝ってはいるものの、これだけのファンサービスは表彰ものです。


RoBERT  \"a  la  cigale\"_b0069502_228635.jpgところで、顔はちょっとぼやけていますが、後ろでベースを弾いている人、なかなかカッコ良いと思いませんか?
笑顔が何ともキュートで、とってもステチなのです。(はぁと)







プロモーション用写真の撮影風景から。こうして見ると、かなり美形なロベール。
ジェニファー・コネリーに似ているような気がする。
ラックス・スーパーリッチのCMに出たら再び日本でブレイクするかも!?
RoBERT  \"a  la  cigale\"_b0069502_22111047.jpg

秋には新作アルバムが、そして2006年2月にはオランピア劇場でのコンサートが控えている彼女。当分目が離せないです。
しかし、次のライブまでにはもう少し絞って欲しい、と言うのは余計なお世話かな?

公式サイトの扉でライブ映像を少しだけ見ることができます。"Telecharger un extrait exclusif〜"をクリック。
大きな瞳をさらにカッと見開いて異様なスゴ味があります。
Commented by -N- at 2005-06-10 19:39 x
ロベール怖い…(ToT) ほんの1分程のサンプルでも凄いインパクトでした。やめとこっかなー(汗)。この曲歌うの難しいだろうなと思ってましたがちょっと辛そうでしたね。修正しないのはリアルさの追求?
Commented by marikzio at 2005-06-12 19:06
-N-さんたら、そんなに怖がらないでぇ〜。(笑)
ライブ用のアレンジも結構良かったですよ。それよりも、何よりもあんなにふくよかになったのがオドロキでした。
Commented by SHAR at 2006-06-24 21:27 x
ROBERTのCDとDVDを私も、amazon.frで注文して、やっとついたところです。時々、思い出したようにまとめ買いをしています。CDとほぼ同じ楽器編成ですね、曲によって出来不出来があるのは、もともとボーカルにとっては難曲ぞろいかも、と思ったりします。体型のことは…殺す女のジャケ写真のほうが衝撃だったので、なんとなく納得したり。
Commented by marikzio at 2006-06-25 17:28
DVDご覧になったのですね。
確かに、ボーカル的に厳しい曲ばかりですよね。
"Celle qui tue"のジャケ写、体型の方はそんな気にならなかったんですけど...。デビュー当時は小枝のように細かったのにねぇ。彼女、子どもさんがいるみたいですけど。
by marikzio | 2005-06-07 21:19 | French Music | Comments(4)

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