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Le Best Of Helene Segara

Le Best Of Helene Segara_b0069502_1911639.jpg新年の挨拶に続いての投稿テーマはこのmarikzioブログに2回目の登場となるフランスのHelene Segara。
彼女は今までに"Coeur De Verre''(1996)、 "Au Nom D'une Femme''(2000)、"Humaine''(2003)、そしてオリンピア劇場でのライブ盤、"Live A L'olympia''(2001)をリリースしています。今回のベスト盤は未発表の3曲を含む全18曲収録。
私は前にも紹介した"Humaine''しか持っていなかったので、今回のベスト盤"Le Best Of Helene Segara''はエレーヌの過去の曲にもとてもいい物があるということを知る機会となりました。
"Humaine''はオーケストレーションがとても豪華で聴き応えがあるのですが、濃過ぎて何度も繰り返し聴くにはちょっとつらい部分も正直ありました。しかし本作はベスト盤とあってどの曲も粒ぞろいで聴きやすく、全体的によくまとまっていると思います。

特に印象に残ったのは"Vivo Per Lei''。これはBocelli Andreaというテノール歌手?とのデュエットで歌っているのですが、Andreaの美しい声にエレーヌは全然ひけをとりません。とても壮大でドラマチックな楽曲に仕上がっています。これはデビュー・アルバム"Coeur De Verre''から。この他にも"Vivre''(『ノートルダム・ド・パリ』のテーマ。彼女はこのミュージカルに出演していました。)、"Loin Du Froid De Decembre''(映画『アナスタシア』のテーマ)などがあり、彼女にとってこの1stアルバムはとても意義のある作品であったことがうかがえます。他の収録曲にも好きだ、と思えるものがありました。
"Humaine''からは私の好きな"On Ne Dit Pas''、そしてイタリアのスター、ラウラ・パウジー二とデュエットした"On N'Oublie Jamais Rien''も収録。
もちろんブックレットの写真も美しい。私のようなエレーヌ初心者にとって、ツボを得た1枚だと思います。
Commented by もあ at 2005-01-04 14:25 x
遅くなりましたが、今年もよろしく! てぇことで、Andrea Bocelli(アンドレア・ボチェッリ)はテノール歌手でもありポップ・シンガーでもある盲目のシンガーです。初期の2枚は地声とオペラ・ヴォイスを使い分け、ひとりドラマティック・イタリアン・ポップスを演出しました。その後はオペラ・ヴォイス・オンリーになりましたが、クラシック作品(アリア集)やポップス作品をコンスタントにリリースし、日本盤もけっこう出ています。先月リリースされた最新盤ではひさしぶりに地声も使ったポップス作品になってるらしい。

そして「Vivo per lei」ですが、この曲の作者のひとりがまもなくイタリア・フェスティヴァルで来日するGatto Panceriなのよん。ちなみに曲自体のオリジナルはORO(Onde Radio Ovest)というグループのものです。
Commented by marikzio at 2005-01-04 16:48
あーっ!!そう言えばもあさんところの掲示板でも話題に出てましたよね。どっかで聞いたことある名前だと思ったら...。お恥ずかしい。あの曲カバーだったのですね。パンチェーリ、いい曲たくさん作ってるんですね。イタフェス、楽しみです。
申し遅れましたが、おかえりなさい。そして今年もよろしくお願いいたします。
by marikzio | 2005-01-02 19:47 | French Music | Comments(2)

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