Eighth Wonder とPatsy Kensit
先日、「ベストヒットUSA」のリクエストコーナーで、お懐かしのポップグループがフィチャーされてました。
エイスワンダーの"Stay With me"。
b0069502_2011136.jpg

80年代半ば、リードボーカル、パッツィ・ケンジット率いる、英国のロックバンド。シングル、"Stay With me"のビデオクリップがMTVでオンエアされるや否や、「パッツィちゃん、可愛い~」053.gifと、日本中のティーンの間で一大旋風が。
彼女は当時17歳。幼少の頃から子役として映画やテレビに出演し、芸能界で育って来た生粋のセレブレティ。洋楽好き仲間は、皆口を揃えて、「ほんとカワユイ!パッツィちゃんみたいだったらなぁ」と目がハートマークでしたが、ひねくれ者の私は「フン!パッツィちゃん以外のメンバーはみんな鈍くさいし、下らないポップミュージックじゃない!!どうせすぐに消えるに決まってる。こんなのがいいと思うなんて、みんな審美眼がないわねっ」と一人鼻息を荒くしておりました。
そして、私の予測通り(?)、エイスワンダーはほどなくして音楽シーンから消えて、時は流れましたが、久々に彼らのビデオを見て、四半世紀前のものだというのに、全然古くささを感じない、いい意味でのレトロなお洒落感、パッツィ・ケンジットの17歳とは思えない表現力(歌唱力は決してない)に改めて打たれてしまいました。これが一発屋で終わるには勿体ない。
「審美眼がなかったのは、私の方だったんだ」





b0069502_20115117.jpg日本で大反響があった"Stay with me"は本国イギリスではほとんど話題にならなかったようです。
パッツィ・ケンジットは「日本人がイメージする西洋人の女の子」としてドンピシャだったのでしょうね。小柄だけど、スリムでミニスカートが似合う美脚、前髪パッツンでサラサラの金髪ストレート。そりゃあ、私だって、胸はキュンとしましたよ。自分にはないものを彼女は全て体現してましたから。パッツィちゃんの存在が眩し過ぎて複雑だったのかも知れません。
このグループも「どうせパッツィちゃんを売るためだけに結成されたんでしょ」と思ってましたが、彼女の実兄が結成したバンドにボーカルとして迎え入れられたらしいですね。元々、パッツィちゃんはロック少女で有名ミュージシャンの追っかけとかしてたみたいです。
"Stay with me"の熱狂の後、新しいクリップをテレビで見た友人が私に言いました。「昨日、テレビで見たんだけどさー。なんかつまんなーい、って思っちゃったの。これじゃ、パッツィちゃんが可愛いだけで、面白くも何ともないわ」
その発言を受けて、「そら見なさい」と満足の態でうなずく私。ああ、ほんとに私ったら嫌な女...。

しかし、そんなエイスワンダーにも、ついに本国イギリスでバケる日が巡ってきます。
ペット・ショップボーイズのプロデュースによる"モンマルトルの森”(何でこんな邦題がついたのか??)で、チャート入りし、一躍人気グループの座に。



それからは、ダンスミュージック路線でヒットを飛ばすことになりますが、その頃、皮肉にも日本ではかつてのブームは過ぎ去っていました。
そして、パッツィは女優業を優先させたい、という志向が強くなり、グループは事実上の解散。
女優としては映画『リーサルウェポン2 炎の約束』でメル・ギブソンと共演し、ハリウッド進出も果たしております。その後はいまいちパッとしませんでしたが、私自身も、ウッディ・アレンとミア・ファーローの夫婦生活を描いた『女優ミア・ファロー スキャンダラス・ライフ』、そして近親相姦が絡んでくる『エンジェル&インセクト』を観ているので、それなりに頑張っているんだなぁ、と思っておりました。

しかし、というかやはり、というか彼女の人生、波瀾万丈らしく結婚が4回!
そのうちの3回はミュージシャン関係、というのが追っかけ昂じて歌手デビューしちゃった彼女の生き様を物語っております。過去の夫にはシンプル・マインズのジム・カー(!) やオアシスのリアム・ギャラガーがいて、それぞれ一子ずつもうけております。
リアム・ギャラガーの時は泥沼のような結婚生活だったらしく、リアム自身があちこちでその醜態を暴露して歩いたとか歩かないとか。いくらロック界のカリスマだか何だか知らんが、そんな奴をパートナーに選んじゃいかん。

b0069502_20273616.jpg
かつてのキュートさは何処?「割れ鍋に綴じ蓋」的様相のカップル


離婚と再婚。薬物中毒、激太り、整形手術...など、パッツィの周辺は常にゴシップの宝庫。本業より、スキャンダル・タレントとしての地位を確立しつつあるようで、バラエティー・ショーでも人気。いますよね、日本でもこういう存在の方。マブダチはエリザベス・バークレー、ベッカム&ビクトリア夫妻とも親交が深いそうで、ここまで来ると、私、別な意味でパッツィちゃんに興味津々になって来ました。

ここ数年のパッツィ・ケンジット情報をまとめられている方がおりました。
現地在住のようでパッツィちゃんだけでなく、その他の「あの人は今」的な方々のレポートが充実しておりまして、見応えあります。独特な目線と突っ込みがまた絶妙です。

Brits on TV パッツィ・ケンジット (Patsy Kensit)

激動の私生活、加齢、激太りにも負けず、かつての美しさを取り戻し、見事返り咲いたパッツィ。
花嫁姿はドラマシリーズの中の1コマらしいですが、アラフォーとは思えない美しさ。さすがは女優魂です。演技は下手みたいですが...。
b0069502_20283648.jpg

これからも、80'sのミューズとして、現役で輝き続けて欲しい!
b0069502_20271491.jpg

[PR]
by marikzio | 2010-08-31 12:15 | Other Music | Comments(4)
Commented by kiyo at 2010-08-31 19:11 x
懐かしい・・・。
さすが、marikzioさん!!

あまり知らなかったんですが、このグループは日本だけでやたら人気があったんですね~。
「I'M NOT SCARED」大好きです♪

演技が下手で歌も下手。
でも、何か気になる存在。(笑)
パッツィがんばれ~!!
Commented by marikzio at 2010-09-01 16:05
kiyoさん、こんにちは!
そう、懐かしいですよね...。この曲、誰かがコピーしたら、絶対カワユイと思います♪

「I'M NOT SCARED」が好きとは、さすがkiyoさん。
ペットショップ・ボーイズがプロデュースするようになってから、少しは芽が出ましたが、その頃、日本ではかつてのブームが収まってたんですよね。

でも、有名ミュージシャンを旦那にして、サラブレットな子ども生んでるんですから、やっぱりパッツィは凄い!
Commented by Koto at 2010-09-04 20:19 x
marikzioさん、お久です~~

パッツィ・ケンジット、只者ではないですよね@@
私が最初に彼女を知ったのは日本の音楽雑誌。
当時大人気だった「ワム!のアンドリュー・リッジリーの彼女」と紹介されていたのです。それも14,5歳だったのでは・・・
ペットショップボーイズもゲイなんだけど、美しい子も大好きだから、プロデュースしたのでしょう。
今でも魔性の女なのですねぇ…

(今メール書いてます;;、もう少々お待ちを)
Commented by marikzio at 2010-09-06 09:09
Kotoさん、こんにちは♪

>当時大人気だった「ワム!のアンドリュー・リッジリーの彼女」と紹介されていたのです。それも14,5歳だったのでは・・・

それは知らなかったです。
ブレイクする前から、日本で紹介されてたのですね!恐るべし、魔性のパッツィ。

>ペットショップボーイズもゲイなんだけど、美しい子も大好きだから、プロデュースしたのでしょう

ペットショップボーイズって、やっぱりそうなんですか?
彼らはカイリー・ミノーグもプロデュースしてますけど、カイリーはゲイ・アイコンとしての地位を築くことで、復活しましたよね。パッツィも、ゲイをターゲットにすれば、今も売れてたかも知れないのに...。
でも、彼女の本命って、アーチストではなく、あくまでもアーチストの彼女or奥さんなんだから、これで良いいのだ。

余談になりますが、モリッシーもたぶんゲイですけど、彼はパッツィみたいな子、大嫌いでせうね...。
<< RoBERT "An... 斜陽期のFrankie goe... >>


marikzio=mahのブログにようこそ。私の好きな音楽や映画を紹介しています。
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
ブログパーツ
最新のコメント
通りすがりです。 ペイ..
by 通りすがり at 23:57
https://www...
by Two-Tribes at 01:02
https://www...
by Two-Tribes at 23:51
シリーズ恋物語 「エロス..
by りゅう at 16:21
就小说艺术的角度而言,这..
by 安全套 at 01:47
I like the h..
by Cheap Snapbacks at 07:20
Hi there ver..
by Louis Vuit at 13:44
It¡¦s in poi..
by Pandora Charms at 17:50
millefeuille..
by marikzio at 14:01
あけましておめでとうござ..
by millefeuille at 20:50
☆Link☆
タグ
以前の記事
検索
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧